昨日の完膚なきまでに抑え込まれた負けを引きずりながら迎えた本日、勝利することが出来ました。
バファローズ 1 - 6 マリーンズ
本日は祭日ということもあり、結構多くの方々が来られていました。
最寄の大正駅に降り立ったのが12時30分、帰りの切符をあらかじめ買おうと券売機に並んでいたら、どこかのオジサンが『外野席チケットないってゆうてたんちゃうか?』って喚き散し、身内と思われる方に『ええから駅員捕まえて聞いてこいやぁ~』って絶叫してました。
ちなみにワタシは『そんなこと絶対あるか』って心の中で突っ込んでましたが・・・いやはや【噂】って怖いモンで、球場まで歩いていたら、あちらこちらで『外野のチケットない』って沢山の方々がお話されていました。
チケットですか?スタンド入った瞬間『ガセや』って感じでしたよ。
で球場入りは12時50分。内野上段席の比較的ホームよりのベンチ上付近の席に陣取りました。
ちょうど堀・大塚・福浦が回し打ちでのバッティング練習中でした。
3人の感想は・・・やっぱり一昔前に比べて落ちたなぁ~って感じですね。捉えてるんですけど、伸びないんです。
その次は正人・マッチ・塀内の回し打ち。3球づつでタイムアップまで続いていました。
正人は・・・・・・。。。だって最初の順番なんて、バント出来ないわ、アトの3球なんてゲージから打球が出ないんですよ・・・。論外です。
マッチは、まあまあでしたね。最後の方はシッカリ捉えた打球が内野の間を抜ける当たりを連発してました。
一番良かったのは塀内。左方向の打球は擦った様なポップフライでしたが、センターから右の打球はそこそこでした。
なにげに【塀内起用】の理由が解った気がしてます。
そして守備練習で驚きが・・・【サブローいてへんやん・・・】って。
昨日、中途半端なタイミングで交代してましたが、どうも重症なのか?守備練習につけないってのは、非常に心配です。
細谷がサードでオーティズがセカンドで、福浦はファーストで練習しておりました。
西岡はかなり足が悪いようで、練習中は足をひきずってました。
そんなこんなで試合開始。初回の攻撃ですが、相手の岸田投手、かなり良かったですよ。正直アタマにイヤな予感漂う位、球は速いわキレるわ、『コノ試合もヤバい・・・』ってマジ思いました。
ところが2回、先頭橋本のHITから流れがいきなりマリーンズに。
続くズレータのバウンドの高いサードゴロでランナー進んだのが良かったですね。この進塁打が結果として大松の1・2塁間を破るライト前HITで先制出来ました。打球は結構詰まってましたが、詰まってたことが橋本の足でもホームをつけたのでGOODJOBなHITでした。
そしてベニーもHITで繋ぎ、バッター早川。【右方向の進塁打】を期待しましたが、なんと2遊間をしぶとく破るセンター前HITで大松ホームインで2点目GET。よく岸田投手から2点も奪いました。
でも、どの打球も球威に押されてましたよ。
クリーンHITは1本もナシ。逆にそれが良かったですね。
で得点後に不安が残る先発の渡辺俊介ですが、やっぱりピンチをメイクします。1アウト後、マリーンズキラー後藤光尊選手にオーティズエラーとも解釈できなくないHITから日高選手は抑えたものの、北川選手にデットボール、大引選手の打席ではダブルスチール決められ、結果ファーボールと、前回のエントリーで指摘した『相手にチャンスを与える』展開でピンチを迎えます。
小瀬選手には粘られながらも、最後はサードフライで凌ぎきりますが、2回終了で55分経過、球数46、もつれる気配がプンプンしました。
このアトは比較的トントンと試合が進み、5回先頭の早川、打球はフラフラーっとセンター・レフト・ショートの間に落ちるHIT、しかし元から2塁狙いの好走塁で2塁を落としいれ、本日昇格の細谷に打席が回ります。前回の昇格は同じ京セラドームでもバファローズ戦。3三振した直後に2軍に逆戻り。そして内野手怪我続出でちょうど10日で再昇格。先の打席は三振で迎えた第2打席、カウント2-3からファール2つで粘った8球目をしぶとくレフト前へタイムリーHIT。貴重な追加点を上げる価値アリの1打を放ってくれました。
しかしまだまだ3点差、油断できない状態での6回オモテ、大松の粘って取った四球出塁からベニーたんが・・・左中間へ2ランHRを放ち、コノ試合の主導権を奪います。
そして得点後に要注意の俊介投手。6回ウラは簡単に斬って獲ってくれました。
8回ウラには坂口選手のHITから、ローズ選手のタイムリーで1点を失ってしまいます。
ここで俊介お役御免。2回を除いては危なげないピッチングで、久しぶりに先発投手が先発投手らしい働きをして、マウンドを川﨑に預けます。
しかしバッターは後藤光尊選手。やっぱりマリン戦は【鬼】です。
ファーストゴロ、左投手川﨑のベースカバーが少し送れセーフに。
続く日高選手が初球を簡単にセカンドゴロにしとめ、久々登板の川﨑が仕事をこなしてくれました。
で、ここでバファローズ坂口選手の全打席にふれますが、コノ選手、ほとんどステップした右足がサークルから出ている様に見えました。これってアリなんでしょうかね?
1点を奪われた直後の9回オモテ、先頭の早川が、なっなんとコノ日4本目のHITで出塁してくれ、そして打席には細谷が。
4球続いたストレートを鮮やかに右中間へ運び、早川は1塁より長躯ホームインでまたまた貴重なタイムリーを放ちます。
今日の細谷ですが、2本のHITが2本ともタイムリーに!!!
勿論、早川のHITありきですが、再昇格初日に、岸田・加藤大という【1軍バリバリ】の投手から打ったってのが大きいです。
まだまだチャンスで渡辺正人ですが、バントできず結果ハーフスイングをスイング取られ三振に。本人不満そうでしたが、打席での積極性が感じられないが故に、審判にスイング取られたんじゃないですか?ってのがワタシの感想です。
続く塀内は凡退ながらランナーを進めました。得点は出来なかったですが。
最後は荻野登場。早くからネクストに清原番長登場で球場の雰囲気は勝負そっちのけで清原選手の出番待ち。
北川選手凡退後に清原番長代打で登場。初球をライトライナーで抑えます。
そうすると、一気にスタンドのお客さんが出口に進む姿は、なんとも言えない風景でした。
大阪決戦の連敗を食い止め、なんとか3位圏内を狙える位置に踏みとどまりました。
このままバファローズが2位通過した場合、3位通過すれば、また京セラドームでマリーンズ戦が行われますよね?
そうなるためにも、わたしは今日で今シーズンの大阪戦は終了したとは思っていませんよー。
今日の試合のヒーローは俊介もさることながら、4安打の早川とタイムリー2本の細谷をワタシは上げたいです。
細谷もこの活躍がシーズン終了まで出来れば、今江の刺激にもなりますし、勿論福浦にも、そして崖っぷちの塀内・正人の刺激にも勿論なると思われますので、ラストスパートでの細谷の活躍、大いに期待したいと思います。
こう思うのは、本日同行した私のオヤジの一言で、
『今江もそやけど、有藤も怪我多かったもんなぁ』って。
『今江の怪我グセなくす為にも細谷頑張ってほしいなぁ』ってしみじみ言ってた一言から、本日のMVPは細谷ということにします。