NPBは現在オールスターブレイク中。
昨日のオールスターはちこっとだけ眺めましたが、ファイターズ大谷くん一色だったイメージ。
1-1ドローでMVPはジャイアンツ澤村投手。『えぇ~っ』って声がスタンドから漏れてたのが最大の見所やったかな?
まぁ、こーゆー試合でMVP選ぶのは難しいでしょうね。
ってコトで、このお休みを利用して?といってはナンですが、今季はまともに観戦してないにも関わらず、あ・え・て、マリーンズの前半戦をゆるぅ~く振り返ってみます。
44勝36敗2分 貯金8
【投手陣】
○ 開幕直後からGWまでのローテ
成瀬⇒俊介⇒ゴンザレス⇒藤岡⇒唐川⇒
(大谷)⇒俊介⇒西野⇒吉見⇒藤岡⇒唐川⇒
成瀬⇒俊介⇒ゴンザレス⇒西野⇒藤岡⇒唐川
成瀬⇒俊介⇒吉見⇒西野⇒藤岡⇒唐川
成瀬⇒大嶺⇒吉見⇒西野⇒藤岡⇒唐川
成瀬⇒大嶺⇒阿部⇒西野⇒藤岡⇒唐川
●交流戦明けからASブレイクまでのローテ
成瀬⇒西野⇒藤岡⇒唐川⇒古谷⇒グライシンガー
成瀬⇒西野⇒大嶺⇒唐川⇒古谷⇒グライシンガー
西野⇒大嶺⇒唐川⇒古谷⇒グライシンガー
西野⇒藤岡⇒ゴンザレス⇒唐川⇒古谷
開幕直前にグライシンガーがアウト。ゴンザレスがダメ×2。
6連戦続きの日程で6番目?に吉見を出さないといけない苦しいローテーション。
開幕戦で成瀬がまさかの負傷降板⇒登録抹消。
なんやかんや言いながらも、ずっとローテを守り続けた成瀬の抹消はかなりの想定外。
ワタシ的にはですね、今季のローテにずっと俊介が入る様だと今季も相当苦しいシーズンになると予想しておりました。
そん中でチャンスをモノにした西野の出現は他の同世代投手にも良い刺激になりましたね。
初先発のチャンスは、ラッキーなカタチでチームが先制し、西野自身のピッチングもまずまず。
しかし・・・3回雨天ノーゲームに。
ワタシ、こん時は『せっかくやのに・・・。西野も【ロッテな】選手のひとりなのか・・・』
と思いましたがっ、翌日にスライド先発し見事なピッチングで勝利。
野戦病院ローテに非常に明るい光を射し込みました。
西野が計算できるよーになり、ウラローテに西野⇒藤岡⇒唐川ってカタチができたのが、徐々に良いリズムを作ったと判断してます。
で、オモテローテですが、成瀬が復帰したはイイものの、2・3番手が・・・。俊介が2番手には居たものの、やっぱピリッとせず、3番手は完全に谷間。
そしてGW前に2番手の俊介も故障発生で登録抹消。
この穴を大嶺が期間限定になりはしましたが、最初の方はナイスピッチ連続し穴は埋めてくれたと思います。
その他にもGW連戦中の『6番目』が欲しいところで阿部が登場し勝利を上げたりと、開幕直前予想のローテが早々に崩れ、『早くも先発ローテ崩壊』のピンチを防ぐことができましたね。
GW中にローテのカタチが出来たことで、交流戦はスムーズに入れたと思ってます。
案の上?交流戦終盤に失速はしましたが、入り方が良かったのでキズは浅かったかな?と判断してます。
ここ1ヶ月ですが、成瀬が不振の為、登録抹消に・・・。
今までの監督なら出来なかったであろうことを伊東監督は断行。
これってすっごい重要なコトやと思います。
チームとしては非常にイタい中、やっとこグライシンガーが合流し、ファームで先発の適正を磨いていた古谷がいきなり『あと一人・・・』でノーヒットノーランの快投を見せ、そのままローテ入りしてくれました。
古谷のあわやの試合は現地観戦してましたが、物凄く興奮した試合でした。
成瀬が居ない、大嶺が失速、藤岡も不安定な中、グライシンガー・古谷がローテに入ってくれてるのは喜ばしいですね。
ワタシの最大のツボは唐川。
毎年の様に、この時期には戦線離脱していた唐川が、開幕以後この時期になってもローテで投げてるのが地味ながら収穫なんやないかと?
