大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

NPBはMarines、JリーグはCerezoを応援する、おっさんのブログ。娯楽もちょこちょこ書いてみます

《マリーンズ》12年シーズン終了。お疲れ様でした

昨日の試合をもって2012年マリーンズの公式戦は終了。

スカパーでパ・リーグ全試合中継が始まってから、初めて最終戦を観戦出来ない環境をワタシ自身作ったのですが、それほど酷いシーズンだったと思います。

試合の方も、西村監督ラストゲームでありながらも、結局自力差を見せられた様な敗戦で今季終了。

シーズン中は色々と書きましたが、西村監督には改めて『お疲れ様でした』のコトバを送りたいと思います。

終戦もマウンドを任された成瀬。

今季は厳しい評価をあえてしておりませんでしたが、チーム状態とリンクした様に夏場以降失速。

終わってみれば12勝11敗ですか?

『エース』というにはとてもとてもな数字。

チーム状態がどうであれ、エースと言われる者が、【2ケタ勝つけど2ケタ負ける】ではお話になりません。

来季は監督も交代し、希望としては組閣も今までの様な、生え抜きに偏ったよーな組閣は希望しないので、監督・コーチの『判断基準』が変わることを希望してます。

そうなった時に、今までみたいに【成瀬を軸に】と言って貰えるか?

現実的にはライバルと目された唐川も離脱後音信不通になっており、実質【無風状態】ではありますが、この3年は『エース』と言われながらも『ローテ1番手』を抜け切れなかったのは事実。

この辺りは現実的に受け止め、来季組閣時の体制では『特別扱い』しない横一線での競争を期待します。

成瀬の最大の評価は07年からずっとローテを守り続けてること。

ここは大きく評価したいです。

その他の投手陣となると、この試合で敗戦投手となった伊藤。

今季の中継ぎ陣の計算に狂いが生じた最大の因子は伊藤がこれほどまでに離脱せざろうえない状況になったのは大きかったと思います。

ただ、こればかりは毎年の様に長期離脱してしまう内とは違い、【仕方ナイ】部分がイッパイ、いやばかりだと判断します。

来季は今までみたいに、毎年の様に50試合以上も投げなくて良い構成が出来ればと思います。

伊藤のシーズン通じての離脱、ロサの大不振、内の長欠グセを見事に補ってくれたのは益田。

ルーキーシーズン登板記録更新については、個人的には疑問がありますが、そこまで投げ続けてくれた益田には『1年間ごくろうさん』のコトバをかけたいです。

しかし、心配なのは来季。言っても大卒1年目でこんだけの登板すれば調子の思わしくないトコロが2つ3つあってもなんも不思議じゃありません。

今日からは来季に向けたカラダのケアが最優先。

もう益田の来季は始まってます。

野手陣については、最後の最後で若手中心のオーダーで挑んでおりましたが、これも体制が変わるのでベースになるかはいささか疑問ですが、清田の4番なんかは『清田が目指すポジション』としては面白い起用だったんやないかな?と思ってます。

しかし×2、来季いきなり『4番清田を軸に』なんて構想になってしまうと、かつての落合博満放出後、4番を任されその重圧に押しつぶされ消えていった古川慎一の二の舞になり兼ねないので、そんな起用はせずに【目標】を明確に定めた上での日々の取り組み。

外野手陣については、このポジションだけはかなりレベルが高いです。

そんでどの選手も『堅実な持ち味』を持った選手揃い。

そう言った意味では、イチバン不確かな持ち味で勝負しないといけないのは苦しいところではありますが、チームにとっては物凄く必要な要素であることには変わりないので、来季に期待したいです。

角中の首位打者が決定しました。シーズン最後の数試合はライオンズ中島選手の数字との睨み合いがありはしましたが、角中の首位打者は非常に価値の高い首位打者だと思ってます。

