大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

NPBはMarines、JリーグはCerezoを応援する、おっさんのブログ。娯楽もちょこちょこ書いてみます

《セレッソ》監督が違うとここまで変わるか

J1 第33節 @ヤンマースタジアム長居

セレッソ大阪 3 - 1 ヴィッセル神戸

この日は早朝より長男のサッカー試合の配車登板だったので夕方まで外出。

この日は招待を受けたカップ戦。

結果はセレッソと同じくして、この学年初のタイトル奪取!!!

カップ戦ウィナーです!!!

優勝かかった試合は気持ちが入りましたね。各父兄、特にママさん御一考ですね。

前日に毎年恒例の監督・指導者とのママさん忘年会で「過保護」だなんだとダメ出しされたとのことで、試合前・試合中・インターバル中、ずっとチームの不満を喋っておりました。

そんなことのあった翌日に、子供達が結果で示してくれました。

前半2点ビハインドで折り返しますが、後半ロスタイムに追いつきドローに!!!

勝ち点差で初優勝をゲットします。

前日のこと、毎年恒例の年末ダメ出しもあり不満一杯のママさん達が涙流して喜んでおりました。

そらぁ大した躾もなんもなくサッカーもテキトーに教えてるだけのチームの監督に、家庭のしつけ、ゆーたらママにとって息子は「恋人」

それに対して無責任にダメ出しされたら、そらぁ怒りますわ。

パパ連中は子供達の「負けてたまるかっ」って姿を見せてくれたのを観て、「いつまでもガキや思ってましたが成長してますね」と

感動してみんなして『目頭熱くなった』と言っておりました。

そんな嬉しいことが日中にあったので、セレッソのゲームは途中経過も全て遮断。

そんなこんなで帰宅後から追いかけ録画を視聴しました。

さぁ、相変わらずの前置きの長い当ブログ。ここから本題へと入ります。

試合当日朝に飛び込んできたニュースですが、山口蛍が右腓腹筋筋損傷で全治3週間とのコトでこの試合はベンチ外。

「うそやろぉ~。代役は大地かよぉ~。それはキツいでなぁ・・・」って。。。

ルヴァンではキャプテンマークを巻き続けた大地くんですが、リーグ戦スタメンとなると、正直なトコ、まだそのレベルにはないとワタシは見ております。

理由はソウザが累積停止の試合にて代役で出場しましたが、全部後手踏んで相手追い掛け回してたのが全て。

正直、J1リーグ戦のスタメンは・・・

と心配しておりましたが、蛍の代役は山村和也

そーなんよ、やまむーはボランチなんよ。今季のトップ下コンバート&勝ち逃げ展開のCBのイメージが強烈になり過ぎて、ボランチやったこと忘れておりました。

さすがユンさんです。ってのと、結局はこの采配がピタッとハマってるんですよね。

前半の入りはまずまずには見えていましたが、ヴィッセルさん攻撃陣に後手を踏みまくる始末で早々に綻びます。

そんで前半11分に藤田選手のロングスローがセレッソディフェンス陣の頭上を通過しボールが渡邊選手の足元に収まりズドォーン。

ジンヒョン一歩も動けずのゴールを献上し先制されてしまいます。

夏場の絶不調期から季節も秋になり、春先からの大躍進した時のイメージに戻りはしてますが、先に失点するいつもの展開。

そして、秋口からの試合は失点後にバランスを立て直しますが、この日はどーも雰囲気が違う。

イラついたようなプレーでヨニッチが、陸が立て続けにカードを貰う雰囲気の悪い展開。

そして、この元凶ですが・・・ソウザが昨年を彷彿される「自分勝手なプレー」でリズムを乱します。

ボール持つとタテに抜けようとするわ、キックフェイント連発するわで、いっこも足元からボールが離れず、引っ掛けるわ離れんわの独り相撲を展開します。

そんでここでユン監督の采配が発動。

ピッチレポートにて「ユン監督が通訳を交えて、山村選手に指示を送っております」とあってから!!!

ソウザが後ろで受け、まだ持ち過ぎなトコもありはしますが、まだボールを散らすようになり、攻撃参加は山村が。

そんで同点ゴールは、陸のクロスにニアに入った山村がDF2人を引きつけ空いたファーに【健勇】が相手SBをふっとばしヘッド一閃の迫力十分の同点ゴールを奪います。

昨年同様の「いきたがりソウザ」が発動しても、ブレーキを踏んだユン采配。さすがです!!!ってのと

指示伝達を【山村】に託したのがミソなのかな?と。

ここからはワタシの憶測ですが、シーズン直前のSUBメンでの練習試合。

リカと2トップを組んでいたのは山村。

そんで、この練習試合ですが、丹野が、モニさんが後ろからリカを怒鳴り散らすんですよね。

さすがにリカも少々キレ気味な雰囲気漂った場面で、そない怒鳴られるよーなプレーにはワタシ見えなかったのですが

また後ろから丹野が「リカっ」と怒鳴ったシーン。さすがのリカも『キレる』ってタイミングで山村が「リカっ、ナイス!」と親指立てて優しくリカに声をかけたのは山村和也

たぶんですが、こーゆーメンタルなトコのバランス取るの上手な選手なのかな?と。

去年までならソウザも「なんでやねん!」となってた気がしますが、山村が伝達したことで、ソウザにもストンと落ちたのかな?って?

そんな意味でも蛍欠場の代役を山村に任せたユン采配は【ナイス!】だとワタシは思いましたね。

前半30分までとは異なりリズムを掴み出したセレッソ

ここからは別段危険なシーンもほぼなく時間が進み、そして逆転の場面はCKからヨニッチがヘッドでブチ込み逆転!!!

キッカーはソウザではなくマルです。

その前やったかな?CK?FKやったか?で直接ゴール狙ったシーンもありましたが、マルのキックもまた輝きを取り戻しましたね。

精度抜群のCKで春先得意だったシーンがまた戻ってきました。

最後のシメは杉本健勇。2-1の時間が続いておりましたが、後半40分になり、またアシストはマル。

あの低いグランダーのパスによう合わせたな、ってシュートってか「合わせ勝ち」なシュートで得点をゲット!!!

ずっとタイだった得点ランクを暫定2点差ながら首位に踊り出ました。

合わせるだけとは言えど、アノ速いパスに合わせるのって凄いです!!!

そして試合はそのまま3-1でセレッソが勝利し、今季ホーム最終戦を白星で終えてくれました。

この試合の勝利で勝ち点を63に伸ばし、セレッソ史上最高のリーグ戦勝ち点となりました。

昨年の今頃は昇格プレイオフをキンチョウでしていたセレッソです。

レイオフ昇格組はダンドツの最下位でJ2に戻るプレイオフの訓令をものの見事に覆し

早々に残留を確定し、来季ACL出場権を獲得。そしてルヴァンカップを制覇と

去年の今頃にこの姿を予想出来た人は、恐らくお家に未来の世界のネコ型ロボットを居られる人だと思います。

出来過ぎの一年。

まだ現実的に『天皇杯』制覇も意識できる年末。

素晴らしいことですね。

Jリーグは残り1節。

最後まで楽しませてもらいたいです!!!