バファローズ3連戦に3タテし、ワタシ的にあまりイメージの良くないヤフオクドームでのホークスとのカードの3タテ。
例年のマリーンズの【第一関門】とワタシが勝手に位置づけるGWですが4月27日からの9試合を7勝2敗で終えたのは『出来過ぎ』です。
4日からのヤフオク3連戦は、成瀬の試合は全部、大嶺・阿部の試合は試合開始から1時間程度しか観戦できませんでしたが、3試合通じての雑感を少々。
成瀬の完投した試合ですが、6回にペーニャ選手の打球を膝に受けながら完投した成瀬。かなりイヤな雰囲気ありましたが、降板せず最後までマウンドに立ち勝った試合が大きかったですね。
失点は内川選手に浴びたソロHRの1点のみ。
打たれた瞬間は『またかぁ』と思いましたが、打たれた瞬間はイヤな顔してましたが、その後はそんなそぶりも無く投げたことを評価したいです。
それと、膝に打球を受け、決して万全ではなかったと思いますが、最後までマウンドに立ったこと。それと立たせた伊東采配。
どっちも良かったですね。
最近の訓令なら【役割分担】で『イニングアタマ』からパッパ×2とピッチャー交代するのがトレンドですが、伊東采配は【先発はイケるトコまで投げさせる】って感じかな?
分業も確かに大事ですが、週イチしか投げない先発をカンタンにマウンドから降ろさないのは良いと思ってます。
こーゆー積み重ねが投手を育て、【エース】を育てる。
ワタシはまだ成瀬を【エース】とは呼びませんが、今シーズンが終わる頃、来シーズンには【エース】と呼べるよーになってほしいと思います。
この3連戦中、アル意味、一番【収穫】だったのは2戦目。大嶺に勝ちがついたコノ試合だったんじゃないか?と考えてます。
前回登板では、残念ながら自身が残したランナーが失点となり負けが付いてしまいましたが、内容は良かったとのコト。
ここ最近『試合は作った』ってコトバを良く聞きはしますが、いくら試合を作っても【勝ってナンボ】やとワタシは考えるので、『試合は作った』で評価するのは3試合目まで。
そんな意味でも、大嶺自身2度目の登板・先発で【勝ち】がついたのは非常に喜ばしく思ってます。
4回ウラの牽制でアウト取れたが大きかったですかね?
WBCで色々と物議醸したプレー当事者の内川選手。
あのアウトのなり方を見てると・・・ランナーで居る際にアタマの中で整理しておくべきことを整理するのが上手じゃない選手なのかも???
とにかく大嶺にとっては、あのプレーは大きかったと思います。
ピッチングについても、昨年?いや一昨年前までかな?とはスタイルが変わりましたね。
以前って、なんか知りませんが、やたらめったらチェンジアップを投げようとして、かなり逃げ回るよーなピッチングに終始し、スピードにパワーを備えたストレートが『宝の持ち腐れ』だったですが、勝負ドコのボールをスプリット(昔でいうSFF)にしたことで、フォームに力強さが戻って来ましたね。
それとリンクしてか、ストレートの頻度も多くなり、ストレートも勝負球で使えるボールになったのが大きいと思います。
ヒーインで言ってた『ピッチャーは打たれるモノ』って発想が良い方向へ導いたのでしょうか?
来週からは交流戦にも入りますし、大嶺って確か打撃も良かったと記憶しますので、ピッチングは勿論のこと、ビジター戦での登板があれば、打撃にも期待したいと思います。
まずは、次の試合でも、この試合同様のナイスピッチに期待です。
3戦目の阿部にも嬉しい初勝利がつきました。
昨年も何度か先発があり『試合は作った』が勝てなかった。
でも、今回は『勝てた』ことが良かった。
ワタシが『試合を作った』の賞味期限が3試合までというのも、阿部自身、昨年もソコソコのピッチングはしたが、結局【期間限定】で終わってしまった。やっぱ『勝ててない』ことが理由かな?と。
コノ試合のピッチング的には、まだちょっと『弱い』かな?と。
コーナーの出し入れとか、もっと低めにボールを集中させるとか、課題は沢山ありますね。
評価したいのは、試合序盤、あんれだけ間の宜しくない森福投手のリズムにお付き合いした打線に対し、自身のリズムを乱すことなく乗り切ったこと。
早くからベンチ出て長い時間キャッチボールする展開で、リズム崩さなかったのは評価したいです。
初回のピンチで、ホークス打線が打ち損じてくれたのが大きかったかな?
でも、ピンチ乗り切って7回のマウンドに上がるまで投げたのは収穫。
来週から交流戦に入るので、先発は5枚で足りますが、そーなると、次の登板はどうなるのかな?
今週はライオンズと2試合やって、イーグルスと3試合。ちょっとローテに余裕がある編成です。
唐川がまだパッとしないので、唐川の先発を1回飛ばしてってのもアリかな?とか考えたりもしてます。
LIVE観戦出来てないので、評価は結果だけになりますが、先発が残したランナー抱えながら登板の服部・中郷もようやってますね。
特に服部。かつての大・社ドラフト1位も『そろそろ』な雰囲気プンプンでしたが、今季はやっと入団前の評価に近づいたピッチングが出来てるみたいですね。
今後もこのピッチングに期待したいです。
この3連戦は完全に投手がリズムを作った3連戦だったですね。
打線の方ですが、しぶとく得点を重ねますが、BIGイニングに出来るお膳立てはするが、アト1本ってか、ランナーを2人還すことは出来ませんでしたね。
打線も下位打線が固って、1・2番は根元・角中で固定されたのはヨシ。
特に2番に角中が入ったことで、下位で作ったチャンスを1・2番で何とかするカタチで出来てきました。
問題はクリーンアップ。井口が確定なダケでアトはスッゴイ流動的。
ワタシですが、来週からの交流戦に向けた構想を、このGW中の試合では考えること多かったのですが、井口のファーストorDHは確定やと思ってます。井口セカンドで根元ないし大地をスタメンから外すことは、今のチーム構成では出来ません。
ホワイトセルは手首を傷めたとのコトで登録抹消になりましたが、このGW中の打席見てる限りでは、手首どうこうなくっても降格な打席でしたし、サブローも・・・ゼンゼンでしたね。『レフトで』って選択肢ですが・・・現地観戦した3日の試合前の守備練習で2回もバウンドしたボールが頭上を通過するプレーをしてたんですよね。それも練習で。
アレ観てると『サブローの守備も相当アブないなぁ』って感じですし。
ワタシ的には交流戦、ビジター試合の先発オーダーを組むのがシンドイなぁ~って考えてます。
GW終わりで貯金6は上々です。
問題は明日からのライオンズ戦。かなりチーム状態が良さそうです。
状態の良いチームとの対戦で、どれだけのことが出来るのか?
今週はソコに注目したいです。
【5/8 返信です】
うめきち さん
まいどです。
GWカードを大成功に収めたマリーンズですが、仰る通り選手層の薄いのは事実ですね。
その中でやっと大嶺がメドつきつつあるのは嬉しいです。
特に今季のパ・リーグは戦力差が無いに等しいので、怪我人が発生した際のバックアップがどれだけ出来るのか?でカンタンに順位が入れ替わりそうですね。
その為にも補強は必要ですね。
特に内野手。現状の1軍で一人怪我人発生して、登録抹消にでもなったら、2軍の内野ってオーダー組めないんじゃないかって?
そう考えると、すでに補強面では立ち遅れてます。
フロントは『今でOK』とは考えてほしくはないですよねぇ。