内容はハッキリ言ってよろしくない。ですが、今までのコトを考えると【収穫】やと思いたいです。
めまぐるしく入れ替わっているのは、先発だけでは無く、中継ぎ陣も同じ。
開幕後は中郷がよう頑張ってましたね。
ようは頑張ってはいるが、注文つけるとすれば、前の投手が残したランナーは生還させてたイメージが強いですね。
更にステップするには、もう一踏ん張りが欲しかったトコに、彼も『また怪我?』で登録抹消。相当残念ですね・・・。
序盤は中郷⇒松永⇒益田のカタチで乗り切ってましたが、中郷が抹消、松永もさすがにルーキー。かなり思わしく無くなってきたトコロでカルロス・ロサがバタバタしながらも使えるメドが立ったのはここに来て大きいかな?と。
松永については、やっぱ社会人最後のシーズンのチーム謹慎が影響してるのかな?
それとメンタル。この投手は大きいこと言いますが、意外に『気が小さい』様にワタシには思えます。
もうちょっと、良い時も悪い時も【自分と向き合う】ことが出来なければ今後もシンドイよーな気がしております。
そして最後を任せる益田。
この1ヶ月弱?はリリーフ失敗が目立ちますね。
たまにしか見ないですが、低めのボールがオジギしてるのが気掛かり。
ブレイク前3試合は結果良かったですが、得点差・相手打線の巡りも下位と、ラッキーな面があったと判断しています。
こっからが正念場ですね。
今後の期待としては、成瀬がどのタイミングで1軍昇格となるのか?
昇格し『イケる』と監督が判断できれば、藤岡も一回落として、小谷コーチに預けてはどうかな?と。
ファームではありますが、とうとう『怪我のデパート 内竜也』が登板してましたね。WEB動画でピッチングを見ましたが、まだもうちょい時間が掛かるかな?と。
でも8月アタマ位で合流できる状態になれば、中継ぎ・抑えに厚みが出るかな?と。しかし、内がシーズン最後まで『怪我せずに投げれる』ことが前提条件。
これからの苦しい季節。投手はいくら居ても邪魔にはなりません。
今度は野手陣ですが、最大の成功は
『井口をファーストにコンバートできた』のが最大の成功だと確信してます。
井口がセカンドにこだわることで、根元をショートにせざろうえなかったことは投手陣にとって相当な負担だったと思います。
それが、井口が恐らく納得した上でファーストにコンバートできたことで、根元が元々のセカンドに収まり、ショートに大地を据えれるよーになったことで、打撃・守備において、相当なプラスだったと思います。
元々『4番不在』でスタートした今季。候補は次々に脱落し【守備(ポジション)】から組み上げる中で4番となったと思われる今江。
これが前任者?のサブロー抜擢みたいな感じで、結構イイ感じになりましたね。
【4番】という迫力なないまでも、打順の流れとして違和感なしです。
そして7月になり大砲ブラゼルが加入。ブラゼル加入により復調、いや復活の兆しが見える大松にとってもイイ刺激になって来たんじゃないかと思ってます。
ファースト・DHが飽和状態になりつつありますが、前半最終戦の様に井口が欠場してもそれを補える厚みが出来たんじゃないかと?考えております。
豪快な3本のHRを放ったブラゼル。後半戦の活躍に期待。
この3本はいずれもランナーナシのソロHRでしたが、今度はチャンスの場面で相手ダメージ大のHRを期待します。
マリーンズの中で一番安定しているのが外野手陣。
その中でも荻野貴司の戦列復帰で更に厚みを増しました。
またプロ初打席初球をHRしたルーキー加藤も良い刺激材料ですね。
ファームの試合でもイイ感じでしたし、デビューのインパクトも大きかったです。
今回の昇格では、ちょっと疲れてるのか?バットの振りが鈍くなってる印象を受けはしましたが、ファーム球宴でまた?HRでMVP獲得。
【目立つ】活躍の出来る選手なのでしょうか?俗に言う『もってる』選手であると信じ、後半戦の飛躍を期待してます。
清田の2軍落ちなんかは、選手層の厚みがあってこその降格。
選手層が薄ければ、例の落球事件も『どんまい×2』で済ましてしまいそうですが、層が厚いので厳しい対応が出来る。
外野手の拡充はフロント編成の方針。この方針は的中してますね。
監督が現役時代名捕手であったこともあり注目された『ポスト里崎』が叫ばれる捕手陣。
ここ数年の里崎の故障・離脱の繰り返しを考えると、着手が遅れてたとも判断出来ますね。
開幕直後はトレード加入の川本と江村のほぼ併用でスタートし、途中からは江村がレギュラー状態ではありましたが、やっぱりまだ課題の方が多くファーム落ち。
現在は川本と金澤の併用って感じですかね?
