ふと気付くと、と言ってはナンですが、明日からキャンプインです。
キャンプメンバーが発表された時期は・・・
ちょうどインフルエンザ中やったモンできっちりとメンバー観れてませんでしたので改めて確認しますと。
石垣キャンプ (2月1日~2月23日)
投手
吉見、大谷、上野、中後、成瀬、藤岡、唐川、服部、古谷、小野、伊藤、渡辺俊、木村、中郷、小林、光原、ペン、松本、グライシンガー、薮田、益田、山本徹、カルロス・ロサ.
捕手
里崎、小池、田中雅、金澤.
井口、今江、福浦、塀内、根元、鈴木、渡辺正、青野、細谷、ホワイトセル、早坂.
外野手
清田、サブロー、伊志嶺、大松、工藤、角中、岡田.
薩摩川内キャンプ (2月1日~2月23日)
投手
荻野忠、大嶺、橋本健、内、山本一、南昌輝、林、香月、秋親
植松、藤谷、山室、阿部、黒沢、山口、石田、木本、鈴江、西野.
捕手
江村、青松、的場.
高濱、今岡、翔太、蔡森夫、角、生山.
外野手
荻野貴、神戸、南竜介.
とこんな感じ。
掻い摘んだ雑感としては
①大松が外野手登録のまんま
②荻野貴司は2軍スタート
③昨年のドラフト組は既定路線通り全員1軍スタート
④的場が2軍スタート
⑤ナゼか?毎年の様にやと思うんですが、松本が例年通り1軍スタート
ってトコでしょうかね?
①大松の登録
昨年秋季キャンプよりファーストコンバートに取り組んでいる大松ですが、登録は外野手のまんまです。
恐らく、このキャンプではファースト中心のメニューになると推測します。
大松については、金森理論プラス新統一球が追い討ちになった感じで、持ち前の【長打力】どころか【打撃】全てが大不振続けています。
今季からは打撃コーチも代わりましたので、まずは良かった時のインパクトポイントを思い出すことからかな?
彼のスイングの魅力は前捌きの綺麗な打撃フォームだったんですが、それが消えてしまってます。
打撃も守備もと『忙しい』キャンプになりそうですが、大松には大砲復活を大いに期待しています。
ファースト守備については、ワタシ的には打球処理の守備範囲よりも送球を後逸しないってトコから取り組んでほしいかな?
今季も引き続きショートストップのレギュラー不在からのスタート。
誰が就くかは流動的なのはミエミエですので、色んな性質の送球に対応出来る捕球力のトコから取り組んでほしいと思ってます。
②荻野貴司の2軍スタート
今季から再び外野手登録となりましたね。
現在のチーム事情であれば、ショートに座ってほしかったってのは理想ではありますが、これだけの選手が毎年【2ヶ月限定】となってしまうと、どうしてもウィークポイントの膝のことを考えると負担が少ない外野手になってしまいますよね。
ワタシ的な今季の荻野貴司への希望は【休暇2ヶ月以内】です。
荻野貴司の持ってる『良さ』が4ヶ月観ることが出来れば、自身・チーム共にソコソコの数字は残ってると思うので、最低でも4ヶ月は働けるカラダにしてほしいですね。
③ドラフト組は全員1軍スタート
特に昨年ドラフトの目玉であった藤岡には『即ローテ』の期待が掛かります。
ざっくり考える先発陣を観ても、タイプは違えど俊介・晋吾のどちらかが【ローテ谷間先発限定】になる位でないと、今季は勿論、来季以降を見据えた上でも世代交代は必須です。
そーゆー意味プラス、左腕ってコトもあり期待が非常に大きいです。
もうひとつワタシとして期待が大きいのは、マリーンズのドラフトってその時に騒がれている一番手にテを出すことが少なく、テを出しても断られるケースもあったチームに【一番手】の選手が来たってことでも活躍を期待せずには居られません。
とにかく怪我なく、シーズンに向けたカラダを作ってほしいです。
逆に不安視してるのはドラ2の中後。
『吉本新喜劇やってない』や『電車乗り間違えた』とグランド外の話題は藤岡よりコノ人の方が持ってってる感ありますが・・・
新人合同自主トレの長距離走で周回遅れににりかけたとかって記事見ると『リップサービスよりもシッカリと体力つけんと』ってのが率直な意見です。
もうひとつ厳しいことを書きますと、正直、レベルの高くない関西大学リーグの強豪近大出身。
先輩を見渡しても、入団時に騒がれた程の活躍をしている投手がワタシには見当たらない。
そんな意味でもかなり気合入れて練習に取り組んでほしいと彼には強く×2願っております。
チームのウィークポイントのひとつである内野手として、このオフ唯一の補強となった鈴木大地。
彼のプレーは見たことないですが、手薄のポジションだけに期待が高まっております。
しかしながら、本当の評価は紅白戦始まってからでしょうかね?
