大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

NPBはMarines、JリーグはCerezoを応援する、おっさんのブログ。娯楽もちょこちょこ書いてみます

《セレッソ》1 / 34 試合の1勝。その相手がGAMBAさんだったってハナシ

2019年 9月  28日 @ヤンマースタジアム長居

J1 第27節

セレッソ大阪 3 - 1 ガンバ大阪

 

 

ダービーといいますが、今回ワタシは

その意識、対抗心

を除外した上で観戦すると心に決めていました。

 

あくまで【 1 / 34試合】です。

 

意識をしないというよりも、、、

一部の行儀の悪いガンバサポさんと同じ土俵に

上がりたくなかったってこと。

 

それは試合開始直前のフェアプレー宣言時の

一部ガンバサポの振る舞い。

 

『フェアプレー宣言や!!!』ゆーてるのに、

ガンバのゲームキャプテン三浦選手より

セレッソのゲームキャプテン曜一朗に

マイクが渡った途端に、ガンバ応援席から

「BOO!!」

なんでやねんっ(怒)

ホンマにマナーもなんもない連中。

サッカー応援するのに、なんで暴徒の様な

要素が必要?

ますます今回からダービーには囚われない

と決意して良かったなぁ~と。

 

で、キックオフ直前にもムナクソ悪いこと

ありましたが、キックオフ!!!

 

セレッソのスタメンですが、

なんとデサバトがスタメンどころかベンチ外で

ソウザがスタメンに・・・

ダービーにはこだわりませんが、

相性にジンクスにはこだわりはあるワケでして。。。

 

スタメンに曜一朗にソウザが並ぶのは

ある意味今季セレッソの【NGワード】

そんでこれまでのガンバさんとの対戦成績の悪さ

をプラスすると・・・・

『やっぱこのカードはガンバさん有利かぁ。。。』

とかなり心配になりました。

 

 

入りの展開から、ガンバさんのDFラインに

隙というかなんというか???

今季セレッソが綺麗なラインを敷いてDFするのを

ずっと見ているので【違い】がしろーと目にも

なんとなくわかるようになったかな?

ジンヒョンのフィードしたボールがガンバPAに

入った時、奥埜が三浦選手のウラを狙う様に

カラダを入れたプレー。

三浦選手の「個のチカラ」だけで倒しにいったの。

『これを旨く利用出来れば!!!』と。

 

思った矢先のガンバさんは、このゲーム初スタメンの

元スペイン代表?ごめんなさい。ワタシ世界のサッカーは

とことん音痴なので知らない選手なんですが

スサエタ選手のボールを入れて「個のチカラ」で

打破して来ます。

そんでスッとこのサイドからの侵入を許すとこみて

『やっぱ元スペイン代表は凄いねや』と

感心しながらも違和感が?

そうです、このゲームの怖さであり強さ。

ボランチの一角はデサバトでも木本でもなく

【ソウザ】であること。

岩政解説曰く

「いつもならSBとCBの間にボランチが落ちて

ブロックしますが、そこにソウザが落ちてこない」

お・・・・このソウザ効果は怖いなぁ~と。

言いながらも、決定的なピンチを作るか?

といえばそーでもない感じ?

 

今思うと、前半5分のプレーは伏線だったのかも?

セレッソPA手前で藤田が回収したボールを

曜一朗へ繋ぎます。

で、この試合の曜一朗ですが、やっとボールが

足に付き出した印象。

ドリブルでスルスルッと抜け出しガンバPAまで

切り込み、メンデスにラストパス!!!

ちょっとボールが速く、メンデスがコントロール

しきれませんでしたが、なんかイイ感じ!!!

 

 そんですぐにセレッソが先制します!!!

この流れは今季のセレッソのカタチですね。

後ろでボール回してタイミングを見計らい

ヨニッチがボールをキープし、少し相手がプレス気味に

落ちてきたので、ジンヒョンに下げる様な

ボディフェイク入れ、すぐさま前線へ!!!

コータ・Mもすっ飛ばした球足速いグランダーは

相手陣地の奥埜に渡ります。

多少トラップでボールが浮きはしますが、

2タッチ目で落したボールにコータ・Mが絡み

すぐさまメンデスへ。

そんでこのゲーム、ここ数試合、相手に封じ込め

られていたメンデスですが、ガンバさんの

スカウティングのせい?

