大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

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《マリーンズ》中村奨吾は「マリーンズの井口」になれるのか?

突拍子もないタイトルにあえてしましたが、このキャンプ前から

「3割 / 30本」に一番近いと言われてる中村奨吾のコトを少々。

 

昨年開幕カードの確か3戦目やったかな?ショートで致命的なエラー

連発(やった記憶が・・・)を発端に、打撃の方もサッパリで

一度ファーム落ちし、昇格後も、開幕時の印象が強く、チャンスの場面で

打席が廻ってきても、スタンドの盛り上がりも欠ける印象を受けた

中村奨吾が井口監督目線では「3割 / 30本に一番近い」と言われても

最初は『違和感』しかありませんでしたが、ワタシ的にあるキッカケから

『そーゆーコト』ってフシがあったので、そこをあげてみるとします。

 

『そーゆーコト』のキッカケになったのは、

「トリプルスリー」スワローズの山田哲人選手のインタビュー記事を

眺めてて見つけた一文。

中学生時代に「コイツにはかなわない」と認めた選手が、なんと!!!

マリーンズの中村奨吾であったとのこと。

 

これ見て、ルーキーイヤーからの起用法や「なぜあの成績で【8】に変更?」

って数々の疑問が解けた気がしました。

 

早稲田大学のキャプテンがドラ1なのに、なんか地味な取り上げられ方しか

しなかった入団初年のキャンプイン。

恐らく今の方が群がるは言い過ぎかも知れませんが、ぶら下る記者は

井口発言で多くなったんじゃないかな?

 

ワタシ的にルーキーイヤーにスタメン勝ち取ったゲームって位置付けしたのが

交流戦、甲子園でのタイガース戦。

その試合はレフトで途中出場でしたが、『えっ』って思ったのは交代タイミング

スタメン出場していたのはハフマンで、ファンからは「ハフ満足」とか

伊東監督(当時)からの「ガッツ溢れるウチに居ないタイプの選手」

と称されていましたが、ワタシの評価としては、そう打てそうな雰囲気もなく

外野の守備も非常に危なっかしく「なんで使うの?」って思ってましたが

この試合のハフマンは2打席目終了と同時にスパッとベンチに下げ

交代出場してきたのが中村奨吾。

中村奨吾のデータがアタマになく、レフトで起用したことに驚いたのと

「ハフマン使うなら中村奨吾の方が観てみたいよね」って。

無難にレフトの守備もこなし、確かヒットも打ったんじゃなかったかな?

このタイミングでの起用と内容を観て「しばらくスタメンやな」と予想しました。

 

 そっからはレフト守ってた思ったら、たぶん今江の戦線離脱やったかな?で

サード守ったり、セカンド守ったり。なんか忙しくあっちこっちの

ポジションについておりましたね。

 

昨年は鈴木大地セカンドコンバートで空いたショートのポジション争いに

参戦し、開幕ショートスタメンをゲットはするも・・・って感じ。

 

昨年の中村奨吾のショート起用は当時『なんでやねんっ』でしたが

今になって、やっと『そーゆーコトね』って理解出来ました。

 

しろーとでは判らない【潜在能力】はズバ抜けた素材なんでしょうね?

ウィキで高校時代からのプロ入りまでの経歴を眺めてても

そりゃあっちこっちのポジションを守っております。

そんで打順は、高校時代は3番で、大学時代は5番打って

大学日本代表では4番打者と、こんだけポジション変更のある

マチュアのクリーンアップ打者ってちょっと知らないですね。ワタシわ。

 

プロ入りしたマリーンズの当時監督の伊東さんも、素材が良いので

なんとかして使いたかったんでしょうね?

且つ、どこのポジションでも一定以上でこなしてしまうから余計に。

さすがにショートは厳しかったみたいですが、

守備固め専門でもない選手があんだけポジションがコロコロ変わると

エラー数も増えるのかな?って。

 

今季はセカンド1本で勝負の年。

井口監督は「基本、競争でポジション与えたワケではない」とは言ってますが

1・2軍の振り分け見てても、今季サード固定を明言して大地を除き

セカンドできるのって三木亮しか残っていない。

三木亮は平沢と藤岡裕とのショートのポジション争いと想定すると

中村奨吾は故障さえなければ開幕スタメン・セカンドは固いのかな?と。

 

なぜタイトルを「マリーンズの井口になれるか?」としたのは

井口監督が当時のダイエーホークスに入団した時はショート。

ロッテオリオンズでショートを守った水上善雄を競争相手に据えられて

育成がスタート。

水上さんはオリオンズからカープにトレードされた際も、当時ルーキーの

野村謙二郎の競争相手として据えられた実績も買われてのホークス移籍

だった様に当時見ておりました。

当時の井口のショートの守備わ・・・お世辞にも「上手い」とは言い難い

守備力やったと記憶します。

それがセカンドコンバートでドラフト時の評価同様、それ以上の選手に

なったと記憶しております。

 

井口監督が「サーティー / サーティーに一番近い男」と中村奨吾を称するのも

元来、中村奨吾が兼ね備えている【潜在能力】を一番活かす方法として

出した答えが『ポジション固定』『セカンド』だったんじゃないかな?

と推測しております。

 

残念ながらマリーンズの選手層から現在はほぼポジション与えられた様な

イメージですが、このチャンスは活かして欲しい。

 

井口監督がセカンドコンバートで大開花した道を中村奨吾も歩むのか?

 

昨日エントリーした件やないですが、今季のマリーンズですが

恐らくシーズン終了までは『現有戦力』で戦うしか術はなさげです。

 

昨年の最下位ってのは、選手層の薄さ、即戦力ドラフト組の停滞が因子やと。

確かに、デスパイネが残っていたら???なんて考えはしますが

あれだけ全員揃って打てなければ、デスパ一人でどうこうできる状態では

なかったとワタシは考えてます。

で、その戦力に対し効果的な補強ができているか?といばそうではなく

ドラフトも例年同様の大学⇒社会人ルートの選手を獲得し、競争する

環境作りと、「NPBにフィットするか?シーズンインしないとなんとも」

って外国人を獲得したのみで大掛かりな補強もなく今季がスタート。

※安田については今季1軍で起用できれば「嬉しい誤算」

 ガチで『即戦力』として獲得したようにワタシは見ておりません。

 

そんな実態なので、中村奨吾のデキ / 不出来はかなり大きと予想します。

 

ワタシですが、中村奨吾のフォロースイングのパワフルなの好きなんですよね。

なんてゆーんですか?こん棒を振り回してるみたいな。

3割 / 30本はアレとしても、シーズンフル出場でフル出場が【納得】できる

成績を期待したいかな?

 

それと出塁時のリード。

この年齢の選手が、アンツーカーから右足出ないリードってなんなんよ???

盗塁する印象はないですが、相手投手にプレッシャー与えるって意味でも

「走ってくるかも?」を感じさせるリードも一緒に期待します!!!