④的場が2軍スタート
やっぱ正捕手は里崎ですが、年齢面や昨年オフ『とてもアスリートとは思えない』血液検査結果も考えると、今季もフル出場は難しいのかな?と思ってしまいます。
となると、そろそろホントーに『ポスト里崎』が現れないとあきません。
昨年は田中マッチが代役をしてましたが、『物足りなさ過ぎる』ってのがホンネです。
そうなると、ワタシ的には代走も出来るマッチは3番手。
小池・金澤の2番手争いが、ほぼ10年前の【里崎・橋本】のカンケーになる位の競争を夢見てしまいます。
まずはお互いの長所をどう伸ばすかですかね?
金澤は3年前には度重なる捕手離脱でチャンスをモノに出来たかな?って感じだったんですが、伸び悩んでますね。
もう金澤もエエ歳になってきたので、今季は【結果】が求められます。
そして小池ですが、彼は去年チャンスありかと思ってましたが怪我してしまったのがイタかったですね。
幸いにも他の捕手が出てこなかったのは、小池にとってはラッキーだったと思ってます。
そんな意味ではこの時にチャンスをモノにしてほしいと願っております。
的場は2軍スタートではありますが、三人のウチ、一人が脱落すればすぐに【2番手】に据われる『経験』があります。
今季終了時に『やっぱ2番手は的場やったなぁ』ってコトにならない様に1軍スタートのマッチ・小池・金澤は頑張って欲しいと思ってます。
⑤ナゼか?1軍スタート
去年はとうとう1軍登板もなく、その前3年においても、中継ぎ・ワンポイントにしか活路がない投手にしては連投が効かない松本が、今季も1軍スタートってのには???って感じを受けてます。
投手が多いワリには左中継ぎが居ないチーム事情、左の変則投法ってコトから残留し続けてる感が否めない松本。今季こそラストチャンスやと思ってます。
コノ人については、投げることもさることながら、牽制やフィルディングももっと勉強して実践出来る様にならんとアカンと思ってます。
昨今のNPBは一芸だけでは勤まらない。全てにおいてレベルアップが必要だと考えております。
もう一人の左腕。かつての社会人No1左腕と言われた服部も1軍スタートですね。
服部についてはOP戦ではソコソコやるので期待してしまいますが、OP終盤⇒開幕で失速し、以後2軍暮らしってのがここ2年程のパターンです。
ドラ1ですので、まだ松本よりかは待ってもらえそうな感じもしますが、球団もちょっと甘いかな?とも思います。
せめて今の背番号を剥奪して、もっと大きな番号に変えるとか?
やっぱ彼も意識を変えないとアカンでしょうかね?
とにかく、この二人のウチ、一人でも中継ぎに入ってこないとバランス的にもよろしくないので、今季こそ1軍枠に食い込んでほしいと思っております。
今日はメンバーからの雑感を書きましたが、全体的な目で観ると、昨年最下位だったワリには人事面でヌルいオフだったってのがワタシの印象です。
またキャンプ始まったら、それなりに話題があると思いますので、またソン時に続きを書こうと思ってます。
一番の注目事はやっぱ『ショートのレギュラーは?』でしょうかね?
