前節で降格が決定し、最終節はカカウ・タカの累積出場停止があったにせよ、【意地】はみせて欲しいと願いましたが最終節もほぼいつもどーりの展開で敗戦しセレッソの’14シーズンが終了しました。
想うことイッパイ有り過ぎて、どっから斬ろうかな?
降格決定直後数日は、サッカー専門紙だけでなく、一般紙でも【降格分析】がなされてましたね。
イチバンの槍玉に上がっていたのは岡野社長。
フォルラン獲得時はもの凄いもてはやされていたのに、最後はケチョンケチョン。
社長という立場があるので、しゃーない部分イッパイありはしますが、ここ最近になってワタシ自身も考え方がちょっと変わって来たのですが、全てを社長の責任にしてしまうのは如何なモンかとも考えています。
ただ・・・【辞任】ってカタチで『逃げて』しまったのはいただけません。
実際に、フォルラン獲得が決まった時点でワタシだって『優勝』ってモンを現実的に望んでいたのも事実ですしね。。。
色んなコトの【タイミング】がズレてしまうと、こーなっちゃうのかの知れませんね。
こっからは、いろんな記事を繋いだ中でのワタシなりの考察ですが・・・
まず、最初の【タイミングのズレ】ですが、ポポヴィッチ招聘⇒フォルラン獲得の順番。
ポポヴィッチと契約結ぶまでに『実わ、今、フォルランにオファー出してんねん。ケッコウいー感触やねん』みたいなコトを編成が認識してたんかな?って。もし?知ってたらポポヴィッチじゃなかったかも?とか推測してます。
た・ぶ・ん ですが、ポポヴィッチ招聘はメンタル面で弱さのあるユース出身組の『メンタル強化』が目的やったんやと推測してます。
決定的な問題は【やり方(方法)】
マスコミの前で固有名を挙げて批判したり、噂ではミーティングの場でも選手名指しで怒鳴りつけてたとか?
そーゆーやり方は今の子には通用しませんし、そーやって育った世代のニンゲンとて、そーゆーやり方を見るのは好ましいことではなかった推測します。
そこに輪をかけ世界のビックネームであるフォルラン獲得。
起用法を見てた限りは、監督が相当気を遣ってよーにワタシには映りました。
片一方はギャンギャン言われ、片方には下手に出てるの見たら、誰だっていい気しないですよね?
これが【チームワーク崩壊】の序曲やったんやないかと推測しております。
それと【フォルラン軸】と【ポポスタイル】がそれまでのセレッソのパターンを見事に消してしまいました。
セレッソがショートパスで繋いでたのって、キヨ・ボギョン・秋の3人が並んでた時まででしたよね?
キヨとボギョンが抜け、曜がトップに入ってからはスタイルは変わってましたからね。
曜ターゲットのロングフィードあるから、中盤で繋げるってイメージ。
最大の武器を消して『ショートパス』で組み立てようとしたのも失敗やったですからね。。。
そんでWCブレイク直前にポポヴィッチ解任してペッツァイオリ招聘。
ここも社長の独断行動で決まった監督やったらしいですが、ワタシ的にはペッツァイオリで最後まで行って欲しかった。
この時期の最大のミスですが、ワタシは【補強】やったと思います。
すでにチームスタイルが崩壊しており、全てが【個人任せ】になってた折に契約満了となったCBカチャルの抜けた外国人枠をナニを思ったか?真っ先に獲得したのがMFのキムソンジュン。
それとペッツァイオリが確か3-4-3のシステムで行ったにも関わらず、ミッチ・ニコルスをレンタルで放出というチグハグな編成。
ワタシとしては、ペッツァイオリ体制最初の布陣で安藤が入ったとこはニコルスやったんとちゃうん?でした。
そんで結局、元々層の薄いCBの補強もなく、空いた最後の外国人枠でカカウを獲得。
カカウやソンジュンが悪いってコトやなく、新監督の構想と実態が全くリンクしない編成で余計に混乱したんじゃなかろか?と推測します。
そして今季最大の出来事。至宝曜一朗の海外移籍。
今になって思うことなんですが、チームがバラバラになり修復不能になったのは曜一朗の放出やったんやないかと強く考えています。
それはプレイヤーとしてだけではなく、セレッソのウリである『育成のセレッソ』から輩出されたユース出身者の【まとめ役】であり、それより上の年代とのパイプ役だったと思われる曜一朗の流出が最後までまとまるどころか【バラバラ】を通り越して【バランバラン】になったまま最後まで来てしまったんじゃないかと考えています。
それに輪をかけ蛍キャプテンも膝の怪我でチーム離れてしまったってのも、それに拍車をかけてしまいましたね。
ホンマに一度歯車が狂うとどこまでも狂ってしまうのは、セレッソだけやなく自分自身の生活の中でもここまで大きくはないにしろアルと思うんですよね?そんなイメージを強く持ちました。
それは関西ローカルで放送されているゴラッソ・セレッソの選手インタビューでも、今考えるとそんな雰囲気が散見されたよーな気がします。
最初に『アレ?』と思ったのが、ジンヒョンのインタビュー。
それまでは過去から全て日本語で受け答えしていたのに、その放送回は最初に『ニホンゴ、ムズカシワァー』とアタマを掻き毟り、以後最後まで韓国語で応答。
基本、仲の良い選手ペアでインタビューする形式なんですが、セットがほぼ固定され、ヤマにはマル。タカには龍。移籍組は移籍組のみ。みたいな感じで色んな選手の組み合わせが皆無になってたよーに感じる辺りも、今考えると【まとまり】が無くなっていたのかも知れません。
このタイミングくらいですか?編成部の体制刷新で宮本本部長が就任し大熊監督に交代したのって?
