大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

NPBはMarines、JリーグはCerezoを応援する、おっさんのブログ。娯楽もちょこちょこ書いてみます

《セレッソ》Elierce Barbosa de souza(エリアス・バルボサ・デ・ソウザ)

なんとなく、本名をタイトルにしてみました。

 

ソウザが中東サウジアラビアのアル・イテファクに

完全移籍することがリリースされました。

www.cerezo.jp

 

昨年のシーズン終了を待たずして2020年契約を更新した時点では

『あっ、来年も残ってくれるんや』

と楽観視してたんですがね。。。

 

どこから斬り込んで行こうかな?

良い思い出の沢山ある選手なんでね。。。

 

セレッソへの加入は2016シーズンより

ブラジルのECバイーアから

レンタル移籍で加入しました。

 

加入後からの活躍は、今更どうこう書かなくても

皆の知るところ。

 

強烈なパンチ力のあるキックに

相手を翻弄するシュートフェイントに

速くて曲がって精度の高いコーナーキック

 

パンチ力のあるキックでは

劣勢の場面では、目の前が開くと遠目からでも

積極的にゴールを狙い、遠い距離からエゲつない

シュートを何度となくゴールへブチ込み

相手GKを茫然とさせてくれました。

 

またそのパンチ力のあるキックと同時に

流れの中から縦に推進し、シュートレンジに

入るポジションでは、得意のステップで

シュートフェイントを駆使し、相手を腰砕けにし

シュートコースを作る技も秀逸でした。

 

そんでCKですね。

ワタシはソウザと杉本健勇のホットラインが

【最強】やったと信じています。

’17シーズンやったですよね?、健勇との

ホットラインで面白い様にCKから

ゴール奪ったの?

 

パンチの利いたプレーをする選手でありました。

 

が、、、

 

今回【完全移籍】となってしまった背景ですが、

あくまでもワタシの『推測』であること前提ですが

 

この個性の際立つ個人技と、

昨今のサッカーにおける「組織的なサッカー」

が強く要求されるご時世。

特に’19シーズンよりセレッソを指揮する

ティーナは【戦術ありき】な監督であり、

また前任者であるユン・ジョンファン

決め事を守る【規律】については非常に厳格な監督。

その辺りの『約束事を全て理解し遵守する』って部分

ソウザ自身がそこに多かれ少なかれ【不満】を

抱えていた様に思えます。

 

今年の10節以降かな?ベンチ外が続いた時期、

クラブはコンディション不良としていたが

実際は違ったんじゃないのかな?

ワタシが見学した練習のミニゲーム

居残り練習を見ていた限り

『これで「コンディションがっ」て?

しろーとでは判らんのやろな』

 

と当時は感じていましたが、

それ以降に漏れ伝わった記事なんかでは、

ティーナのサッカーが吸収しきれない且つ

方針について確執があるとか、

ユンさんの時も方針について対立することがあった

という記事も目にし、’18シーズンかな?

ちょっと良く理由の分からないコンディション不良

とされるベンチ外も、そんなことも因子なんかな?

と思い起こすことワタシにあったり、

 

’18シーズンまでコンビを組んだ

山口蛍のインタビュー記事なんかを数件拝読すると

行きたがるソウザとのコンビで本来自身のしたい

プレーを押し殺してプレーしてた

みたいなのもありましたしね。。。

 

昨季の快進撃の始まった10節以降ベンチ外が続き

ベンチ復帰したのが21節FC東京(アウェー)戦

スタメン復帰したのは、デサバトが故障離脱した

27節ガンバ大阪とのダービーマッチから。

ワタシ、この試合のソウザが一番

ティーナサッカーにフィットしてたゲームだった

と思ってます。

試合開始序盤はポジションが分からなくて

藤田やマルやにポジション指示されながらプレーしてたの。

これが良かったので、やっと『スタイルに順応し始めた』

とホッとっしていたのですが、、、

各クラブが【ブルーノ対策】を徹底し始め、

当人ブルーノ・メンデスが故障離脱してしまい

セレッソの【攻撃スタイル】が消失してからというのは、、、

【中盤のソウザ頼み】みたいなスタイルに結果に

なってしまってたこと。

 

