昨日は天皇杯。
スタメンには村田が起用され、また2ヶ月ぶりにマルチネスが戦列に復帰。
イメージとしては、週末の甲府戦を睨んだ布陣だったでしょうか?
あとGKはジンヒョンは韓国代表合流中ですので松井がスタメンです。
試合としては・・・
モチベーションの低いセレッソと、波乱を起こしたい大学チームのモチベーションの差が大きく、なんかセレッソに対して【イラっ】とくる試合でした。
大学チームは前日のタジク代表より遥かにプレスも早く、シッカリと二人で囲んで来ますし、DF⇒GKのバックパスもシッカリと狙い、前半の早い時間には先制点取られてもおかしくないシーンも演出してくれます。
セレッソの先制点は、丸橋のクロスを相手GKが半身でキャッチしようとしたボールが、ワタシの目にはキャッチの瞬間にちょっとボールがゴール方向にブレた感じがしましたが、そのボールを弾き、弾いたボールがゴールインでセレッソ先制。
まぁ、それまでにもキメとかないといけないシーンが2つ程あったので、ホンマにこのゴールはラッキーでしたね。
このゴールなかったら・・・もっとズルズル行ってたかもです。
2点目は、プロのキーパーと大学生キーパーの差かな?
中後のシュートをGKが弾いたとこまでは良かったですが、『こぼれたアト』が想定出来てなかった感じかな?
クリアボールがファビオ・ロペスの前に飛び、そのままシュートでゴールイン。
アトもなにか、しっくりこない時間が続き、後半へ。
後半開始から倉田outで大竹in。
J次節カード累積で出場停止の倉田のポジションには大竹が入るのかな?
GKがジンヒョンに代われば、ほぼ次節予想メンバーの布陣となりました。
後半は4点取りましたが、15分以降大学生チームの運動量がガクッと落ち、脚がつって倒れこむ選手が続出。
やっぱ仕方ないですよね。
ここからセレッソのゴール量産。
でも、相手の状況を考えると、大学生と同年代の健勇や大竹が決めたと言っても彼らはプロ。
決めて当然です。逆に健勇については2点目が取れなかったことが不満ですっ。
そんなこんなで試合終了。スコアは6-0
でもスコアほどの試合じゃなかったですね。
大学生チームの頑張りに拍手を送りたい試合でした。
試合後の大学生チームキャプテンのインタビューありましたが、このキャプテンさん、ワタシ的にはいい仕事してたと見ましたが、話しぶりを聞いてると、なんか卒業と同時に辞められるみたいに聞こえました。
ちょっと勿体ないよーな、教育大学さんなので教師になられるのかな?
次のステージでの成功をお祈りします。
攻撃の起点がやっと戻ってきました。
プレー的にはまだまだって感じだったかな?
相手チームが『セレッソの起点はココ』ってのを、あまり認識出来てなかった感じだったので、マルチネスにプレスかけてくるよーなシーンがなかったですが、今週末の甲府戦はそうはいかないと考えてます。
ただ、現在のチーム状況として、ボギョンが居ない、扇原は謹慎中ってコトも含んで考えるとかなり嬉しいマルチネスの復帰でありました。
最後に、扇原のこと、今後のクラブとしてのことを。
まず、スタンドからペットボトルが投げ込まれたってのは絶対に許されないこと。
クラブも該当者が特定出来ていない様ですが、『わかりません』で済まされるのは御免です。
それと、投げた張本人は名乗り出ること。
ひょっとしたら、すでに名乗り出てるかもですが、こーゆー人は未来永劫スタジアムには足を踏み入れないで頂きたいです。
後々に播戸のブログにてピッチ側からの事情が明かされはしましたが、扇原の行為とて許されない行為です。
『カッとした』では許されませんし、今後は『そういう愚行をした』ってモノは背負っていかないといけません。
ペナルティーで出場停止とかボランティア活動とか発表されてますが、
出場停止は今回の件でのペナルティーってのは納得しますが、
ボランティア活動については【今回の件のペナルティー】ではなく、継続して活動してほしいと思ってます。
ワタシ的に『ピッチでのプレーで恩返しする』ってのは全く関係の無いこと。
それはそれ、これはこれ。
今回の件は『未来永劫絶対に許さない』ってコトではないです。
決して許されることではないですが、逆にこういうことをしてしまったことを扇原の今後の糧として更に成長してほしいと願っています。
クラブ側もこの事態を【事件】としてではなく『クラブのビジョン』として真摯に受け止め、今後に活かさないと。
問題視するのは、過去の柿谷の遅刻グセ&素行の件にしかり、今回の扇原にしても共通するのは『セレッソユース昇格選手である』ということ。
毎年ユースからの昇格選手がおり、またレギュラークラスを昇格させ、クラブのみでなく代表にも選ばれるという【サッカー選手】の育成は他クラブと比較しても優秀であると考えます。
ただ、今回の件にしても残念なのが【社会人として】の教育がゼンゼン行き届いていないってのが残念です。
確かに他のユース出身である、丸橋や蛍やetcは同じか?といえばそうではないですよ。
でも、こんなことを理由がどうであれしてしまう。
こじつけなのかも知れませんが、昨年のこの時期に扇原の行動に『おいおい・・・』って場面に遭遇したことあるんですよね。
試合開始1時間ちょっと前の地下鉄長居駅周辺のコンビニに、本人はベンチ外やし時間もあったかもしれませんが、本人にとって『ガム買いに来ただけ』かもしれませんが、セレッソのスーツ着てうろつくことを許しているってのは、本人の自覚だけでなく、クラブ側にも問題あると思うんですよね。
ワタシの勤める会社は工場ですが、会社のルールとして作業着での出社・帰宅は禁止されております。
これって『けじめ』のハナシ。
残念ながら、こーゆーことは、まずクラブが本人に教えるべきこと。
それを聞かないのであれば本人の問題。
こんなことやあんなこと。総じてやっぱセレッソの教育って『ヌルい』って思ってしまいますね・・・。
一昨日のスカパーのFOOT!でイングランドやったかな?若い世代の特集やってましたが、大会のみでなく、他国の言葉に触れさせる時間作ったり、記者会見のシュミレーションをしてみたりと、【子供の先】を考えた取組が紹介されておりました。
この取組は協会の取組なので規模が大きくはありますが、ヨーロッパのクラブ下部組織では大なり小なり同じ取組がなされていることは耳にしたことがあります。
方法はさまざまです。ただ、直近のセレッソ大阪は【育成型クラブ】として報じられることが他のJクラブに比べれば多いとワタシは判断しています。
選手を育てるのは大事なこと。でも沢山集めた選手の中で『J』というステップに上がれる選手はほんの僅か。
やっぱり沢山の子供を預かるクラブ側としても『ニンゲン』としての成長も同時に取り組んでほしいです。
『サッカーだけ出来たらエエ』では絶対にいけません。
今後はこーゆーことが起こらない様に、クラブ側は行動してほしいと切に願っております。