対中日戦のエントリーを書く時間が無く、エライ遅ればせですが、完全に
『チーム力の差』を見せ付けられた気がしております・・・。
1戦目は小刻みに追加点を獲られ、マリン唯一の押せ押せになった8回、3連打で
1点を追加した後の代打ズレータのライトファールフライ処理の英智選手の守備、
フェンスにぶつかりながらも捕球し、タッチアップしたベニーを刺すスローイング
までの一連の流れ、まさに『プロのプレー』でマリンの息の根を止められました。
2戦目も2回の猛攻は良かったですが、その後は意気消沈し、結局突き放され負け。
やっぱり『今年のマリーンズ』って感じでしたね。
前半戦の終了し、
72試合31勝41敗 勝率.431 得点306 失点343 打率.265 防御率4.38
かなり苦戦って感じです・・・。
巷では【YFK離脱】ばかりが騒がれておりますが、この予兆は昨年交流戦以降からビミョーには感じておりました。なにか?全体に淡白な感じがします。
打線から行きますと、
①ビックイニングは作るが、その回のみで意気消沈する
②ビックイニングは試合序盤
③リズム出来かけた打線を戦術で崩してしまう
の4点ですね。
ビックイニングのみって試合が今年のマリーンズ打線のイメージですね。
だから意外と得点は多いです。
そしてビックイニングを作るイニングですが、序盤に集中しており、以降消沈
することで、追い上げられるケースが目立ちます。
このビックイニングが5~7回に作れれば、もうちょっと違ってくる気がしてます。
アトは送りバントですね。【バシッ】と1回で決まらないケースが多く、何か試合が
ダラーっとしてしまい、且つソコソコ失敗してしまう。
【良いリズム】を作るのに苦労してますね。
そして投手ですが
①先発の不出来
②継投が決まらない
この2点に尽きます。
今期は先発もピリッとしません。と言いましても、昨年の成瀬・小林宏は出来すぎって感じもありますが、【先発6枚】が完全に崩壊しています。
もう【6枚】にはこだわらない方がイイでしょうね。
特に酷いのは小野晋吾。3勝3敗と勝ち負けはまずまずにみえますが、失点43の自責点41って9割5分が投手責任での失点です。且つ生命線である『コントロール』も年々悪くなっており今期は21個。TOPは清水直の23ですが、投球回数が85イニングで23の清水直に対し小野晋吾は53イニングで21と制球力の低下が顕著であります。
この点から見ても『もう先発はムリ』と判断します。よって先発は5枚でまわし、谷間の6枚目は2軍の呉を挟むのがベターだと考えます。
継投が決まらない点ですが、勿論Y・Kの抜けた中継ぎ抑え陣の経験不足から終盤バタバタするケースが多々ありますが、それよりも回途中での継投がほとんど決まらず、失点重ねてるケースが目立っています。結果試合がダラダラしてしまい、リズムを失ってると思いますので、イニング中の継投は2投手までで、そのイニングは責任投手に任せるってのも一個の作戦かなぁと考えたりしてます。
中継ぎ・抑えの光明は『久保』だと考えています。勝ち試合で久保が【8回】1イニングを昨年までの薮田並に抑えてくれれば、前後は必然と固まると判断しています。
色々とグダグダ書きましたが、後半戦は
①打線固定
②守備優先
のオーダーで臨んでほしいと思います。
怪我が無ければ、何をさておいても、3番ファースト福浦・4番サブローは崩してはいけないと考えます。
サブローについてはオリンピック代表選出の可能性があるので、少々不安視してますが、マリンにいる場合はこの流れは崩してほしくないです。
外国人3人については、オーティズが少々判断に迷いますが、ズレータ・ベニーは【DHのみ】打順も下位の固定でお願いしたいです。
場合によっては呉のデキ如何ではベニーの抹消はアリと判断します。
功労者ではありますが、今の守備力ではDHしか無い選手を何人もベンチに置いておくことは出来ません。
先発投手が6回終了まで粘ってくれれば、前半よりは勝てると判断します。
ローテ軸の小林宏之。彼の復活は必須です。ただ復活を期待します。
このインターバル中に飛躍的に技術向上することはナイとは思いますが、バランスを取る為の準備は可能だと思いますので、後半戦に向け『良い方向』に向かうこと期待しております。