お盆休み最終戦。
最後は劇的なサヨナラHRでこのカード勝ち越しに成功です。
この試合は日曜開催のマリンなので17時開始のゲームですが、試合終了は21時30分前後?
タイトルにもしましたが、4時間放送枠のBS12の中継時間に収まらないゲームが多いですね・・・。
スコア
マリーンズ 6x - 3 イーグルス
相変わらずの録画確認および、間&延長戦はちょこちょこLIVE観戦です。
先発のペンですが、6回6安打5四球で3失点ってのはちょいと奇跡っぽい内容でしたね。
初回のポンポンと2アウト獲った後に、鉄平選手にHIT打たれ、山﨑選手は四球。そんで中村ノリさんには初球の抜けたストレートを『1・2・の・サン』で振り抜かれ、レフトオーバータイムリーで先制されてしまいます。
でも、このアトは四球出しながらでしたが、失点は3回の鉄平選手の2ランまでで抑えた?凌いだって感じですかね?
ちょっと苦しさの見えた6回ですが、四球で出したランナーを【牽制イッパツ】でアウト獲れたのは大きかったです。
セットのクイックは出来ませんが、要所で入れる牽制はまずまずでしょうか?
4回にも送球良ければ完全アウトの牽制もありましたし、投げること以外のプラスアルファがあるのは評価したいです。
ペンの評価ですが、今季はこんな感じでOKとしたいです。
前回、ペンの初登板時にも書きましたが、彼には入団時のシコースキーの雰囲気を感じます。
シコースキーの方がストレートにはパワーがありましたが、ペンにはストライク獲れる変化球があります。
そしてセットですが、その姿には左右の違いあれどセラフィニをダブらせてしまいました。
制球力については、時折ストライクを置きに行く様な投球が散見されますが【適度を超える荒れ球】が持ち味になってくれれば・・・。
マーフィーとて最初はこんな感じでしたので、そのウチに見れるよーになればなぁ~。
まとめとしては『どれだけNPBに順応しようとする意識があるか?』
これでしょうかね?
序盤に両チームが得点を獲り、最後の最後までお互いが決め手なく進んだ試合でしたが、ペン以降の中継ぎ陣の頑張りも見逃すワケには行きません。
まずは古谷。1安打はされど完璧だったと思います。
実況中に左打者に対して、彼自身、少々『抜け球当てたら・・・』の不安から強く腕が振れないとのコトですが、もっとインコースに強いボールが投げれれば、もっと×2良くなれるでしょうね。
更なる飛躍に期待したいです。
晋吾も1安打はされましたが、危なげ無い投球で相手にキッカケを作らなかったのはマルです。
慢性的に持病抱える投手なので、今後の連投が少々心配ではありますが、投球する展開を限定すれば【勝ち試合】が増える気がします。
個人的には先発よりもセットアップの方が適任かなぁ~と判断します。
同点延長ってコトもあり、小林宏之が2イニングいきました。
この日の投球はチェンジアップが非常に良かったですね。
ストレートもコーナーに決まっており、危なげないピッチングでした。
最後の藪田わ・・・。やっぱ夏場からの【怖さ】は依然健在って感じかな?
最後のファールフライを今江がナイスキャッチしてくれたコトで【アッサイ】終った感じでしたが、ヒヤヒヤ感がイッパイだったです。
それと使い方が難しいですね。現状では『1イニングが精一杯』な感じがしました。
それでは打線の方ですが・・・
3番から6番はお休みで、清田から今江までで打線を組んでたイメージすら感じる試合でした。
初回も1アウトから今江が出塁するが、井口はサードゴロのゲッツーでチェンジ・・・。
確かに中村ノリさんの好捕と言えば好捕ですが、ノリさんの守備力なら普通のプレー。
やっぱ『サードゴロ』って結果が非常に不満です。
追撃点はラッキーなカタチから生まれました。まずは的場の深いトコロへのショートゴロを送球焦った内村選手が弾き、エラーで出塁し、岡田が右中間へのタイムリー2ベースで1点を取り返します。
ただ、この時の岡田の走塁マズかったです。インフィールド内のカットマンが居ないホーム返球で3塁獲れなかったのはボーンヘッド。
【足】が持ち味の選手がコノ走塁はイタダケマセン。
的場の打撃ですが、アウトコースが全く見極めできませんね。
リード面では現在登録抹消中の里崎よりもイイ感じを見せてますが、バッティングは・・・です。
打撃スタイルからも見直し必要ですね・・・。
そんで同点の一打は清田のライト方向への『空気を良く読んだ』ナイスバッティング!!!
