大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

NPBはMarines、JリーグはCerezoを応援する、おっさんのブログ。娯楽もちょこちょこ書いてみます

《サッカー代表雑談》現在の立ち位置が見えるのでいーんじゃないかな?

今週アタマのハリルホジッチ監督解任からの世間の騒動に対する

ワタシなりの考察です。

 

前回エントリーしたセレッソブログの最後でも触れたりしましたが、

色んなコラムや記事やカキコミ眺めた中でワタシが感じたこと

まとめてみたいと思います。

 

このタイミングでの解任について、ワタシは賛成派。

タイミング云々より、ハリルホジッチが日本代表監督であること

非常に思わしくなかったです。

 

解任後の色々なコラム・記事眺めた中で「なるほどなぁ」と感じたこととして

 

①ハリル氏自身が母国語を使わずにフランス語を使っていた

 

これが「コミニケーション不足」に陥った一因として大きいのかな?と。

言葉ってヒジョーに難しく、通訳もコトバを翻訳出来ても、どれだけ真意を汲み取った通訳をするってのは難しいとワタシ思います。

それに輪をかけ、トルシエ監督時代の通訳だったダバディ氏によると

「ハリルのフランス語は小学生レベル」と評してたこと。

「小学生」はたぶん誇張だと推測しますが、ハリルのコトバってのは

ハリルが思ったことを・・・

母国語⇒アタマでフランス語に変換⇒発言

その発言を通訳がフランス語⇒日本語に変換⇒代理発言となり

最初の想いがこんだけ変換作業を経ないと伝わらないコトバって

恐らく「真意」を伝える、聞く側が解釈するのはヒジョーに困難だったとワタシ思います。

一時期ハリルの通訳されていた樋渡氏でしたっけ?フランスで指導歴がある?だったと思いますが、非常にキツイ表現を用い通訳されていました。

アレも聞いててホント気分が悪かったです。

今思うと「それはハリルの本意?ひょっとして自身の心情も入れてなかった?」

って推測もしてしまいます。

これはハリルから伝える側のことですが、逆に選手なり協会からの発言をハリルがコトバとして受け止めるのは逆の手順を経ないと伝わらない。

勿論、真意もどんどん薄れる・変化するであれば

コミニケーションなんて取れないと思います。

 

②世界基準を知るハリルと真相真意の把握不足のニッポン

 

ここはあえてハリル側で考察すると、戦術面での

「縦に速いサッカー」とか「デュエル」とか「体脂肪率」とか。

ハリルにとって『当たり前』のことを、ニッポンサイドは

「上辺は認識しているが、真相真意までは明確に認識できてない」

ってギャップがあったんじゃないのかな?と。

 

またこれにも①で挙げた内容が絡むことで、相当混乱してたんやないのかな?

一部ではJリーガーの認識が甘いってのも観ましたが、それも否定はしない。

でも、知らない・重要度が認知出来てない人に「なんで分らん」としたかて

「分からんモンは判らへん」って感じやったんかな?

まぁ、Jリーガーの認識の欠如とされてた記事で名前挙がってた選手の中には、海外移籍経験のある選手も入っていたので、なんとも解釈が難しい面もありましたがね?

 

まぁ他の表現で例えると、サッカーで聞く「マリーシア」ってコトバの意味、真相真意を日本語で説明出来ますか?言葉の意味を理解してますか?と言われて、シッカリと答えれる人がどれだけ居るか?ってのと同じだと。

 

その他にも、スポンサーに日和ったとかなんとかありましたが、

ここは全く解らないです。

あったかも知れないし、邪推かも知れない。

ただ協会がスポンサーに日和ったと仮定して、それがダメかと言われると、ワタシはダメとは言い切らない。

スポンサーが巨額の資金を投じてくれるから、色んなことが周ってる。

スポンサーをムゲに出来る程、JFAが自立してるとは到底思えない。

それを「ニッポンサッカーの発展の妨げ」とするのは子供の発想。

少なからず苦いものも噛みながら、多少の理不尽は受入ながら組織ゆーのは動いてるのは世間の事実。

そこを「スポーツやから」と棚に上げるのは無責任な理想論。

そうワタシは考えます。

 

 

ハリル解任で西野朗氏を監督とし、スタッフも日本人だけでワールドカップに挑むらしいです。

まぁ、ここからナニが見えるのか?ワタシは

【現在のニッポンサッカー界全体の世界レベルの立ち位置】

そこが明確になるのが一番良いのではないかな?と。

 

ぶっちゃけ、監督解任以前にワールドカップで決勝リーグに進出云々を実力で奪えるとでもホンキで思っているのか?

最初っからあきらめろってコトやなく。

ドーハの悲劇から20数年ですか?ニッポンサッカーは急速な成長を遂げたと思いますよ。

しかし「急速」であったからこそ、現在は凄いブレーキ踏んでる感が強い。

ニッポンサッカーはまさに【過渡期】

それを「ダメだ」とダメ押しするのではなく『事実』として受け止めているか?

 

選手の動向を眺めてても、フランス大会で活躍した中田ヒデを皮切りに海外主要リーグに移籍し活躍する日本人もちょっと前に全盛期を迎えたと感じる、香川や岡崎、最近でやっと乾がその位置に居るのかな?と感じますが、時期は違えど香川と乾はほぼ同じ世代。

それ以降の世代って海外移籍や中にはJリーグ飛ばして海外行く選手も居てますが、正直なトコ停滞してません?

選手サイドの位置付けも一時期ほど良好とは思えません。

そして指導者。こっちの方が問題が大きいのかも知れません。

海外で勉強してる方は多数おられるみたいですが、日本代表を指導または指揮するのに声をかける人材は居ないのか?

結局ここも目に見えない懸念事項として存在するから、監督人選が外国人オンリーになり、今回の様な事態に陥ったのではないかな?

 

急速な発展でアジアの強豪にまでは辿り着いたが、その先は物凄く色んなコトを経験しないと次へ進めないと思います。

色んな経験したからとクリアできるコトでもないやろし。

 

今回の騒動でJFAだけやなく、日本代表を応援する側も協会の批判だけやなく、足元みるべきやないかな?

 

自分自身がどれだけ世界を知っているか?

それはサッカーのコトやなく、イチ個人として。

それも分らず主観的な世界基準と比較して

アレもダメ、これもダメと騒ぎ立ててるのはホンマにヘンやと感じる。

 

ワールドカップの勝ち負けにはさほど興味はないけれど

どんだけの【実態】【立ち位置】が観えるのか?ってコトに興味が沸いて来てます。

そこは外国人に頼らず押し付けず、オールニッポンで挑むらしいから。

 

まぁ、ゆるぅ~く楽しみにしておきます。