大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

NPBはMarines、JリーグはCerezoを応援する、おっさんのブログ。娯楽もちょこちょこ書いてみます

《セレッソ》積み上げてきたものの差

『目の前の試合は全て勝ってほしいが、「J1昇格」はちょっとちゃうんかなぁ』ってずっと考えながら過ごした1週間。

土曜日にチケット確保し、『14時過ぎに家を出発すりゃえーやろ?』と思ってましたが、【チケット完売】なる情報を入手し、1時間前倒しで自宅出発し途中買い出しやなんやでスタンド到着は14時30分前。すでに自由席にて空席が確認されたのはメインスタンド側の上のブロックのみ。

急いで座席確保にピッチを眺めていると『今日、勝利出来ればその先には「J1」かぁ』なんて少々想いがグラつきながら試合開始を待っておりました。

この試合の主催はJリーグ。ヤンマースタジアムといえとやっぱ雰囲気が違います。

試合の方ですが、どちらも決定的なチャンスがほぼ無く前半が終了。福岡さんの守備はやっぱり堅いってのと、ウチも左SBの丸橋をオーバーラップさせない出足。

やっぱ日頃居るマルが下がってる関係で、無人エリアにボール出すシーンが何度か見られたかな?

そんで後半は入りはウチのペースで進むもすぐに福岡さんのペースに。

『どーなるんかな?』と考えた後半15分。細かいパスの繋ぎから前に出したボールを相手DFと競争した玉田がスライディングで触り、GKの股下を抜けゴールネットを揺らします。

コロコロと転がるボールのスピードがもの凄くスローモーションに映り、ゴールラインを越えた瞬間にスタンドは割れんばかりの大歓声。

いつもならDJ西川さんのコールがあるが、この日は主催試合じゃないのでそれはナシ。

やっぱグワッともうひとつ盛り上げるものには欠けたかな?と。

しかしワタシの脳裏に「J1」の2文字がチラつき始めたのは事実でした。

さぁセレッソのリードで福岡さんも前掛りに来るかと?と思いきや、かなり冷静だったかな?と感じます。

そしてどちらにも決定機なく時間が過ぎた43分・・・

やっぱここで『積み上げてきたモノの差』が福岡の【昇格】を手繰り寄せ、セレッソの【昇格】が掌からすり抜けて行きました。。。

失点の起点となったのは、微妙に距離のある関口から丸橋に渡す『置きに行った様なパス』を恐らく狙われていたかの様にスルスルっとカットされ、このままカウンター攻撃。ゴール前のパスから最後は逆サイドでフリーの中村北斗選手にボールが渡り【福岡さんの想いの詰まった】一撃がゴールネットを揺らします。

セレッソも最後のセットプレーにてGKジンヒョンを上げる攻撃を仕掛けましたが、このプレーのボールがゴールマウスを超えると同時に試合終了のホイッスル。

福岡さんの【J1昇格】が決まり、セレッソの【J2残留】が決定しました。

一発勝負と云えと、やっぱワタシの感想としては『積み上げてきたモノの差』はそう簡単に覆ることは無かったなって。

今季何試合現地観戦したかな?でもその中では一番気持ちを感じた試合でした。

ひつこいですが『気持ち』はあれど【積み上げ】が無かったことで、ただタレント任せの試合をしていたのは事実なんやないかな?と。

世の中そないに甘くはありません。

試合終了後に大弾幕が出てましたが、アレが全てじゃないでしょうかね?

まずはフロントが足場固めて『方向性』を明確にすることが先決。

アウトゥオリの後を受けた大熊さんですが、選手引っ張るって意味では短期であったが【やり易さ】はあったと思います。

ワタシには2010年の千葉ロッテマリーンズを観てる気になってました。

それまでの数年は監督・フロントが衝突し、最終的にはサポーター団体までも巻き込む大騒動に発展。監督交代で2010年は『野球に打ち込める』環境があり、3位からの下剋上をメイクしましたが、翌年からは見事に失速。

思わしくない環境が好転するとニンゲンって凄いパワーは瞬発的には発揮しますが、中々これを継続するのは・・・

それとフロントの方向性として、現場のコトを全て監督に押し付けるのはどうなんかな?と

また今日の記事では大熊続投だとFC東京の監督さんだの、挙句クルピの名前まで・・・

どこまでが真実なのかは判りませんが、こーゆーことが事実なら来年も再来年もなんも変わらないのかな?と。

昨日のスカパー中継の西岡アナが何度も『タレント集団』ってフレーズを使用されていましたが・・・やっぱ負けててあーゆーフレーズ使われてるってのは皮肉にしか聞こえないですね。しかし言われても仕方のない経営してるのは事実ですし。

ワタシ的には今季最終戦を現地で観戦出来たのは良かったです。

選手の皆さん、色々ありましたがご苦労様でした。