昨日の帰宅前に会社の人達と『今日のスコアは?』なんてハナシしてても、圧倒的に日本不利。
2-0や3-0とニッポンは得点出来ないって風評が吹き荒れる中、一人だけが『1-0でニッポン』を予想。
『ポジティブやなぁ~』と冷やかしていましたけど、まさか的中とは恐れ入りました。
帰宅は22:00、すぐさま風呂に入り身を清め、ドイツ大会のユニ着用でTV前に。
夜も更け試合開始直前にカミさんから『絶叫厳禁』の警告を受け、次に怪しい行動に出たらイエロー確実な状態で試合開始。
難しいことは解りませんので、しろーと的な感想ですが、前半は試合開始後から中盤での攻防が続けど、ともに『いけぇ~』も『ぎゃぁ~』も無かった感じがしました。
アトはボールの伸び。なんかバレーボールのフローターサーブみたいにGKのキックもロングボールもクロスも途中からグワァーンって伸びまくってましたね。
カメルーンといえばワタシにとっては【エムボマ】なんでガタイのデカい屈強な、且つビューンってイメージありましたが、全体的にタッパはあるがスマートな選手ばっかやなって感じ。
それと個性的な選手がいてますね。
八島美容室風のサイドバックやベンチにもすっごいキャラの選手も座ってるし、やっぱスゴいです。
試合前にもなにかチームの不協和音的なコトが記事になっておりましたが、やはり【和】を感じず、終始エトーが周りを鼓舞したり、イラついたりって感じでしたね。
そないに気持ち的にはアツくもなく、冷静に試合を眺めていた前半39分、多分相手のパスミスが遠藤へのナイスパスになり右サイドの松井へ!!!DFと対峙するが一発フェイントかましてから左足でクロス。
ボールは案の定?と言ってはなんですが、ゴール正面の大久保の頭上を通過し本田がトラップ、いつもの代表なら大きく弾くのですが、ピタッと左足の前に収まり、さすが本田の冷静なシュートでニッポン先制!!!
試合終了後にモリシもゴンちゃんも言ってましたが、あっこでボールが止まるってのが『持ってる』ってコトなんでしょうね。
技術云々やなく、常に持ってる意識が自然とあーゆーふうにウマくハマるんでしょうね。
深夜かつ注意1を受けてる手前、声は出さずに大きく力強くTVの前でガッツポーズ!!!
なんか本格的に観戦に対してスイッチ入った瞬間でした。
そっからは徐々にカメルーンが攻めの姿勢を出してきて前半終了。
後半は多くを書くことなく『攻められっぱなし』の展開に。
クリアボールも尽くカメルーンボールになり、息をつく間もない位攻められっぱなしに。
ニッポンの攻撃は・・・無かったですね?
確かに後半はずっとヒヤヒヤでしたが、カメルーンは攻めども×2得点出来ず。
カメルーンほどの迫力はニッポンにはありませんが、こんな感じの戦いってアジアの試合ではニッポンがこんな感じになることってよくあるよーな気がしましたが、サッカーってこんなモンと言っては軽く聞こえますが、こんな展開になっちゃうんでしょうかね?
ヒヤヒヤの連続でアタマおかしくなりそーなまま後半ロスタイム突入。
ロスタイムは4分。『長い・ヤバい』と思いましたが、ロスタイム4分キッカリで試合終了。
まさかまさかまさかのニッポン勝利!!!勝ち点3GETです。
何度も書きますが勝てるとは夢のまた夢で、就寝前にカミさんに『朝起きたら負けてんちゃう?』って位、ワタシにとってはサプライズな勝利でした。
勝因はひとえに【チームの和】の差だった気がしてます。
カメルーンで解る選手はエトーだけってしろーとですが、周りを鼓舞するが周り踊らずな雰囲気は終始感じました。
後半は攻め続けてはいましたが、どっちかって言えば『オレがオレが』な感じで『みんなで勝とうゼ』って雰囲気は感じませんでしたね。
一方のニッポンですが、大会直前で方針変更。恐らく【玉砕覚悟】の変更だったと思います。
今回の試合・試合後のインタビュー聞いて感じたことですが、やっぱ【和】は大事だなぁ~って。
色々と話題になった本田ですが、今までの代表の柱になる選手とは雰囲気ってか考え方が違う気がします。
今までの代表ってキングカズや中田ヒデっていう『王様』が存在で発言で周りを指揮するカタチだったと判断してるのですが、本田って発言や記事からのイメージとはなんか違います。
インタビューでもゴール決めた後にベンチに駆け寄ったこと質問された際の返答『代表落ちた人やベンチの人の分も・・・』って発言が、そういう想いが、今までの【代表王様像】とは違う感じがします。
一言で言えば【主張】と【協調】を旨く使い分けることの出来る選手ってか人なんやないかな?って感じがしております。
ワタシの目には【玉砕覚悟】の布陣に見えますが、そう考えると23人が今のカタチにマッチした選手ばかりではナイ気がします。
個人的には松井OUTで岡崎やなしに【香川真司】が見たかったなぁ~。
でも真司は登録されてないから仕方ないですね。
海外で行われるWCでは史上初の勝利。そう言われたらそうなんですよね。
フランス大会は『出場が目的』って感じの出場で、中田ヒデ以外はボディーコンタクトでバタバタ倒れとった初出場。
日韓共催は『ホームの利』が大きかった。
ドイツ大会は現実をまざまざと見せ付けられました。
今回は・・・冷め切ってました。この勝利も実力で勝ち取ったとは思いません。
でも、負けるより勝つに越したことはありません。
勝負の基本【とにかく勝つこと】どうも内容に目が行き過ぎてたのかもしれません。
世界のTOP10、20位までの国であるならそれも大事でしょうが、ニッポンはそうやないです。
だから次のオランダ戦もデンマーク戦も冷静に、勝てるとは思いませんが『勝って欲しい』気持ちを大事にして観戦したいと思っております。
余談
試合中のおもろい解説(by 山本さん)
『前回のWCと違い中澤の横には高さも力強さもある闘莉王がいるのが大きな違いですねぇ』
⇒スタジオには前回大会で中澤の横にいた宮本ツネ様おるっちゅーねん(苦笑)