大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

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《少年サッカー》「協会が方針決めないから…」やなく大人としてどう向き合うか?

headlines.yahoo.co.jp

 脳損傷研究の第一人者と言われる医師の研究結果の結論として

 

「18歳以下の若者にサッカーのヘディングをさせるべきではない。

12歳から14歳には接触の少ないサッカーが必要で、

うしたタイプのサッカーを考案する必要がある。

12歳から18歳の間は、プレー自体はともかくヘディングは禁止すべきだ」

「多くの人が反感を覚えるだろうが、科学は進歩している。

人は時とともに変わっていき、社会も変化する。

今こそ、これまでの常識のいくつかを変えるべきときだ」

 

とする研究結果を結論づけておられます。

 

科学が進むにつれ、これまで?だったことが色々と解明されていきます。

 

ワタシの子供の頃、小学校低学年までは【うさぎ跳び】は

トレーニングとしてやってましたね。

それが中学年になってからピタッとしなくなりました。

これも科学的解析により筋肉を傷めるダケで強化にはならないと

されたことが理由です。

 

腹筋なんかもそう。昔は足を延ばしてしてましたが

腰を痛めるとの理由で膝を曲げたり、上体を起こす方法も

昔とは変わってる様ですね?

 

そういったものと同じ。それよりもある意味では大きな解明。

 

自分自身も子供の頃にサッカーしてて経験ありますが

キャプテン翼みたく、カッコイイヘディングしようとするも

高く上げたボールを脳天で受け、昔のボールって皮が分厚く

硬かったから、ヘディングってかボール向かってパイルドライバー

仕掛けたみたくなって、悶絶した記憶多々あります。

 

そんでサッカーです。

『ヘディングを怖がる』という理由で、練習から外し

永遠にランニングをさせるクラブを知っています。

 

主観的にですが、親の立場として、小学生サッカーで

ヘディングを強要する指導が本当に正しいのか?

ずっと疑問に思ってました。

その疑問を持つ中で、たまたま見つけた話題でしたが

アメリカの10歳以下のサッカーではヘディングは禁止

らしいです。

理由は脳への損傷を懸念してだそうです。

 

そして今回のこの研究結果です。

勿論、全ての人がそうなるとしたものではありません。

 

しかしフツーに考えて、子供のウチからそんな

上空に蹴り上げられたボールを

「落下点でヘディングせよ」ってのは

脳へのダメージを想定すると正しいとは全く思えません。

が、これを凝り固まった【固定概念】で

『出来ないヤツは根性ナシ』と結論づけ

怒鳴りつける・練習から外す・試合から外すという行為。

かつての隠れキリシタンに踏み絵を踏ますような

脅迫めいたことを

今後も指導者は続けるのか?ということです。

 

ワタシも全面禁止は極端であるとは考えます。

 

ただヘディングを用いたプレーをするケースというのは

限定する方向性で

アタマ(脳)へのストレスを軽減した正しい方法を

教える必要はあるでしょうね。

 

これは大人である指導者がどう解釈するか?

『俺たちの時代わなぁ~』ってのは論外。

時代は変わっているのです。

 

サイアクなのは

「協会が方針決めないから判らない」

「ワタシはニュースはみませぇ~ん」

ってヤツ。

 

協会が指針示さなくても、子供を預かる立場であれば

勇気を持って方針を修正するダケのハナシ。

子供に「チャレンジ」だなんだと指導するなら

大人自身も「チャレンジ」すべき。

この業界の指導者に多く見られるのは

【固定概念】で凄く凝り固まった発想を柔軟に変化出来ない

大人自身の失敗を恐れる弱さ。

それを「才能の無い子供」や「努力の足りない子供」

そして「過干渉」ってコトバで

自分達の改善力の無さ低さ臆病を包み隠す。

カイゼン」は失敗ありき。

失敗の積み重ねから【成功体験】重ねて見出すもの。

一般社会のサラリーマンはほとんど経験してること。

その姿が少年サッカー指導者には全く見えないので

この業界の【閉塞感】と【幼稚さ】が滑稽でなりません。

 

すぐに症状が現れない事案やからこそ

「自分の目の前では起きないことやから」

で目を背けてはいけないことだと思う。

 

そこまでしてしないといけないコトなのか?

 

そこを今一度、真摯に向き合って欲しいと切に願います。