昨シーズン終盤には『レギュラー獲ったかな?』と思いましたが、今シーズン開幕は2軍スタート。

そしてすぐに訪れた1軍のチャンスを勝負強いバッティングでレギュラーを奪取し、そして首位打者に。ホンマに立派の一言です。

ここ数年は非常に低迷している地方リーグの四国IL出身者。

発足当初は沢山の選手がNPBに来ましたが、やっとここで出身者の角中がNPBでタイトル獲ったことは大きいと思います。

また地方リーグが復活する起点となればなぁと。

CS出場を逃したチームはすでに来季が始まってます。

マリーンズについては、早急に監督以下の【組閣】を進めなければなりません。

現在有力候補として名前の挙がってる方、ワタシ的には魅力的。

ですが、取り巻きを今までのマリーンズ訓令如く【チーム生え抜き集団】ではなんも変わらんと思います。

基本的には、西村監督と同じ道筋辿ってる方には遠慮頂いた方がエエでしょうね。

まずは組閣固めてから、今度はベテランの処遇。

イチバンのネックは井口なんじゃないかと。

春先のスタートダッシュには『必要不可欠』な井口ですが、シーズン通してとなると・・・交流戦位から下りだし、シーズン終了まで浮上せずってシーズンがずっと続いてます。

もう年齢的に【セカンド】はしんどいんやないかな?

見るからに【馬力のありそな体格】から、逆シングルで抑えた打球を肩・手首の強さで早い送球投げアウトにするトコなんかは『さすが井口』なんですが・・・

期待したいのは『年間通じて安定した打撃』を求めたい。

ですが、今季の打率においてはこう言っては岡田には失礼ですが、岡田よりも低い打率で終わるってのは・・・って。

井口をファーストないしDHを想定すると、サブロー・ホワイトセル・大松なんかの処遇ともリンクしてきます。

福浦についてはですね、ワタシ的には【代打の切り札】として来季も活躍してほしいと思ってます。

ファースト・DH候補は完全に飽和状態ですね。ホワイトセルについてはまだベテランとは言い難いですが、【守れない】のが・・・。

正直なトコ、今季の入り方の失敗は【4番ホワイトセル】やったんやないかな?と思ってます。

【大砲】としての魅力はありますが、4番はやっぱり『チームの顔』

それをいきなり任せたのは構想としての失敗やったと思ってます。

『飛距離』には魅力十分のホワイトセルですが、起用としては7・8番ってトコが精一杯。これよりも打順上で考えるのなら、来季も厳しいでしょうね?

とにかくここのメンツについては、まずは井口がどう動くか?

来季も【セカンド】にこだわり、契約時にガタつくのであれば遠慮するのも方法かと思ってます。

捕手についても非常に大きなポイントですが、ポジション上『期待』だけで小池や金澤やって言えないトコ。

やっぱりまだ里崎には頼らないといけないでしょうね。

里崎だって無風状態でポジション獲ったワケやない。

里崎の前って明確なレギュラー居なかったですが、『井口の同僚』であった清水将海が【ドラ1特権】で座ってたのは事実。

そのポジションを将海だけでなく橋本将との三つ巴の競争から奪取した正捕手の座。

年齢的にもしんどくはなってますが、捕手陣の高い壁で居て欲しいと思ってます。

でも、若手も『1軍で通用する持ち味』を備える準備をしつつ、里崎欠場の【チャンス】を虎視眈々と狙ってほしいですね。

今季終了直後にいきなり【来季】のこと書き綴ってしまってますが、負けたチームはもう来季に向けて動かないと。

かつて連覇したチームはどこもフロントは日本シリーズの裏で来季に向け奔走してたと聞きます。その理由は『日本シリーズ終わってからでは遅い』ってのが理由とのこと。

今季も負けたことは事実やし、いまだに『タラ・レバ』ゆーててもナニも始まらない。

モタモタしてんと、来季に向けてレッツゴー!!!

