大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

NPBはMarines、JリーグはCerezoを応援する、おっさんのブログ。娯楽もちょこちょこ書いてみます

《セレッソ番外編》ヤジのセンスが・・・なんともなぁ

内容的に記事の分類が難しく、いびつな分類になっていることお許し願います。

昨日ですが、ルヴァンカップ セレッソ大阪VSコンサドーレ札幌の一戦を、平日限定のハーフタイムチケットなるもので後半戦のみ現地観戦して参りました。

仕事がテキトーな時間に終わり、まぁこの時間からならハーフタイムには到着するかと会社を出発。

会社近所のスーパーでテキトーに買い出しし電車に乗り込み大阪市営地下鉄乗り継ぎで一路長居へ。

順調に乗り継ぎますが、御堂筋線なんばを出発して即、電車が急ブレーキ・急停止???

なんでも?なんば駅で乗客が線路に降りたとかの安全確認で10分足らず電車が停止。。。

長居駅到着が20時前、急いでチケット売り場へ行き、どの席に入ろうか?と思案。

「今日は混んでますか?」と売り場のお姉さまにお聞きすると、

『場内のことはわかりません』と機械的な返答を頂き、ならば一番格安のホームゴール裏の立見席を選択。

そーいえば、キンチョウスタのこの角度からのセレッソ観戦はお初。

どんな眺めなのか?どーせカップ戦やから、どっかのエリアは空いてるやろ?とタカ括ってスタンド入りしますが・・・

さすが好調のセレッソ。ゴール裏はほぼ一杯で仕方なく、一番後ろの通路エリアで観戦。

バックスタンドも半分は埋まってましたね。

試合ですが、後半はセレッソの『勝ち逃げ』ペースの試合展開だったので、見どころはほぼ皆無。

せっかくのゴール裏なのでゴールを見たかったですが、恐らくシュートは2本。

それも枠をゼンゼン捉えないやつ。

印象に残ったのは札幌のタイのメッシくん。めっちゃ小柄ながらドリブルスピードの速いこと。

これが一番印象に残りました。

試合の印象はここまでとして本題に。。。

ワタシお初のキンチョウ・ホームゴール裏でしたが、率直な感想としては・・・

『2度とこの座席は選びません』

なんかねぇ~ライトなファンには息苦しい雰囲気でしたね。

それに輪をかけて面白くなかったのが、審判のジャッチに対するヤジ。

なんてゆーんですか?表現がストレート過ぎるんです。

どーゆーコトか?と言いますと、一例として

「お前、いついつのゲームでもそんなジャッチしやがってぇ」

「ワールドカップで笛吹いたからって調子のんなよ」

御堂筋線で待っとけよ」 etc

全体的にストレートであり、且つ表現されてることが、コアなサッカーフリークというか、スパム扱いされる表現がピッタリなヤジなんですよね?

昨今のスポーツ観戦で『ヤジの是非』を問われるケースを時として見受けることがありますが、今回のゴール裏で感じたことと、ここ数年のセレッソやNPBのマリーンズ戦の現地観戦。

そしてワタシの過去からのNPB観戦の記憶を紐解きながら対比した感想として。。。

昔(20~30年以前)のヤジって確かに物凄く口汚いヤジってはあるにはあったのですが、ワタシが現地観戦することのあった、大阪球場日生球場西宮球場藤井寺球場で聞いたヤジには『笑い』がありました。

イメージ的にいいますと、よしもと新喜劇の様な。

TVなどでも取り上げられることのあった事例として、阪急ブレーブス応援団の方が

「門田ぁ~、打たんでえーから、こっちで一緒に豚饅たべよぉ~」みたいな、相手のことを恫喝や中傷する言葉ではなく、そこには『笑い』がありました。

時にはスタンドからのヤジが面白過ぎて、タイムかけてバッターボックス外す打者が居たりとか、面白いヤジに対し、他のお客さんから『おもろいやんけぇ』とヤジに呼応する返しとか。

ワタシも25年ほど前かな?藤井寺球場でヤジって、何を言ったか忘れましたが、スタンドから笑いが漏れ、前に座ってたおっちゃんに『にーちゃん、うまいことゆーやんけ』と褒められたり。

そーいった雰囲気はここ数年、セレッソ観戦時は皆無、マリーンズ観戦では10年位かな?

ホントに感じなくなりました。

今回、初めて陣取ったホームゴール裏もそうですが、NPB観戦においてもそーいえば応援団の陣取るエリアでの観戦は避けておりますね。

なんて言うか?応援に込める【熱】の差なんでしょうかね?

応援席に陣取って応援することが『楽しい』と感じたのは、マリーンズでは「伝説の応援団長」と言われたジン・トシオさんの応援リード。

ビジターゲームでも遠征され、神戸でジントシオさんがリードされる応援はホント楽しかった。

応援の合間に『笑い』を挟み、スタンドを盛り上げるリードに、その時々の雰囲気を素早く察知してファンも楽しめる応援マーチの繋ぎ方。

ホントに【応援のプロ】だったと思います。

それと大阪のオリオンズ⇒マリーンズファンなら外せないのは、長く大阪のゲームで応援をリードされてたMタンヤンさん。

この方の応援リードを知ったのはワタシが中学生くらいやな?西宮球場でのゲーム。

当時のパ・リーグは応援団が内野席で応援してた時代。

当時の応援団といえば「おっちゃん」ばっかりの中、若い応援団さんでしたが、その当時から応援時のしゃべりの繋ぎや、選手へのコールなんかは時折、時事ネタと絡めたコールにしてみたりとホンマに『大阪ならでわ』の話術で数少ないロッテファンを楽しませてくれました。

かなり長い期間、応援リードされてましたね。

ある程度の年齢になられてからは、若い方にリード譲られてましたが、『ここっ』ってイニングでは自らがリードを取られ、チームもスタンドも盛り上げて頂きました。

昨今は時代の移り変わりなのかな?とにかく『アツいモノ』がないと近寄りがたい空間になってる気が凄くします。

それとみんな真面目なのかな?応援もヤジも、とにかく【直線的】

笑えない、時には嫌悪感さえ抱くような言葉が多くなった気が昨日改めて思いましたね。

現地観戦はまず、

①目の前のプロのプレーを楽しみ

②スタンドでは応援を楽しむ。

これが現地観戦の醍醐味です。

ただ、ワタシですが、②の部分がちょっとズレてるのかも知れません。

ヤジは完全に否定はしません。

要は発言内容。

やっぱ直線的な言葉でヤジることは、ヤジった方やその仲間内は楽しくても、ごく一部の波長が通ずる方にしか笑えないヤジは控えてほしーかな?

笑いのツボが見えない笑い声は、ぶっちゃけ気持ち悪いですから。

うまく並べた言葉で、多数の方が『おもろいっ』『うまいっ』と思えるヤジはまた聞きたいな。

応援リードする方々も、もうちょっと『ユルく』なることも必要なんやないかな?

『ユルさ』が失われることで、そのエリアが【聖地】となってしまい、ビギナーが入り込めない領域にしてしまうのはどうなんかな?

そんなことを強く感じてしまった、現地観戦でありました。