成績は負け越し決定。一部新聞では『得意の交流戦も・・・』なんて見出しがありましたが、今の状態じゃ仕方ありません。
それに相まって、交流戦も2戦づつってのも、マリンとっては不利と言いますか【勝てない要素】が加味されますね。
それは、各チームともローテが組み易い編成上、【ローテの谷間】が出来難いので、一線級の先発陣との対戦が増えると、【攻略のテ】の無いマリンにとっては苦しい展開になってしまいます。
だから、拙攻・貧打はなるべくしてなってるって感じです。
まぁ、中には猛打爆発の試合もありましたけど、相対的にはどの投手にも抑えられた感があります。
そして・・・最大の懸案は『チームづくりがしっかりしてる』チームには、競ろうが何しようが、どっかのPOINTで【チーム力の差】を見せ付けられ、【結果もそうだが、試合内容で完敗】っていうよーな試合されるのが非常にツラいです。
交流戦を観た中でそれを強く感じたのが広島とヤクルトですね・・・。
なんか、07年交流戦以降のファイターズ戦で敗戦して以降感じる、私として一番ダメージの残る負け方
【野球の質の差】を強く感じました。
打撃面で見ますと、選手一人一人が『その打席で最低でもすべきこと』が明確であり且つ徹底してきます。
機動面でも『スキあらば』ドンドン前の塁を狙って陥れてくるし、
守備面でも派手さが無くても堅実に1個のアウトを獲っていきます。
そして試合作りにソツがない。
今のマリーンズは・・・間逆でしょうね・・・。
打撃面は個人個人が自分の理想を追ってる感じがするし
機動面でもいつの間にか盗塁すればアウトの繰り返しやし、且つ走塁ミスは連発するし
守備面でも破綻ありきなオーダーで試合に臨む。
やっぱりボビーバレンタインスタイルでの6年は長過ぎましたね。
これは優勝した時から言えたことかも知れませんが『選手すら理解出来ない采配』では、選手自身が【どの方向を向いて】野球やるのかが解らないと思います。
それではチームなんて纏るワケないです。
継続して強いチームにするには、方向性をきちっと定めなくては【常勝チーム】は出来ないと思います。
ボビーとフロントとの対立、そして一部サポとフロントの対立と『グランド外』の騒動が慌しく【グランド内の内容】がおざなりになってる感がありますが、グランド内の実態は長きに渡り蓄積された『場当たり的なこと』が積もり積もって、かなり酷い状態だと私は判断しております。
そうは言っても、今は応援するしかないです。
でも私はどんなことでも『ドンマイ×2』とは思いません。
今日からの試合でチームに望むことは・・・
『次に繋がる内容がある試合』を少しでも多く見せてほしいです。