1軍の選手もベテラン・フル回転の選手を除いては、今朝イチの飛行機で宮崎飛んでフェニックスリーグに出場じゃぁ~。

そんで今日にも第2次の戦力外通告の発表がある位のスピード感もってほしいです。

外国人ばかりやなく、日本人も込みでです。

ワタシ的には千葉ロッテマリーンズとなって20年。

西村監督退任で【第4章】が完了したと考えてます。

ちなみに第1章は千葉移転からで第二章は広岡GM就任の2年間。

第3章は【七夕の悪夢】とかもあり、『今度はもっと強いチームで監督したい』などと言って辞めた監督もいた頃から山本政権までの暗黒期。

そして第4章は第2次ボビー政権から昨日まで。

この4章は非常に喜怒哀楽に富んだ章やったと・・・。

やっぱこう考えると、この章の締めというか後片付けは西村さんやなかったら出来なかったでしょうね。

あんな今までに類を見ないと言っても過言ではないボビー政権終末のゴタゴタ後のマリーンズなんて生え抜きやなかったら『遠慮しときます』ってのは普通やったでしょうね。

改めて、西村徳文監督には『おつかれさまでした』と『ありがとうございました』ってコトバで締めたいと思います。

【10/12返信です】

うめきち さん

まいど。

ワタシの考えを理解して頂ける方が居られること非常に心強くありがたく思っています。

色々不満も出ますけど、ワタシはマリーンズが強くなってほしい。

その為には色んなことしてほしいし、達成してほしい。

スッゴイ極論書きますが、今のオーナー会社の体制で変わらないのであれば、ヤル気のある企業に身売りして頂いても結構。

それでもワタシは球団史の始めに【毎日オリオンズ】が揚げられるチームを応援していきます。

ここ2年の西村野球は確かに面白くなかったです。

その最大の因子は『やろうとすること』が見えなかったことだと思います。

巷では【方針がブレる】との評価が多かったですが、ワタシ的には西村監督自身は信念持ってたと思ってるんですよね。

就任1年目の8月末位から約1ヶ月間【送りバント】を封印してた時のことですが、ワタシも『なぜ、アノ場面で送らない』って書いたことありましたが、そのシーズンオフの何かの記事で監督自身がCSを見据えあえて【送りバント】のサインは封印していたとの記事を読んだ記憶があります。

ただ、西村監督の決定的な問題。監督としての致命傷だったのは【通期、ないし定点的な方針をコーチおよび選手に伝えるチカラ(伝達力)】が非常に弱かったと判断しています。

名将と言われた方には、その様な方が多かったと思いますが、その『見えない部分』に対して、迷いや不満を持たせない、最小限に抑えることが出来るのは【自身の威厳(オーラ)】やと思います。

西村監督にはその【オーラ】が弱かった。それは職制からのモノでは無く『持って生まれたモノ』に依存することがほとんどやと思ってます。

それなら今季パを制覇した栗山さんみたない方法をとるのも一つの手段。

自分にないものでやろうとしたことにムリがあったのでは?

そんなコトもあり選手の迷いやコーチとの確執になって八方塞になった結果が、あの『つまらない野球』になったんだとワタシは考えてます。

もうひとつつまらなくなった因子は前任者であるボビー体制やったんやないかと。

このヒトのスタイルは完全にNPBにはあわないスタイル。

練習量は少ないし、投手は走り込みの量まで制限するわ・・・

春季キャンプのメニュー見てても、バント練習すくないわ、牽制練習ないわでは・・・

脂の乗りかかった、乗り出した時期にそんなコトずっとさせてた選手達に脂の乗り切ったトコで『それをやろう!!!』ってしても・・・

例えばワタシみたいな40歳になってから『英語覚える』ゆーて始める1時間と、高校生なってすぐに『英語覚える』ゆーて始める1時間とでは吸収力が違いますよね?

そんな土壌でやってた部分でもキツい面はあったとも考えてます。

来季については昨夜になってから、それまで噂であったことが具体化してきた様子です。

そのヘンについては、次のエントリーを参照願いますっ(笑)