ただ、ここの同点はイーグルス鉄平選手の緩慢な守備が重なったのも事実と思います。
そこを漬け込んだ清田のナイスランも見逃しませんよぉ~。
なんか『ナイっ』って決め込んだ様にバウンド毎に勢いの無くなる打球をフラフラと捕球に行って、ランナーの動きに気付いて焦ったよーにセカンド送球。これがランナー清田と重なってベースカバーの内村選手捕球出来ずで2者生還って感じでした。
イーグルですが、昨年までと異なり何か『ダラダラ感』が散見されるのが敵チームではありますが、NPBファンとして、野村野球派として非常に不快です。
野村克也氏は、確かにコトバって意味では過ぎる発言多々ありはしますが、『野球の基礎』ってコトでは正しいことを教授していた筈。
どうしてその教えを大切にしないのか?『居なくなったらしない』では【やらされてたの?】って・・・。
【やらされてる】から始まったコトであっても、自分で理解してするようになったら、それは【自分でやってること】に変わると思います。
非常に残念です。
上のコトとも若干リンクしますが、その後にも結果チグハグなコトもありましたね。
5回オモテでしたか?鉄平選手の走塁。この日も強風のマリンで奇しくも【ライト清田】の所に上がったフライを、やや捕球体勢悪いの見て、タッチアップ試みるが際どいタイミングながらタッチアウトでゲッツー成功。
ここの清田の捕球も【タッチアップない】と決め込んでたフシは無くもなかった様には感じましたが、気付いてからの送球は良かったですし、アップ×2寸前のペンを助けるナイスプレーでしたね。
ナイスプレーがキッカケになったと言えば、この日のヒーロー今江。
それまでの絶好機は凡退してましたが、12回オモテの3塁ベンチ前のファールフライのナイスキャッチ&スライディング。
同じ方向に飛び込んでくる的場を交わしながら捕球という難しいプレー。またこのイニングをアッサリ終らせたって面ではチームにも良いリズムを呼び込んだBIGプレーでした。
サヨナラに至った経過も非常にリズムの良い『先頭打者の四球は失点に繋がる』ってセオリー通りの展開でした。
まずは代打根元がシッカリと見極め四球で出塁し、岡田が『要求されてること』の一つである送りバントを【1発】でキメたこと。
そしてこんな場面では【掛かり過ぎ】が空回りする西岡もシッカリとボールを選び出塁し、今江が2ボールから『ストレート1本待ち』の状態で高めに浮いたストレートを強振し、打球が飛んだ時は【センターアタマは越えた】と思った打球が、そのままバックスクリーンへ飛び込むサヨナラHRで勝利し、このカードの勝ち越しを決めました。
ここまで分の悪かったイーグルスに勝ち越し。
勝ち越しは嬉しいが、まだまだ波に乗れた雰囲気ナシ。
それはやっぱり初戦を成瀬で落としたことが原因だと思ってます。
火曜日からがドームでのファイターズ3連戦。
移動ナシの東京開催ってのは、選手の体調にとってはプラスと思います。
ただ問題は東京ドーム・・・。
あんま良いイメージないですね。
この移動ナシの1日休みってので、ドンゾコ状態の井口・テギュン・大松の復調に繋がれば・・・。
7月末からの7連敗以降は以外にも6勝3敗と踏ん張ってます。
でも【6勝】ってイメージがないのも事実かも?
ぼっちらスッキリした試合を見せてほしいものですね。
コメント頂きました方へ
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lkjhgfdsa さん
ワタシのペン評価については、先発6枚目でありシーズン途中補強ってコトを加味した評価です。
なんで、これが先発4枚目以上でありシーズン前補強であったなら、もっと厳しい評価になります。
この試合においては、岡田・清田が良い味を出していましたね。
良いカタチで競争して、荻野貴司復帰となれば更に高いレベルの競争となること多いに期待したいものですね。