同一カード3タテのかかった一戦。
残念ながら9回ウラに追いつかれ、延長12回ドロー
2勝1敗の貯金1よりも2勝1分の貯金2の方がマリンにとっては、まだ良い結果だったかと考えます。
スコア
マリーンズ 2 - 2 ホークス
今週は夜勤ウィークの為、観戦はプレイボールから8回オモテ終了までです。
途中、食事や坊ちゃんのお風呂とかで見れてない回もアリです。
先発の成瀬。7回多村選手に被弾するまでは良かった。
それは大いに認めますし、打線のコトもあり【見殺し】感はアリアリですが・・・。
ランナーナシの場面での被弾。本人にとって、非常に悔しい1球だったかも解りません。しかし、まだ1点リード。もっと切り替えないと。
露骨に不満げと言うか、被弾を引きずった表情でのマウンド捌き。
橋本とのサインが遭わないと嫌な顔全開で首を横に振る表情。
成瀬くらいの域の投手が、マウンドで動揺を絶対に見せてはいけません。そして【雰囲気】を悪くする振る舞い。
怒りの余りの【一人相撲】なピッチング。
ランナーを無視した様な投球。
被弾後のマウンド上の振る舞いには大いに不満アリで、成瀬には反省を即したいです。
そもそもこの試合、リズム良く展開出来たのは、初回2アウトからのセンター前にフラフラっと上がった小久保選手の飛球を、センター早坂が快足飛ばしたナイススライディングキャッチが投球リズムを作ったと私は思ってます。
だからこそ『勝手にマウンドで一人でカリカリしない』この一言です。
打線の方は・・・
やっぱ開幕前、キャンプインからの【準備不足】を露呈した2回。
ノーアウ・ランナー1・2塁でバッター橋本。
初球、アウトコースのストレートをバント空振り、2塁ランナー大松帰塁出来ずタッチアウト・・・。
あのコースの球がバットに当らないバントって・・・。
毎年のシーズン途中でのバント多用。でも決まらない。
やっぱ【準備不足】の一言でしょうね。
そう考えると、『打者が誰なのか?』ってことを想定した作戦の方がよいのでは?と思ったのが4回の攻撃。
大松・井口の連続ツーベースで1点先制。甘い球ではありましたが、井口のライト打ち。久々に良い打球でした。
そしてこの後の橋本の打席。シッカリと進塁打を打ち、ランナー3塁で福浦の犠牲フライで井口ゆうゆう生還。
本来なら大松・井口以外の選手はバントはシッカリ決めて欲しいのですが・・・とにかく【準備不足】なんですから・・・。
それか、バントするなら、打撃練習そっちのけで【バントだけ】練習させるとか?
ソン位せんと今のマリンでは決まらないでしょうね?たぶん。
獲れた可能性のあった試合。でも追いつかれ、勝てなかったのは
被弾後の成瀬の振る舞いと、8回オモテに足を引きずりながらでも、松中シフトの逆をついたサードゴロで全力疾走した松中選手との気持ちの差だったのかな?と考えます。
結果アウトでしたが、ベンチに下がるまでの足の痛みは、観てるこちら側にも伝わってくる様な姿。
もの凄い時間かかってました。でも、ベンチで一服後、ベンチの手すり側まで出て来て戦況を見てる姿には脱帽でした。
野球はピッチャー中心になりがちではありますが、お山の大将になってはいけない。
技術的な面よりもメンタル面での【チーム差】を少し感じた1戦でした。
明日は渡辺俊介。現在では清水が復帰の際、降格の筆頭候補。
小林宏之はナイスピッチしました。
ラストチャンスではないでしょうか?