なんかユルかった気が。

ここでキープできるので、2列目にSBが

自信もって前線に攻撃参加。

メンデスからフリーの曜一朗に展開し、

曜一朗が2タッチで追い抜かす上がりをしていた

マルのスピード合わせパスを流します。

そんでこのパスも【絶妙っ】と思いましたが、

芝目でボールの軌道が変わった???

マルのオーバーラップがおっとっとになりましたが

これも結局利いたのかな?相手のディフェンスが

ズレましたか?

ちょっと変わったリズムでマルが中央に

折り返したクロスは、ガンバディフェンスの頭上を越え

メンデスのアタマにドンピシャのヘッド一閃!!!

あれはGKノーチャンスですね。

の見事な展開からセレッソが先制いたします!!!

 

先に全部書いたので、これが全て。

CBから右⇒中央⇒左⇒中央と2タッチまでで

ボール展開し相手を振ってずどぉ~ん。

完璧な崩しでしたね。

 

1点奪ったセレッソですが、いつもは得点すると

ちょっとハッキリしない時間が出来ますが、

このゲームはそうなる前に2点目が獲れた?

キックオフで試合再開後、計算通りに

セレッソがボールキープし、

そこにガンバ陣が飛び込んでくるも

タッチラインを割りセレッソボールに。

スローインから入ったボールを丁寧に回しますが

いつもとも違いは、ボランチに【ソウザ】がいること。

ソウザの強みは『逆サイドへの精度の高い展開力』

2点目の伏線はまさに『ソウザの展開力』だったと。

 

左サイドのスローインで入れたボールを

キープしながら、右サイドの陸へ展開。

これでガンバディフェンスが逆サイドへ移動します。

陸がタテに展開するも、このボールは倉田秋にカット

されるもセレッソボールのスローイン

スローインで入れたボールをメンデスがキープ。

後ろからキム・ヨンゴォン選手がメンデスを引っ張り

少しタイミングがずれてファール判定され

セレッソがメインスタンド側のほぼCKエリア

付近でFKを獲得。

そやねんね。この展開、CKやなくFKやったんですね。

でも、この試合は【ココにストロングポイント】あり。

キッカーはソウザ。

で、ソウザの蹴り込んだ速いボールにヨニッチが

これまたドンピシャのタイミングで飛び込み追加点!!!

 

前半11分で早くも2点リードを奪います!!!

 

ホンマ久しぶりにスカッとしたサイドからのFK。

ゆーのも、今季のロティーナサッカーで

足りていないのはCK・FKからの得点。

メンツが違うから仕方ないのでありますが、

ちょっとCKからの展開に迫力のなかったセレッソ

しかしこのゲームは【ソウザ】のスタメン起用が的中。

久しぶりのソウザ⇒ヨニッチのホットラインから

得点ゲット!!!

俄然展開がセレッソに向いて来ます。

 

この2点が大きかったのは、

ソウザが入ったボランチが気分的にゆとりをもって

プレーできるようになったこと。

しろーとなので、岩政解説の受け売りになりますが

試合序盤はソウザ自身が『どこ居たらいい??』

みたいな感じでプレーしてたのは事実かな?

 

2点奪った後、セレッソはムリせずに相手にボールを

持たせながら綺麗に4人並んだラインを形成し

ディフェンスしていましたが、ちょっと自陣に

相手が入ってくると、ソウザが食いついてしまい

ラインがやや乱れていた感じ。

それを他の選手で補いながらと、

ガンバさんの攻撃が、組織的でなく

「個のチカラ」任せだったので、かなりラク

守れていた印象。

特になにもなく前半はセレッソのペースで

終えること出来た印象でありました。

 

前半イイ感じで終えるけど、後半開始から

相手に押し込まれることの多いセレッソ

このゲームはどうか?

でしたが、そう危ない展開はなかったかな?

珍しく?曜一朗が相手後ろから倒して

イエロー貰ったくらいかな?

その前に後ろから飛び込んできた高尾選手に

足踏まれたので、ちょっとイラついてたかな?

 自陣の深いとこでFKを与えてしまいましたが

ヤット選手のFKもジンヒョンが難なくキャッチ。

ジンヒョンのFKやCKの守備で危ないのは

ゴールから逃げていくボール。

そのボール追っかけてって、パンチング空振りっ

からの失点がここ何試合は見られるので。。。

でも、このFKは蹴り損ね?てナニも起きませんでした。

 

そんで×2の3点目。

自陣右サイドで相手より奪ったボールを左へ展開。

サイドラインギリギリでマルが追いつき

ゆっくりと前に出ながら、メンデスの上りに合わせて

少し長めのフワッとしたボールを供給。

このボールは相手ボールになるかな?と思いましたが、

メンデスは1対1では負けませんね。

カラダの入れ方、使い方が秀逸です。

しかし・・・ガンバさんはなんでメンデスのマークを

1枚にしてたのかな?「個のチカラ」で抑えられると?

