大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

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《マリーンズ》マリーンズファン目線からの落合ドラゴンズ

ワタシはマリーンズがCS勝ち抜けた時に『落合ドラゴンズと日本シリーズがしたい』と書きました。

なぜ?と言うのも、ロッテファン暦40年弱のワタシの中で、過去ロッテに在籍し、自身に記憶のある【レジェンド監督・選手】として

監督  稲尾 和久

投手  村田 兆治

野手  落合 博満

の3人は別格な存在であります。

ちなみに今回優勝を成し遂げた西村徳文は、今現在ではまだ【次点】

この評価は選手現役終えた時から変わってません。

現役時代から現在に至っても、落合博満という方はあまり周りから好まれる方ではないですが、ワタシにとっては存在がレジェンドです。

ですので、好き嫌いよりも『尊敬』しております。

その特別な存在の落合が監督をしてるドラゴンズでしたから、ドラゴンズと対戦して日本一を掴んでほしかったですし、その想いが達成されました。

マリーンズファン目線で観た日本シリーズでのドラゴンズ。

やっぱり落合監督が長期政権でしっかりとしたブレない方針で築き上げたチームの怖さは非常に感じました。

一番印象的だったことは外野手陣。どの選手が出てきてもシッカリと外野守備が出来る選手ばかりってこと。

ワタシの目からはどの選手も『旨いなぁ』って感じでした。

二つ目は、守備に難アリという噂を文字や耳で知っていたブランコ選手が、そないに噂通りではなかったこと。

そしてあーゆー風貌の選手のイメージって『凡打なら走らない』って固定概念がありましたが、ブランコ選手は違いました。

凡打してもシッカリと走る姿には選手個人の真面目さとチーム方針を観た気がします。

アトは投手陣。吉見投手の不調は少々驚きでしたが、チェン投手や浅尾投手は噂通りの投手でした。

他に印象が強かったのはネルソン投手。角度のあるボールをキッチリとコースに投げるのは驚きでした。

全体的に見ても『どの選手起用しても穴がない』って印象。

選手・選手の能力ってモンを総合すると、遥かにドラゴンズの方が上だったと思います。

マリーンズの勝因って部分で考察すると、【2番井端】を固定しなかったことはワタシ目線では有り難かったです。

井端選手は不調だったみたいで20打席ノーヒットとかでスタメン外れた試合もあったと思います。

7戦目の大島選手ですが、今季のOP戦から『いい選手やなぁ』とは思っており、4戦目は見事に試合を決めるタイムリーを放ったりで【持ってる】モノは強く感じました。

が、クリーンアップに繋ぐにおいての【いやらしさ】って部分では、井端選手は最終的には凡打であっても、ランナー2塁の場面では『なにがなんでもライト方向』のバッティングスタイルには物凄い【いやらしさ】があったので、数試合2番を別の選手を起用してくれたコトは大きかったと判断しております。

最終的な差になったのは、【和】の強さだったと思います。

ドラゴンズの選手はプレーのひとつひとつを取っても旨いし、ケースバイケースの『最低限すること』は非常に徹底されたチーム。

でもマリーンズにあってドラゴンズに無かったのは【和】だったとワタシは思います。

なんてんでしょうね?イメージ的に書くと

『ミッションとして試合を運ぶドラゴンズ』と『使命感で試合を繋ぐマリーンズ』って感じでしょうか?

でも、ドラゴンズ全員がそうだったか?って言えばそうでは無かったです。

それは和田一浩(ベンちゃん)の存在。

ベンちゃん程『ドラゴンズを愛する姿勢』がオモテに出てくる生え抜き選手ないし若手が居れば、もっと違う展開になってたと思います。

ベンちゃんのタイムリー談話でよく耳にした『好きで選んだドラゴンズ』って言葉。

この想いがチームを纏める原動力になってたら、マリーンズはカンタンにやられてたと思います。

こーゆーニンゲンの感性に訴えるチカラって面は落合さんには足りなかったかな?

