大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

NPBはMarines、JリーグはCerezoを応援する、おっさんのブログ。娯楽もちょこちょこ書いてみます

《マリーンズ》ちょっとコレはマズすぎるぞ。。。

昨日、マリーンズのオーナー代行である重光昭夫氏が

韓国の大スキャンダルに関与していたとされる裁判にて

贈賄罪で懲役2年6ヶ月の実刑判決を言い渡されました。

ちょっと調べたのですが、この罪状以外に、昨年末に横領などの罪に問われ

懲役1年8ヶ月 執行猶予2年の判決を言い渡されていたいたこともあり

この罪の執行猶予も取り消され、刑期は2判決合計の4年2ヶ月となり

即日収監となった模様です。

 

コトの経緯は隣国で起こった事案なので、ここでコメントすることではないと

考えるので、あえて触れませんが、この判決が千葉ロッテマリーンズにとって

どんな影響を及ぼすか?非常に心配です。

 

肩書はオーナー【代行】ですが、オーナーの武雄氏はご高齢であり

健康状態も思わしくないようで、実質的に【オーナー】であった

昭夫氏が収監となると、マリーンズへの影響は非常の大きいと思われます。

 

他で拝見した記事では、NPBオーナー会規約も、このような事象を想定した

条項もないらしく、マリーンズサイドもコメントできないみたいです。

 

1991年の社長就任からずっと球団を見続けていた昭夫オーナー代行。

最初は球団社長としてオリオンズを川崎から千葉へ移転するのに尽力し

マリーンズに模様替え。

以降もずっとマリーンズのオーナー代行として、どこまで出来たら成功か?

ってコトは置いといたとしても、少なからず「変えてくれた」

オーナー代行であるとワタシは思います。

 

直近のオーナー代行の名采配としては、時の球団社長に押し通されて

トレードしてしまったサブローのFAによるマリーンズ復帰。

「あのトレードは間違いだった」と認め、買い戻してくれたことは

少なからず『ファン目線』の采配だったと思います。

 

本職が相当お忙しい様で、ここ数年はどれだけマリーンズを観ていたかは

不明ですが、基本的に大きなお金の動くことについては

【オーナー決裁】が必要になります。

これはどんな企業であってもフツーのことです。

 

で、ワタシが心配なのは『決裁ライン』に差し掛かるとこのコト。

 巨額の資金が動く案件として、一番最初に思い浮かぶのが『大型補強』

ファン心理としては、「マリーンズっぽくない」サラリーで心躍る様な

大砲を獲得してほしーなーなんて『願望』はありますが、

実際はそんなコトするワケないのですが、「もしかしたら・・・」を

僅かながらに『希望は残しておこう』とゆるぅ~くでも思えたのは

オーナー代行の存在。

そのオーナー代行がこうなってしまうと・・・

大型契約ドコか、「いったいどっちやねん?どないすんねん?」の

ウィーリー・モーですら手を出せない存在になってしまうんやないのか?って。

※去就不明のウィーリー・モーですが、ワタシ見解では内容の見合わない数字で

 1億越えのサラリー要求してるのなら、他の選手あたってもイイと考えてます。

 

決裁権持った方が不在の組織ってどーなるのでしょうか?

できる補強は限りなく限られた予算内でするしか方法がありません。

推測ですが、球団代表・社長も外部招聘の方なので、ムチャクチャなことは

できないでしょうし、この状態でする経営って、恐らくですが年度初めに

策定してるハズの事業計画のラインを越えるコトはできない様な気がします。

 

ここまで、オリオンズ⇒マリーンズと球団を所有して頂いたロッテには

感謝しかありません。

いつのまにか?パ・リーグでは『最古参』のオーナー企業ですから。

どんだけ経営に本腰入れてた?って面では疑わしくはありますが、

所有し続けてくれた事実は変わりません。

 

「タラ・レバ」のハナシになりますが、隣国で発覚した大統領が失脚する

スキャンダルに「ロッテ」が関わっているとの疑惑が浮かび、その度に

昭夫オーナー代行の名前が報じられる度に、凄く不安になってました。

それ以前は『球団経営する気がないなら身売りすれば?』って想いは

チラチラありましたが、この疑惑が発覚し、やれ裁判だの、判決だのって

ニュースが報じられれば報じられるほど

『もう身売りしてくれませんか?』って。

オーナー代行が機能しなくなった時点で、ロッテという会社が「マリーンズ」に

どれだけ協力・支援する気があるか?ワタシ甚だ疑問です。

単純に『オーナーの一存』でロッテの冠がついているダケの球団。

それが4年も機能どこか、それがたとえ1年であっても

【2年目はナイ】

やっぱこの騒動が起こった時点で『身売り』の動きはあってしかりで

昨年、他所で書いていたブログでも「場合によっては身売りもアリ」と

再三、書いておりましたが、やっぱり・・・

『今季から冠が変わっていた方が有難かったんやないかって。。。』

 

『グランドでプレーするのは選手』

といえど、本体がグラグラしてること「気にならない」選手は

【ひとりの大人】としてどうか???ってコト。

 

昨年のJリーグ V.ファーレン長崎の件がその事例。

開幕直前に発覚した球団経営に纏わるお金の問題で、シーズン終了までに

資金ショートするんじゃないか?ってことに選手は不安持ってたらしいです。

V.ファーレンは幸いにもジャパネットたかた高田明という『カリスマ』が

降臨し、一代で会社を大きくした経営手腕で、選手を安心させ、プレーに集中

できる環境をつくり、そして球団経営を改善の方向に現在も試行錯誤

されているそうです。

 

「選手はグランドに集中すればいい」

現在のマリーンズが置かれている状況は、そんな楽観視できるモンじゃない。

フロントがたとえ優秀であっても、球団経営は過去に比べ相当に赤字は圧縮

してるとはいえ、マリーンズは赤字経営の球団。

フロントがまずは選手・コーチ・監督etcとグランドに関わる人達に

どれだけの安心を与えることができるか?

かなり厳しい作業になるんじゃないかと予想します。

 

グランドレベルでは明るい話題が多い’18シーズンでしたが

ここに来て【球団経営面】での黒い雲。。。

 

これはマズすぎますね。。。

 

 ☆☆☆2/14 18:10追記☆☆☆

このエントリーでワタシが懸念していたことが書いている記事を見つけました。

書き手さんが『マリーンズ担当記者だった当時の記憶としては』

と注釈をつけて書かれていますが、

数千万円以上の一定額の決済はオーナー代行が行っていた模様。

この事案受けてそこが今現在変わっていれば良いのですが。。。

MLBのスプリングキャンプでロースター漏れた選手を狙うってのはアリやと

考えておりましたが、どーもそんなコトも出来ないよーな雰囲気です。。。

今季加入の外国人。特にマット・ドミンゲスが昨年のパラ・ダフィと同様

ないしそれ以下やったら・・・

現有戦力がどこまで底上げされるか?に賭かってきますね。。。

この状況を加味すると、シーズン始まり、昨年同様やったとしても

フロントに「なんで補強せんねやぁ~」なんて不満垂れても

『したくても決裁権持つ人と連絡取れないのでできません。。。』って

ハナシなので、フロント責めるワケにはいかんですね。

山室さんもタイヘンやろなぁ~って思います。

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