『残留へ向け、ベストメンバーで望む』との掛け声でしたが、結果的には?????でした。
シーズン中に3度の監督交代は愚行ですが、この大熊監督。ユース監督であり『生え抜きのことを知り尽くしている』とのコトでしたが、最後まで???な監督やったと思います。
長きに渡りユースで監督されてたし、またユース監督に専任されるみたいですが、イチバン気になったのは『コノ人、選手との意思疎通が取れてるの?』ってコト。
ワタシが確認した記事の中でダレ一人として『大熊さんのために』みたいなフレーズがゼンゼン見受けられなかったよーに思います。
宮本本部長曰く『チームがバラバラになっていたので、大熊にまとめ役として要請した』とのことでしたが、ワタシ思うにホンマに本部長がそう信じてるのではあれば、このヒトも【物事の見方、考え方】は改めた方がえーんとちゃう?と感じます。
直感的にですが、宮本さんも大熊さんもちょいと目線が選手よりも高いところから見てたんとちゃうんかな?同じ目線に立って物事みたことあるんかな?って疑念がワタシにはあります。
正直、あの行儀の悪い一部連中が、何年経っても継続されてるんですから。
近隣の方はゼッタイに『そーゆーところ』は見てますよ。宮本さんっ!!!
シーズンが終了し、J2降格ってコトもあり、各選手の動向が非常に気になります。
昨日のファン感謝デーの際に各選手から拾ったインタビューで目についたのが、どの選手も『来年の体制をどうするか判ってから・・・』みたいな返答が非常に目に付いたと感じます。
これって、編成ミスったら選手が大量に流出する可能性ありますね。。。。
相当心配になってます。やっぱみんな残留して欲しいですから。。。ね。。。
最後になりますが、ピッチ外の『ファンサービス』ってコトでの【見誤り】も指摘。
昨年夏辺りから【セレ女】景気に始まり、キンチョウ開催ゲームのチケットがプラチナ化したことで『ファンサービス』のトコでも大きな勘違いをしたと感じます。
まだ、セレッソは【ファッション】であり、人気が地元に根付いてないってコト。
そこの最大の見誤りは、ホームゲーム開始前のアンセムを伴奏なしで歌うこと。
キンチョウやと音が抜け、ゴール裏意外では全くなんのこっちゃわからんし、ヤンマーでも盛り上がってるのはゴール裏だけやけど、遠い所に座ってると、その遠くから聞こえる歌声もバランバラン。
こんな状態では試合前にスタンド全体に一体感も沸かへんし【今からスキになっていく】特に子供さんなんかの楽しみを削ぎ落とすよーな演出を【ヨシ】としてるヘンはホンマに『足元見えとらんなぁ』としかワタシには思えません。
元々、あのテンポの曲を伴奏ナシで声合わせて歌うのって難しいと思うんですよね?
来年は是非アンセムの伴奏復活を望みたいと思います。
『史上最攻』がこんなカタチで終わったしまい来年はJ2。
もう一回足元見つめ直してスタート切って欲しいと思います。
なんだかんだ言いながらも、どないなってもセレッソは応援して行きますよ!!!