今季里崎は戦列復帰出来るのかな?なんかこのまま引退してしまうんじゃないかな?とも考えてます。
捕手って難しいポジションであり、言っても里崎がほぼ10年近く守り続けたってコトもあり、そうカンタンに後釜が決まるワケないですよね?
今のトコロは???そうですね?川本・金澤のどっちかが『正捕手』になるには、物凄く大きな【キッカケ】がないと厳しいでしょうね?
厳しいですが、川本も金澤も【2・3番手捕手】から抜け出せるモノが見当たらない。
ワタシとしては、今季については江村がもう一度昇格しマスクを被ってほしいですね。
そんで来季は???田村との競争を期待。
田村の昇格は恐らくASブレイク前の期間限定だと推測。
その中で1軍マスクを経験したことはゼッタイに来季以降に繋がると思う。
またこのタイミングで1軍からお呼びのかからなかった小池が今後、1軍マスク争いに割り込んで来ることがあるのか?
なんかごちゃごちゃになってしまいましたが、後半戦に向け一番ハッキリしないってか?どうするかが解らないのが捕手ですね。
ゆるぅ~くと思いながらも、結構長くなりましたね。
目先については後半戦の入り方。
ライオンズ⇒イーグルスと続くビジター5連戦。
ここの入り方次第で上がるか?下がるか?決まるよーな気がしてます。
色々書きましたが、後半戦もどんなコトが起こるのか?
乞うご期待!!!
【7/22返信です】
【7/23返信です】
チュウタ さん
オールスターですが、見所がなくなりましたね・・・。
今年はある意味、二刀流の大谷君がいるので『まだぁ』って感じでしょうか?
ジャイアンツ戦の全国ネットの地上波中継がほとんど無くなり、交流戦が始まったりで【セvsパ】の構図が薄れてるとワタシは感じてます。
今季は皆目試合観戦してないニンゲンが書いた考察なので、厳しいツッコミを予想してた中、お褒めのコトバを頂き有難うございます。
ホッとしました。
福浦の立ち位置ですねぇ~。ぶっちゃけご指摘受けて『そうやった』って(苦笑)
その位、存在感が薄れているのでしょうね?
功労者であるコトには間違いないですが・・・
伊東監督は『代打の切り札』と考えているのかな?
そう言えば、終盤にそんな展開がない試合が続いているのかも???
ブラゼル獲得で、そのまま帰国と思われていた?ホワイトセルが帰って来たので、【福浦枠】はホワイトセルとの競争(兼ね合い?)になるのかな?
ワタシとしては内野ユーティリティーの高濱を置く方が【将来のため】になるんじゃないかな?と考えております。
うめきち さん
まいどです。改めて自分で書いたエントリーを読み直して、『今季は皆目観戦してないのに、こないなことよう書けたな』なんて(苦笑)
今季のHIT商品は確かに伊東監督ですね。それと2軍の小谷投手コーチも。
伊東監督招聘は大賛成でしたが、懸念事項として、コーチ陣が寄せ集めになったことが『どうかな?』と心配しましたが、今のトコロは順調って感じかな?
前政権時の西村vs西本みたいな雰囲気はナイかな?
伊東監督の功績は【競争原理】を持ち込んだこと。
西村前監督との比較になりますが、西村さんは【弱小】で育ったこともあり、不必要なまでに『ベテランのプライド』を尊重した采配は、まさに【弱者のメンタリティー】だったと思います。
セカンド・サード・ショートは根本的に数が足りていないので『競争原理』が働いていませんが、井口のファーストコンバートを遂行しことは、チーム全体にとっても『今までと違う』という【意識付け】が出来たのではないでしょうか?
これからが勝負。2年続きの大失速を見ているので、ゼンゼン気が抜けませんが、『今までとは違う』ものを見せて欲しいと願っております。