いやマリーンズが特別過ぎたのだと思います。

ドラゴンズと対戦出来たことで、マリーンズも一杯勉強出来たと思います。

特にレギュラーに届かない選手達には。

ほぼ同じ境遇のドラゴンズの選手って抜け目なかったと思います。

今回のシリーズはマリーンズの選手も頑張りはしましたが、1チャンスに賭ける選手って意味では、根元も神戸も細谷も、もう若手とは言えない青野もドラゴンズの若手に比べれば足りないとこだらけだったとワタシは思います。

しいて次点って意味では塀内。

日本シリーズに入り守備固めで無難に守備をこなし、7戦目では得点には繋がりませんでしたが、浅尾投手からHIT打ったコトは評価したいと思います。

ワタシ的な感覚で書き下っているので、ドラゴンズファンの方からすれば面白くないことや、事実誤認あるかも知れませんが、そこは『マリーンズしか見てないヤツ』ってことでお許し頂けたらと考えてます。

ワタシにとっての【レジェンド】である【落合博満率いる中日ドラゴンズ】に勝って掴んだ日本一。

05年の日本一達成後は『どっちかって言うとCSでホークスに勝った時の方がインパクト強かったなぁ』って感じでした。

ですので、CS勝ち抜けた時は感涙しましたが、日本一達成の時はそれはなかったです。

でも、今回はCS勝ち抜けた時も、日本一になった瞬間も同じ様に感涙出来ました。

落合博満という大きなヤマを越えたことからの達成感。

いまだ興奮冷めやらずです。

返信です

がたから さん

こちらこそ始めまして。コメント有難う御座います。

この日本シリーズってか、特に6・7戦は心臓に悪い試合でした(苦笑)

外野手の件ですが、マリーンズはここに着手するのがかなり遅かったので、若く、すぐに起用出来る選手の多いドラゴンズ外野手陣はワタシにとって魅力一杯ですね。

吉見投手のピッチングはスポーツニュースでチラ見する程度でしたが、その中でもキレの良いボールを投げてる印象が強いです。

確かに調子は思わしくなかった様ですが、その中でも纏める技術は【エース級】だったとワタシは判断してます。

方針のブレないドラゴンズは存在からして強い。

そんなチームにマリーンズもなってほしいと願っています。

moonwalk さん

タイトル・・・スンマセンでした(苦笑)

オリオンズの稲尾政権はワタシが中1~中3の3年間だったと思います。

その前2年が散々な成績、且つ大エース村田兆治は長期離脱&トレード騒動で、09年とは違う意味での暗黒期だったと記憶してます。

その暗黒期の中、孤軍奮闘したのは落合博満

その後も孤軍奮闘は続きましたよね?

ほとんど四球で5番勝負ってな感じだった記憶です。

兆治さんは『サンデー○○』の元祖『サンデー兆治

復活から11連勝でしたっけ?全て日曜日で。

あのマサカリ投法もカッコ良かったし、なんでも全て【ノーサイン】で投げてたとか?

そんなこと出来ることがレジェンドでした。

稲尾監督は、確か2位・2位・4位の3年間だったと思いますが、何か凄く印象に残る監督でした。

まぁ2位と云えど、常勝ライオンズに15ゲーム離されての2位ですが・・・。

改めて思い返していますが、今すぐパッと出てくるのはこの位ではありますが、ワタシにとって強烈なインパクトのあった時代。

周りは色々言いはしますが、ワタシにとっては特別な存在の落合博満が率いるドラゴンズに勝てたことが非常に嬉しい。

しかし、今回は『落合にないモノ』を多分に持ったマリーンズ。

技術・実戦度は遥かに相手が上でしたが、【目に見えないモノ】が凄く優位に働いたシリーズだったと思います。

ただこの【目に見えないモノ】はそうも継続するモノではないとワタシは考えています。

来季はもっと磨くこと磨いていかないといけないでしょうね。

どらどらくん さん

落合さんの言動を『額面通り』に解釈してしまうと、おそらく批判・非難の的になるからアンチが増えるのでしょうね?

その『コトバの裏』を考えると、凄く奥の深い人だと思いますよ。

ワタシの考える監督像ってのは、落合さんみたいなベンチにドッシリと座り『次の展開』って監督の方が監督らしいと思います。

監督はパフォーマーであってはいけないと思います。

そんな意味でも良い監督だとワタシは考えています。

アンチは色々と言ったり書いたりするんでしょうが、ワタシは個性として解釈したいです。