ゲーム観戦していても、攻撃のシーンでは

ワタシもソウザを探していたし、

可能性を感じるのは、ソウザ・マル・曜一朗の

3人で組立したカタチには期待感持てました。

またマルや曜一朗にフタをされると

ソウザがボールを持ち過ぎること織り込まれ

ハメたれたりと、

昨季終盤はロティーナサッカーではないんじゃ

ないのかな?と思わせるシーンが散見されたこと、

ワタシはなんとなくですが

疑問視・不安視することあったのは事実です。

 

昨シーズン終了待たずして契約更新したのに

オフシーズンになってすぐに、

行先候補は挙がらないが

ほぼ移籍間違いナシと報じられたソウザ。

推定年俸をググるとなんと7,000万円(推定)

ソウザで7,000万(推定)は格安。

『これは埼玉の赤い阪神タイガース行き???』

かなぁ~と。。。

「浦〇らしさ」とか、

中身のないことを掲げているクラブありますが

あっこならソウザが好き勝手やること許して貰える。

且つ、サラリーはセレッソよりも出せるだろうな?

と睨んでいましたが、行先はJクラブではなく

中東のサウジアラビアのクラブ。

 

これもソウザの「セレッソ愛」だったのかな?

 

セレッソ大阪の歴史を辿ると

好成績を残したシーズンには、

必ず優秀なボランチが存在し、

ソウザが在籍した2016シーズンから

2019シーズンまで、

ずっと良いシーズンで過ごしているのは

ソウザという良いボランチがいたコト。

それは間違いありません。

 

そんでなんといっても、

セレッソ大阪に初タイトルをもたらした

2017ルヴァンカップ優勝。

トドメのゴールはソウザのゴール!!!

あのシーンはいつ見ても当時の心境に

戻ってしまい、アツくなります。

そしてソウザ自身もニッポンをセレッソ

愛してくれていたこと。

舞洲でもサポに明るく振舞ってくれる姿や

選手間で談笑してる姿をみてもそう、

そして今回の移籍時に残したコメント。

どれをとっても残念でならないですが。。。

 

これもソウザが言う通り「これもサッカー」

 

いくら愛されるキャラでも

サッカー選手として突き抜ける幾つもの

個性があっても、

近代サッカーで監督の掲げる方針に沿わない・

異論があり賛同することに抵抗がある。

その選手がチームに対し、影響力がある選手で

あればあるほど、そのチームには残るべきではない。

 

2018年オフを経験しているクラブだからこそ

同じ失敗をするワケにはいかないのです。

 

一部ではソウザを流出させたことに対し

批判もあるようですが、

ワタシはソウザがロティーナのサッカーに

疑念を抱えたままチームの残るのは良くなかったと。

 

また今季はワケの判らんスローガンよりも

【優勝】という現実的かつシンプルな目標を掲げ

達成するにおき、不協和音になり兼ねないコト

に対しどう対処すべきか?

 

断定的に書いてしまってますが、

これはワタシの推測としてですが、

 

来季(2020)契約を結びながらも

オフシーズン中に移籍金が獲れる

海外含めたオファーであり

金銭面で折り合いつくのなら

売却してしまう。

って構想は元々あったんじゃないかな?と。

 

このオフは【某関係者】【一部関係者】が

内幕を事前にペラペラ喋ることなく

ほとんど先行記事のなかったオフ。

ヤンマー天下り社長の歴史から非天下り

森島社長になってから、見えないとこで

相当厳しく、かつシビアになってる

気がしています。

 

愛されるキャラであることと

ビジネスは別のハナシですからね。

 

ふたつの角度から感じたことを書きましたが

 

ファン心理としてはホント寂しいですよ。

でもクラブの輪を含め、経営目線からすると

仕方がないのかな?と。

 

 

サウジアラビアでも強烈な個性で活躍して欲しい。

その先に応酬主要リーグへの移籍なんてのもいいよね。

そんで数年後に選手としてでも、レジェンドとしてでも

どちらでも良いのでセレッソに戻って来て欲しい。

 

ソウザ、ありがとう。

これからも応援しています!!!