大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

NPBはMarines、JリーグはCerezoを応援する、おっさんのブログ。娯楽もちょこちょこ書いてみます

《マリーンズ》福浦は「安打製造機」だけでなかったということを思い起こさせてくれました

CS出場がかなり厳しい状態。

 

残りは2試合。まずはどちらも勝利して

レギュラーシーズンを終了し

あとはイーグルスさん次第。

 

先週の今頃は台風接近の影響で天候の危ぶまれた

2019年 9月23日

ZOZOマリンらしい?強風吹き荒れる中で

行われたこのゲーム。

「落とせない1戦」

であり

「送り出さなければいけない試合」

 

現在のチームの順位と先にうかがえるモノを

想像すると、、、

福浦和也という漢なら【出場辞退】を

申し出ること想像するのは容易です。

しかしながら【スタメンDH7番起用】を

貫いた井口監督の決断。

それは恐らくですが、

本人自身も盛大に送られたことと

そんなことをプラスしても勝ち抜くチーム力

どちらも求めた1戦ではなかったか?

と想像しています。

 

天候の方は問題なかったですが、、、

台風の影響?と思われる強風。

かつて「強風の為中止」をした経験のある

マリンスタジアム

このイベントや時期が1ヶ月早かったら

この条件下で試合したのかな?なんてこと

想像しながらのプレイボール。

 

先発の石川歩。

確実に『エースの階段』を再び登り始めたと。

この難しいグランドコンディションでも

動揺することのない安定したピッチング。

先頭打者のキャッチャーファールフライ、

田村が一回落下点に入るも、

強風で起動が変わったのか?目測誤ったか?

ですが、落球。。。

フツーならあーゆープレーで不安覚える

投手ってそれなりに存在しますが、

この後も落ち着いたピッチングで

上々の滑り出しでありました。

 

そのウラのマリーンズの攻撃。

相手先発の堀投手。

かなり強風を気にした、嫌った、

集中力を保てないピッチング。

フツーの投手なら、あーゆー感じに

なって当然。の強風だったと。

その集中し切らない堀投手を

マリーンズ打線が初回から捕まえ

3点ゲットしこのイニング終了。

で、このイニングも結構な時間

攻撃していたので、2オモテの

石川のリズムが多少気になりましたが、、、

凄く落ち着いたピッチングで

アッサリとこのイニングも終えます。

そんでこのウラの攻撃でも安定し追加点。

 

このゲーム、もうここで勝負あったと。

あとは福浦の引退までのカウントダウン。

純粋に福浦の打席だけを注目して良い

試合展開に早々に持ってこれたのは

福浦和也という漢の【持ってる】モノ

なのかと想像しております。

 

 4度訪れた打席。

姿は昔のままですが、スイングは。。。

やっぱり【引退】なのかなと。

通算安打2,000本ちょうどで現役引退は

史上初ということですが、

それもアリではないかな。

 

7回ウラの打席で見納め・・・

『打線頑張って、8ウラにもう一回』と

淡い期待をしましたが、打席は訪れませんでした、

8ウラ攻撃中、ベンチ前でキャッチボール開始。

そんで9回オモテに

【ファースト 福浦】の姿が。

 

「幕張の安打製造機」とバッティングのことが

どうしてもクローズアップされますが、

福浦和也福浦和也であったのは

ファーストでも超一流のプレーヤーであったこと。

 

そして現役最後は美し過ぎるシーンが!!!

 

日頃は牽制投げない益田が1度牽制を入れ

『そうそうこーやったな』という

捕球から投手返球までのしぐさ。

ここで胸いっぱいになってたトコに・・・

なんでも、捕手の田村がファーストに打球を

飛ばさせようと、インコース要求してたらしいですが

平沼選手の強烈なライナーの打球を!!!

福浦が横っ飛びでノーバンキャッチし試合終了。

 

大事な試合の最後を福浦のファインプレーで〆

チームにとって貴重な1勝と

福浦の引退試合を見事に勝利で終えました。

 

最後のプレーみて改めて思い返しましたね

福浦和也は「幕張の安打製造機」だけでなく

超一流のファーストベースマンでもあった』と。

 

それの明確な裏付け?といってはナンですが、

引退セレモニーのお祝いメッセージ。

今江も西岡もメッセージの中で言っていましたが

『どこいくか判らん送球をなんでもない様に

捕球してくれた福浦さんには感謝』と。

彼等二人が頭角を現した2004~2005シーズン、

若さを爆発させたファインプレーを成立させた影には

福浦和也あり。

強靭なカラダと若さの勢いでバッと跳び付き捕球し

多少ムリな体勢から「おりゃ」と地肩に任せた送球は

逸れると股を割ってカラダを精一杯伸ばして捕球するし、

ショートバウンド、ハーフバウンドもナニもなかった様に

ヒョイと救い上げファインプレーを成立させる。

 

その典型的な事例が2005年クライマックス1stの

6回ウラのショート西岡のファインプレー3連発。

どの打球も見事に捕球したのは西岡剛でありましたが

ワタシの眼では1アウト目と3アウト目は

福浦和也の送球捕球スキル』がSランクだから

成立したプレーだと、いまでもハッキリと記憶しています。

 

打撃ばかりに目が行きますが、福浦和也

【守備の人】であったですよね。

 

バッティングですが、セレモニー眺めてて

感じたのは、

『節目の記録をホームで決めてる』トコ。

このアタリもなんか【持ってる】んやなと。

 

 

またひとつの時代が終わりを告げました。

偉大なる選手がまた現役を終えました。

 

福浦和也選手、26年間おつかれさまでした。

 

と、チームはあと1試合、大事なゲームを残しています。

 

昨日のあの雰囲気あっての今日なので

メンタルコンディション的にちょっと難しいかな?

 

ではありますが、今季レギュラーシーズン最後のゲーム。

 

相手ライオンズさんはリーグ優勝が懸かるゲーム。

ライオンズ先発は、ずっと勝ち続けている

ニール投手に

マリーンズは二木。

 

総力戦で勝つしかありません。

 

そんで「他力本願」ではありますが、

このゲーム勝利して

『福浦とCSへ、そして日本シリーズへ』

 

そんな想いです。

 

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