大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

NPBはMarines、JリーグはCerezoを応援する、おっさんのブログ。娯楽もちょこちょこ書いてみます

《セレッソ》新体制発表!!!

晴れて、今季の体制発表が1月14日に。

当日はYouTubeで公開されていましたが、

ワタシはにいにいのサッカー試合の被てったので

就寝前に追いかけ視聴。

ウチの映像機器の能力だと思いますが

あれだけピンクばかりになると、凄く映像が・・・

フツーに目がチカチカしてしまい、画面見れず

音声だけ聞いていたですね。

 

そんな余談はここまでにして本題に。

 

ワタシ的な興味は、新監督よりも新社長。

セレッソのレジェンドである森島新社長の就任。

現場を知る新社長が故のメリットと

現場を知るが故のデメリットの

バランスをどう取っていくのか?

 

社長は会社全体を観るのが最大の仕事なので

現場介入するようなコト、ゼッタイにあってはいけません。

例えばセレッソが10人に満たない町工場ならハナシは別ですが

選手を始め、現場スタッフを始め、フロント人員を含めると

100人以上はいるのかな?推測にはなりますが、

そんな会社の社長が現場介入しないといけない事態ってのは

非常事態。

そーゆー会社は基本、倒産する会社なので、そうあってはいけない。

そう考えると、いくらレジェンドであると言っても

ビジネス面での手腕は未知数も森島氏に白羽の矢を立てた

玉田前社長の真意は?ですが、どこかの記事で拝読したように

これまでのヤンマーないしニッポンハムからの天下り人事の

一定期間毎の社長交代という文化を変えることで

継続的な会社発展のビジョンとそのビジョンを達成するための

知恵と行動力のある会社に発展して行けるのか?

物凄く大きな役割を担うポジション。

これからのクラブの発展を担う重要な存在。

これまでの現役時代のセレッソの貢献実績はカンケーなく

純粋に企業としての成果を求められるポジション。

ファンサイドもそこをシッカリと割り切って評価しないといけない。

そんな難しい立場になったんやなぁ~と改めて感じました。

 

新監督のロティーナ監督。昨年までヴェルディの監督であったと

いうことは知っていますが、どんなスタイルでサッカーするのか?

ワタシは知り得ないので何とも言えないのですが、

会見のコメントからワタシが興味をもったのは

【良いサッカーをしても負けること、

勝っても内容のないことは好きではない】

どこの監督も言うと言えば言うことですが、ナニか興味を持ちましたね?

それは昨年のユン監督契約満了発表に繋がるのかな?

勝手な憶測ですが、

「泥臭くても勝つサッカーを志した者」

「楽しくなければサッカーじゃない。勝負は二の次」

みたいな思考が監督を含む中心となる者同士の思想のぶつかり合いが

ユン・ジョンファン退任だったり、健勇や蛍の移籍に繋がっている様な

気がしてならないこと。。。

これまでのセレッソの歴史として、度々こんな内紛が起きて

チームがバラバラになる印象を受けますが、今季から就任の

ティーナさんはどんな感じで選手をまとめていくのか?

他の情報では、これまでなにかとダダ漏れの情報統制だとか

非公開練習を増やすであるとか、

これまでのセレッソにはないイメージの監督さん。

まぁ歴史的に外国人監督はブラジル人監督にお任せするケースが

多かった?

フツーにクルピの延べ就任期間が長かったので、そう感じるのか?

欧州系監督が長いコト就任したケースがなく

どんな感じになるのかな?

サッカー界を取り巻く環境や、サッカー自身が変化してるので

これまでの歴史と照らし合わせることは出来ないかな?

いずれにせよ、どんな成果を生み出すのか?期待しています。

 

今季の新規加入選手紹介の映像を観て気付いたこと。

今季ってユースからの昇格入団ゼロなんですね?

すでに2種登録とかしてるんで、あえてこの場に呼ばなかっただけ?

『育成のセレッソ

と言われ、また自負し、他クラブと比較しても、この数年は

複数人をポンポンとトップチームに昇格させていたセレッソ

内部昇格ゼロというのはサプライズかも知れません。

 

『育成のセレッソ』とは言いながらも、

この数年は、それに見合う選手も登場していないし、

選手だけでいうと、現日本代表の南野拓実で確変終了した印象。

またどこからになるか?アウツゥオリ⇒大熊⇒ユンと繋いだ

監督人事でも、若手を積極的に起用する印象はなかったですね?

ここ数年の補強を眺めていても、ポジションに偏りはありますが

日本人選手としては、良い補強が出来てるんですよね?

このオフだって、主力3人が流出しても、都倉に藤田に奥埜と

昨年までの所属クラブで中心的立場の選手を獲得したり。

藤田については、今のヴィッセルのエゲつない補強を眺めていると

判らなくもない移籍ですが、

都倉については【挑戦】とクチにしていますが、札幌さんが

太刀打ち出来ない年俸提示した様ですし、

奥埜も経歴を確認すると、ジュニア時代からベガルタに籍を置き

ユース出身の大学経由でのトップ加入はクラブ初、

ユース出身者のスタメン定着はクラブ初

そんでベガルタのレジェンドNoとも言える【7】を

背負った選手を完全移籍で獲得してしまうあたりは

大熊が編成トップになってから、清武の獲得なんかもそうですが

地味に大きな移籍を実現してるんですよね?

※片一方であっちこっちにオファーしてソデにされてるケースも

 それなりにあるみたいですが・・・

 

こんなところを眺めていると、現在のセレッソ

『育成のセレッソ

ってよりも

【補強のセレッソ

のカラーの方が強い印象を持っています。

 

 

ここでワタシが多少、疑問点として感じたのが、

ティーナ監督に決めた因子のひとつとして

ヴェルディで若手を積極的に起用しレギュラーにした実績」

を挙げていましたが、今季は新加入ゼロ。

 

これは、ここ数年就任した監督が、戦略の一部として

若手を起用し切れていないことを踏まえ

今季は新加入を見合わせる(それに相応する選手がいなかった?)

代わりに、この2、3年間で内部昇格ないし高卒加入した選手を

適材適所としかるべきタイミングで起用することを

期待してのロティーナへの監督オファーであったのか?

 

それとも、ユースを含む高校生世代にセレッソのお眼鏡にかなう

選手が居なかった?他クラブとの競合で契約に至らなかった?

という時期的なタイミングだけのコトなのか???

 

多少、このあたりの矛盾?といえばオーバーですが

クラブの志向と発信されていることと実態が

今を眺める上ではリンクしてない様にワタシには映ります。

 

この辺りをこれから始まるキャンプから開幕に向け

どう仕上げてくるのかな?

昨年リーグ戦終了直後は、健勇・やまむー・蛍が

揃って流出する事態に対し、すごくネガティブになってしまい

シーズン終盤のユン・ジョンファン契約満了の流れから

セレッソがキライになりかけていましたが、、、

 

今は大きな、フォルランが加入した時の様な過度の期待もなく

大きな悲観をしているワケでもなく

今、うかがい知れる実態に期待もないけど悲観・否定もなく

純粋にどんなカタチを示していくのか?

そこに注目していきたいと思います。

 

今季のセレッソの影のスローガンは

【ユース出身者厚遇クラブからの脱却元年】

先の騒動の主役と暗に噂された柿谷曜一朗がどうとか

ユース出身者と移籍組に溝があり、

低迷するとその溝が顕著に表れるとか、

そんなくだらないことでグラグラしてしまう

クラブ体質からの脱却。

そんな1年になって欲しいというのが、最大の願望ですね。