三浦選手と1対1になったボール、完全にキープは

出来ないまでも、後ろからサポートで追いかけて来た

曜一朗に渡し、曜一朗が左足で中央に。

ボールの落下点にいるのはガンバ藤春選手が余裕で、

のところにコータ・Mの『ライダーキック』が

飛び込みゴールネットにグサッ

タイミングバッチリのコータ・Mのゴールで

3点目をゲット!!!

 

ガンバさんにとって、凄く悪い失点の仕方?

スロー映像では、藤春選手が一瞬コータ・Mが

来てるコト見ていたハズ。

並走していたヤットさんがブロックするとタカ括った?

「えっ?」ってリアクションでしたね。

 

岩政解説でも言ってましたね。

「声の連携がゼンゼン出来ていないと」

戦術眼で代表まで登り詰めた

ダンディ宮本ツネ様が監督のチームにしては

なんか・・・なぁ~って。。。

 

ニッポン有数の戦術家監督になると予想していた

宮本ツネ様、3失点後に打った策は

渡邉千真選手に倉田秋outで

パトリック選手、アデミウソン選手inで

更に「個のチカラ」で打破を狙います。

 

この交代の際の倉田秋

なんとも言えない雰囲気でしたね。。。

セレッソ在籍時のダービーでも得点奪い、

ガンバ復帰後のダービーでも得点。

17年のヤンマーやったですかね?

秋の一撃で消沈した記憶。。。

ガンバの10番であっても

セレッソで輝いた選手。

かなり交代に不満ある感情を押し殺しながら

ピッチを出たあの姿は、、、

ちょっと想うことありましたね。。。

 

 このアトのセレッソですが、

相手の「個のチカラ」にも混乱することなく

安定した試合運び。

3点リードの精神的な安定が相まってか?

曜一朗・ソウザ・マルの左サイドの展開、

すごく安定感ありましたね。

 

そんで70分を過ぎてからは

【勝ち逃げ】のルーティーン。

曜一朗outで亜土夢in

奥埜outで高木とっしーが久々の出場。

 

そんでロスタイムに入り・・・

ジンヒョンのオウンゴールは余計やったな。

あの辺りがまだセレッソっぽい

【脇の甘さ】を感じましたね。

 

まぁ、そんなチョンボがありはしましたが、

このゲームを見事に勝利し

勝点3をゲットします!!!

 

ここまで対戦成績の芳しくないガンバさん相手に

最後にチョンボがあったとはいえ

内容・結果ともに《完勝》

これはシーズン最後までのラストスパートと

考えると、非常に価値のある1勝だと感じています。

 

大阪ダービー】という注目度の高い試合で

昨今、すぐに騒ぎ立てられる

「誤審」

と騒がれる様なジャッジが発生しなかったこと。

余計な騒動が起きること無かったのは幸いでした。

 

今回の勝因ですが、試合後の曜一朗のインタビュー

なんとなくですがワタシが想っていたことと

近い考え方で挑んだんじゃないかな?と。

セレッソはメンツがガラッと変わり、且つ

セレッソユース出身】がガクンと減ったこと。

そんでチームの中心が他クラブからの移籍組が

メインであること。

 

そこが良かったのでないかな?と。

セレッソであってセレッソでない』

のが現在の【ロティーナ セレッソ

だと強く感じています。

 

大阪ダービーは。。。

もっとフレンドリーに試合を盛り上げること

出来へんかな?

ブーイングは否定せーへんけど、

時と場合とやり方と。

あからさまに敵意剥き出しに

挑発・恫喝するのは・・・

 

これはあくまでもスポーツです。

 

やのにそれに乗っかった様に

暴力的に煽るのは間違っている。

「海外がそうやから」

やったらそれに習ったら良いの?

あまりにも発想が幼稚です。

 

ニッポンという国はそんな国ではないと

ワタシは信じます。

なので、暴力的な雰囲気になるダービーなら

ワタシは無視を決め込みます。

 

次節はホームで鹿島アントラーズとの1戦。

前回のリベンジを大いに期待したいです。

それと今のセレッソサッカーの完成度を

確認する上でも非常に重要なお相手。

アントラーズにも通用するレベルなのか、

アントラーズレベルまでになると

通用しないのか?

 

気持ちはすでに次節です。