それと【世代交代】
ざっとメンツを見渡しても、
投手であれば俊介・晋吾・薮田
捕手は上で触れた里崎
野手では井口
特に井口のトコロですが、今季も『聖域』なんでしょうか?
今現在のメンツからして【外す】コトは出来ない選手ではありますが、マリーンズ入団から3年経ちますが、入団時にワタシが不安視してたコトではありましたが、メジャーでも通年活躍したのは1年目だけ。
2年目以降はどっかのタイミングで怪我して離脱してたって部分。
『年間通じてコンスタントに活躍出来るのか?』
って部分では、ほぼ不安視してたことが当たってるとワタシは判断してます。
NPB復帰後は怪我で登録抹消になる様な離脱は無いように思えますが、体力的にクタクタな状態で、且つそれと比例してサッパリ働くことが出来ない状態でも、いわば『名前だけで』出場し続けるのは如何なモノかと思います。
年齢的にもチームとしては【次】を踏まえないといけない年齢。
そんな意味でも、【井口の理想】が【チームの今後】を越える様であってはいけない。
井口以外にも、今は手の届かない存在であっても、チームとして『競争相手』を据えることが出来るか?
ここは是非やってもらいたい。
そんな決断は西村監督よりも、むしろ高橋ヘッドに期待してる自分が居たりなんかもしております。
今の時点での予想では、そんな大きな期待は出来ないのが実態かと思います。
キャンプ中にシッカリと土台を作り、昨年の様に凌ぎきれなくなった途端に墜落なんてことにならないような準備をしてほしいと願いながら、明日からのキャンプインを期待しております。
【2/1返信です】
うめきち さん
どうも。ワタシも1週間会社休み(自宅待機含む)ました。
どこのチームもそうなのか?しれませんが、メンバーが???ですよね。
的場のこと触れられてますが、ワタシ的にも現在のメンツ観る限りでは2番手は的場ですよね。
小池・金澤には大小あれど『期待料』もなくはないですが、田中マッチについては・・・捕手としては限界な感じがワタシはしてます。
西岡のポスティング移籍によりポッカリ空いたショートですが、昨年のこの時期の荻野貴司コンバート自身が【博打】であり、且つ早々に戦列離脱し結局『あえて』のレベルまで行った選手もない。
昨年オフの補強ポイントはココだったハズですが、補強はドラフトでの鈴木大地のみ。
フロントの目からみて、【補強】といえる選手がいなかったからなのか?それとも・・・『現有でOK』と考えたのか???
やっぱ数年前の2年続きで投手ばっか獲得したドラフトのツケが周ってるとワタシは強く思ってますね。
荻野貴司はうめきちさんご指摘の様に『怪我をしないプレー』をせんとアカンでしょうね。
それは遠慮のプレーってことやなくってです。
確かに膝でベースタッチする様なスライディング続けて『怪我しました』ではあきません。
荻野貴司はホンマに『記憶に残る選手』にならんといてほしいですね。
井口については、瀬戸山って後ろ盾はなくなりましたが、依然【政治的なニホイ】がプンプンしてしまいます。
なんか海外サッカー選手みたいな感じかな?
メジャーの選手もそうなんかも知れませんが、やっぱこーゆー雰囲気ってのはNPBには『居ないタイプの選手』なのかも知れません。
複数年契約ってのにも僅かながら違和感あるのに【出場手形】ってのは、どーもいただけません。あくまでも推測ですがね。
やっぱアノ年齢で全試合出場するなら、それなりの成績は残さないとダメですよね。
昨年なんかはヘロヘロの状態で試合に出続け、『1試合休んだ位で回復するわけ無いので出場し続ける』みたなコメントありましたが、かなりお門違いな発言やなぁと思ってました。
【出場手形】はあくまで推測ではありますが、今季の井口はファンにそう思われない様にして貰い、全試合出場するなら、ファンが一定の理解出来る結果での全試合出場を目標としてほしいですね。