大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

NPBはMarines、JリーグはCerezoを応援する、おっさんのブログ。娯楽もちょこちょこ書いてみます

《マリーンズ》西村監督、辞任・退任・解任

前回のエントリーにて触れておりましたタイトルの件が本日の試合終了後に正式に発表され、球団HPでも伝えられました。

西村監督辞任・談話

 ◇結果が全て

 ロッテ・西村徳文監督 結果が全ての世界。2年続けてBクラスになり、誰かが責任を取らないといけない。(監督を)もう一度、やれるものならやって、日本一を勝ち取りたいとの思いはある。

 ◇体制一新が良い

 ロッテ・中村家国球団社長 西村監督から責任を痛感しているとの話があった。(辞意を受け)監督交代で体制を一新して新しいシーズンに臨むことが良いとの結論に達した。

【10/8時事ドットコムより】

西村監督の談話通り、2年続きでBクラス、且つワタシが再三指摘していた『2年続きでほぼ同時期での失速』となれば、この結果は必然かと判断します。

西村監督はプロ入りから今までずっと『ロッテ一筋』の叩き上げの人。

この3年の総括を一言でするならば【ロッテ一筋だったことが全て】だったと思います。

初年度はあの前任者・フロント・ファンをも巻き込んだゴタゴタの直後としては『このヒトしかいない』って人選であり、このヒトの起用は【正解】だったと思います。

そして、やっとグランドに集中出来る環境での『史上最大の下剋上』の完成はホントに感動しました。

しかし・・・2年目・3年目については・・・【ロッテ一筋】が完全に裏目に出たかな?と。

初年度も確かにその様な兆候があった夏場。初年度は勝負ドコの9月に内という【救世主】の大活躍でその場を凌げましたが、2・3年目はそんな選手も出ず、完全に墜落してしまいました。

これは初年度の9月位に指摘したことなんですが、『勝ってないチームの主力選手』だったことが勝負ドコの見極めや選手起用に出たのではないかとワタシは考えてます。

荻野貴司が離脱したセンターに岡田、西岡の抜けたショートは時間が掛かりましたが根元を固定することは出来ましたが【穴が開かないと手立てが打てない】のが西村采配。

またベテランに偏重した起用についても。

特にマリーンズ加入以来ずっとシーズン途中で失速する井口の起用だったり、里崎の後継者を決めきれなかったトコロなんかはまさしく【弱いチームのベテラン偏重起用】の最たるものだったと思ってます。

投手陣については、前政権時からの酷使の連続を現政権でも引き継ぎ、とうとう今季は登板もままならなかった伊藤であったり、今季においては大谷の不確かな起用。そして最たる【ムダ遣い】は益田。

このチーム状態。マリーンズ以上にシーズン通じて良く無かったバファローズあっての5位って中で、益田のルーキー最多登板にこだわるムダっぷり。

CS圏内で順位を争うチームでの達成ならまだしも、この酷使は『勝負ドコロ』の見極めが出来なかった采配の失態から生まれたものであり、益田には悪いですが、この状態での最多登板なんてワタシは価値はないと思ってます。

この辺りにも【現役時代、勝てて無かったチームの主力】っぷりが出てると思ってます。

要は順位は2の次で、シーズン終盤はタイトルオンリーで野球すればOKってのが抜けきれないというか『勝負ドコ』をする必要なく過ごした現役時代が今なのだと思ってます。

そうは言っても・・・西村さんには『ごくろうさまでした』と。

また『次』があるのなら・・・

それまでに今回の経験の中からネット裏でもっと【指導者・監督者】としての勉強をして頂きたい。

選手起用だけではなく、コーチ陣との協調性や明確に方針を示すこととか。

時代は変わってます。一昔前の様な、ただ『監督は絶対』でまかり通る時代ではないってコト。

来季はどこでどんなコトをされるのか?

解説されるのなら、マリーンズTVではなく、幅広いチームの解説が出来る職場があれば良いなぁ~と考えてます。

昨日の13人にもおよぶ戦力外通告。そして実質的な監督解任。

千葉ロッテマリーンズの根底にある『負け犬根性』の払拭のキッカケになってくれるか?

ワタシはそうなるキッカケであってほしと願う。

次期監督候補にもある人の名前が挙がってますが、監督一人でどうなるモンでもない。そこをシッカリとフロントは認識した上での組閣を期待します。

ロッテ一筋のコーチ陣の解任も必要と判断します。

そして戦力外についても、ワタシ的には投手でまだ2・3人候補がいると思ってる。そこも整理して、投手と野手のバランスを取らんとアカンと思ってます。

また片っぱしから投手ばっかり獲ってくるよーなら先がしれてる。

そんなコトにならないことを強く望んでいます。

【10/10返信です】

うめきち さん

まいどです。今季もご苦労様でした。

やっぱ?と言ってはなんですが、最後の節目でも勝てなかった。

これも西村マリーンズの【持ったもの】なんでしょうね。

成瀬については・・・来季もその座が安泰ではダメでしょうね。

さっき立てたエントリーで書いたのですが、マリーンズにとって今日からがまた新たなスタートだと考えてます。

チームのスタートと同時に、ファンも新たなスタートを切らないといけないでしょうね?

うめきちさんがコメントされていること『満員のスタンド』ってトコ。

マリーンズファンの統制のとれた応援がスタンドを埋めているのも事実。

ボビー政権終盤にアノ様な事態が起こりはしましたが、あのグループが変な威厳を醸しながらスタンド埋めたのも事実。

そのグループが解散し、また楽しいスタンドが復活したのは喜ばしいことだと思います。が、ワタシ的にはもう【七夕の悲劇】付近から出だした

『勝っても負けても頑張れ×2、どんまい×2』がマリーンズファンたるもの

みたいな雰囲気からは脱皮しないといけないと感じています。

グランドだけでなく、フロントにも厳しい目を向けることも必要。

フロントがイチバン痛いのは、スタンドにファンが集まらないこと。

野村克也さんは言ってます。『タイガースのアカンとこは、勝っても負けてもスタンドがイッパイになる。これではフロントもコトの問題に気付かない。弱くて不満なら球場にいかなきゃいいんですよ』と。

これもひとつの方法ですが、他にも、誰にも迷惑かけずに出来るコトはあると思います。

少なからず、今季の戦いにシーズン途中でワタシは冷めてしまいました。

こんなシーズンは正直初めてです。

だからと言って『もう応援しない』はないです。中にはそういうヒトもいるでしょう。でもそれをダレも否定は出来ない。

なぜなら、昨年のコトも合い重なりそれほど醜いシーズンだったってこと。

来季に向けてですが、中途半端な【転換】にならないことを切に願っております。