幸いなことに、日曜日からの3連休だったので、WBC決勝戦はTVに釘付けで観戦出来ました。
一言に『疲れたぁ』って感じですね。
小刻みに1点は獲るけど2点目が獲れない。【拙攻】にも見えなくはなかったですが、韓国投手陣も良かったと思います。
やっぱクライマックスは9回ですね。先頭のイチロー選手の目の覚めるよーなライトオーバーの2ベースHIT。『あと1点ほしいっ』って場面。
中島選手は2つバントを失敗。あーゆー場面でのバントってホント難しいですね。マリーンズで見慣れてる?光景ではありますが『雰囲気悪いなぁ』と感じましたが、中島選手は1・2塁側に強い当たりを・・・
【抜けたぁ】と思いましたが、韓国セカンドのファインプレーに阻まれランナーは動けず。
そして結局得点奪えずで9回ウラへ。
9回ウラは日本のエース、ダルビッシュ投手。
1アウトは獲るものの、続くバッターをファーボールで出塁させてしまいます。
ダルビッシュ投手は最後まで『WBC使用球』になじめなかったか?
こんな場面では【アウトローセオリー】の組み立てになりますが、右バッターのアウトローへすごく投げにくそうでした。
またまたファーボールを献上し続くバッターを三振に取り2アウトまでこぎつけますが、痛恨のタイムリーHITを打たれ、試合は振り出しに。
ここまで、【獲れそうな所で得点獲れなかった日本】が【ピンチを1失点で凌いできた韓国】に痛恨の一打で追いつかれ、嫌な雰囲気になりました。最終的に後続を三振で凌ぎはしましたが、かなり嫌な流れになりました。
嫌な雰囲気で突入した10回オモテ。先頭の内川選手。しぶぅ~くライト前に落とします。この試合、岩隈投手も良かったですが、この試合のMVPは内川選手だったと思います。ホントイイ場面でHITを打ちます。
続く稲葉選手が送りバントを【1球】で決めて良い流れを作り、岩村選手のレフト前でランナー1・3塁で川﨑が代打で登場しましたが、初球を打ち上げ2アウトに・・・。
注目のイチロー選手の打席。2球目に岩村選手が無警戒をついて盗塁を成功させ2・3塁に。ここで敬遠もアリだとは思いますが、韓国チームはイチローとの勝負を選びます。
TVの解説者の面々は『勝負は信じられない』的なコトを言われてましたが、個人的には韓国チームは勝負に出たと判断しました。
打ち取れれば10回ウラ非常に良い流れで攻撃に入れることを韓国ベンチは選択したと判断します。
ここの勝負はシビれましたね。2ストライクまでイチロー選手追い込まれますが、ここから、ベース上を通る球は尽くカットして、世紀の1球を辛抱強く待って、最後に高めに甘く入ったボールをセンター前に運んでしまいます。ここで勝負アリでしたね。
10回ウラもダルビッシュ投手続投で、先頭をまたファーボールで出塁させますが、正直、韓国チームはもう気力使い果たしていた様な雰囲気を感じました。
最後は三振で日本代表WBC2連覇達成!!!で幕を閉じました。
スコアとしては5-3でしたが、中々点が獲れそうで獲れなかったという見方と最少失点で食い止め、チャンスを狙っていた韓国。
ホントーに良い試合でした。
日本は何度も流れを持って行かれそーになりますが、岩隈投手が粘りに粘り、試合を崩しませんでした。
打線の方では内川選手。この試合では打つ方もそうですが、5回ウラにHRで追いつかれた後のレフト前の難しい打球をスライディングしながらワンバウンドで抑え、すぐさま2塁へストライク返球し、バッターランナーを2塁封殺したプレーも流れ持っていかれそーなとこを、よくぞ阻んでくれました。
この大会のMVPは松坂投手だったみたいですが、私にとってのこの大会のMVPは内川選手だったんじゃないかと思っています。
WBC日本代表、本当におめでとうございました。そしてイチNPB(野球)ファンとして『ありがとう』と言いたいです。
4月になればNPBも開幕します。そこでもアツい戦いを期待しております。