夏前位だったかな?ドラゴンズの山﨑武選手の引退発表に始まり、次はスワローズの宮本選手や藤本選手の引退発表。
そして今週は我がマリーンズの小野晋吾が・・・。
あっちこっちのニュースを拾い読みした感想ですが、
晋吾さんは元々からあっちこっちに故障抱えながらやってたことは知っていましたが、肩も思わしくなかったんですね。
腰痛による調整遅れって記事は、毎年の様にシーズン前に書かれてること多かったですよね?
晋吾さんのピッチングスタイルで腰痛持ちは相当厳しいかったハズ。
上半身の怪我は治療中でも走り込みは出来ますが、腰から下の怪我は下半身作りが出来ない。
コントロールの基礎は『走り込み』そんな意味でも、晋吾さんの【腰痛持ち】は色んな意味でタイヘンだっただろうなぁと推測します。
それを強く感じたのはここ数年の1軍でのピッチング。
中継ぎが多かったですが、連投が続くとTV画面からでも、球威・キレが落ち、抜けダマが増えるなぁ~って印象がありました。
そんな持病を抱えながらも、20年の現役生活は立派の一言です。
脚光を浴びたのは2000年なんですね?『サンデー晋吾』と言われた年。
ロッテで『サンデー○○』の元祖は、大エース村田兆治さんが、当時【タブー】とされていた利き腕である右肘にメスを入れ、復活した年に、毎週日曜日に先発し勝ち星を重ねた『サンデー兆治』がルーツ。
当時の晋吾さんは、まだ大きな背番号でしたが、その後に現在の【29番】を継承しました。
兆治さん引退後の【29番】は、ギャオス内藤や与田剛さんがつけていましたが、ワタシの心理としては『兆治さんの【29番】を球団は粗末に扱うな!!!』って不満イッパイでしたが、晋吾さんが付けることになったことで、やっと安心というか、重みが復権したって思いました。
ハナシが前後しまくりますが、『サンデー晋吾』で華々しく1軍デビューした晋吾さんですが、それ以降ってのは、故障による戦線離脱を相当な頻度で繰り返してましたね。
『タラ・レバ』は禁物ですが、幾つか抱える故障のウチ、1つでも無かったら・・・なんて考えたりもしたりしてます。
今季限りでの引退については、正直な感想としては『そうやろうな』
ってのが率直な感想です。
これまでも、投げれる状態であれば1軍にあがれたのに、今季はずっと2軍でしたもんね。
ワタシが『今季イッパイ』と予感したのは、7月15日のファームで先発したDeNA戦。1イニング9失点。9連続被安打でしたっけ?
大ベテランが2軍戦でこの事実に直面してしまうと、さすがに・・・
【引退】の文字は浮かんだのではないかな?と。
晋吾さんも引退となり、感動的だった2005年優勝組がまた一人いなくなり、その時を知る選手が物凄く少なくなって来ましたね。
シーズン終盤には引退試合も企画される雰囲気ですね。
順位争いが気にはなる時期ですが、晋吾さんはマリーンズの功労者。
それまでにチームはシッカリと順位確保して、モロさんばりの盛大な引退試合にしてほしいと願っています。
晋吾さん。ご苦労様でした。
最後に、晋吾さん引退で空位になる、マリーンズのエースNo,【29】
ですが・・・
ワタシは成瀬に継いでほしい。
成瀬に足りないのは、マウンド上での【気迫】と【我慢】
これが足りないことが、『成瀬はいいピッチャー』から【エース】に脱皮出来ない最大の理由とワタシは判断しています。
だからこそ、ロッテにとって大切な【29】はその資格を持ったヒトが継承してほしい。
そう切に願っています。