昨日引退発表があり、本日記者会見のあったサブローの引退。
記者会見の様子がアップされていましたが、これ見て改めて寂しさを感じました。
サブローといえば『繋ぎの4番』と言われていましたが、ワタシにとっては【キメの4番】であったと今でも思っています。
05年の優勝も、実質はシーズン2位の当時のルールでのリーグ優勝から日本一でありましたが、ホークスに食らいつけたのはサブローが4番に座ったこと非常に大きかったですね。
それとなんといってもホームゲームでのチャンスの場面での打席。
ゆずの「栄光の架橋」に乗り打席に向かう道中での『4番ライト サブロぉぉぉぉぉ』のアナウンスからスタンドのあちらこちらから飛び交う『サブロー』の声援。TVの前で毎回鳥肌立てて震えました。
強烈な印象は05年の優勝ですが、入団時から地味に目立った存在であったと思います。
登録名「サブロー」は世界のイチローにあやかっての登録名。そんで背番号は【36】からスタート。
そーいえば一時ではありましたが、ファームでショート。確か山本マリーンズ時代に開幕から夏場前?までセカンドやってた時期もありましたね。
背番号も36から2に変更したかと思うと、バレンタイン監督就任で2番を譲り背番号が3番に変更。
今となればこの変更した【3】が凄くシックリくる選手だったと思います。
※サブロー以前の【3】は正人でしたね。。。
瀬戸山体制時のジャイアンツへのシーズン中のトレード。ホンマに最悪でした。
なぜ?そないにサブローを冷遇するのか?ホンマに腹立ちました。
しかしサブローはサブロー。FA宣言で半年でマリーンズに復帰。嬉しかったなぁ~。
守備の美しい外野手でもありました。ワタシ感動したのが現地観戦してた京セラドームの試合。
その時はセンターでしたが、左中間へ飛んだ打球を最初は落下点へ一直線のランニングしてましたが、途中でクッションボール処理のランニングにチェンジ。この打球はフェンス上部に当たる打球でしたが、瞬間×2の打球判断の美しさにプロを見ました。
ワタシの野球観が変化したのも05年ちょっと前からかな?パはどこも広い球場になり『外野手の守備力』ってコトにワタシが注視し出したの。
05年の外野守備固めで左からモロ・大塚・サブローが守ったら外野の間を抜けそうになかったですからね。
守備が上手く、肩もある、打撃も良い、走力もある選手でしたが、ハムストリング故障が多くありましたね。
結局はコレが引退早めたかな?と思います。
守備範囲が途端に落ちましたもんね。ファーストコンバートにもチャレンジしましたが、同じ様な時期に井口も衰えからセカンドがムリになり、アジャも入団。福浦は外せない。そんでとうとう根元までが送球イップスや肩力によりファーストへ。。。
完全にファーストが飽和状態になりました。
今季1軍からお呼びがかからなかったのはこーゆーコトだったんでしょうね。。。
地味ながら派手な選手。サブローにはこんなイメージが強いですね。
今後は今までの経験をマリーンズに還元したいと言っているサブロー。
どーゆーカタチになるのかは今は判りませんが、思いっきり還元して欲しいと思います。
今は凄く寂しいですが『ありがとう。サブロー』このコトバで〆たいと思います。