大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

NPBはMarines、JリーグはCerezoを応援する、おっさんのブログ。娯楽もちょこちょこ書いてみます

《マリーンズ》マリーンズらしさに伊東カラーを加えたドラフト

まずは指名選手から

 

2013年ドラフト会議全指名選手

 

1巡目指名選手

 

氏名 石川 歩(イシカワ アユム)

生年月日 1988.04.11

位置 投手

所属 東京ガス

身長/体重 186cm/75kg

投打 右投右打

担当スカウト 諸積 兼司

ひとことコメント

コントロールが良く、長身から投げ下ろすボールは威力十分。角度もキレも申し分ない。

ストレートは最速150キロ。さらに伝家の宝刀・シンカーは超一流。先発、中継ぎ、抑え何処でも出来る、安定感抜群の即戦力投手。甘いマスクで女性人気も期待できる。千葉で、新しい歩みが始まる。

 

 

2巡目指名選手

 

氏名 吉田 裕太(ヨシダ ユウタ)

生年月日 1991.07.21

位置 捕手

所属 立正大学

身長/体重 183cm/94kg

投打 右投右打

担当スカウト 山下 徳人

ひとことコメント

攻守にバランスのとれた大型捕手。投手の持ち味を引き出すのが上手く、確実性のある送球で安心感を感じることが出来る捕手。また、低めのボールに対するキャッチングは一級品。パワーのある打撃も大きな魅力である。

地元・千葉県流山市出身。

 

 

3巡目指名選手

 

氏名 三木 亮(ミキ リョウ)

生年月日 1991.10.25

位置 内野手

所属 上武大学

身長/体重 175cm/78kg

投打 右投右打

担当スカウト 諸積 兼司

ひとことコメント

内野なら何処でも守れる器用な選手。パンチ力もあり、ミートも上手い。将来性豊か。 チームの大学日本一に遊撃手として貢献した。

 

 

4巡目指名選手

 

氏名 吉原 正平(ヨシハラ ショウヘイ)

生年月日 1989.09.14

位置 投手

所属 日本生命

身長/体重 174cm/75kg

投打 右投右打

担当スカウト 下敷領 悠太

ひとことコメント

小柄ながら腕の振りが鋭く伸びのある直球と制球力が良い変化球を持つ右腕。先発、中継ぎと即戦力投手として期待できる。

 

 

5巡目指名選手

 

氏名 井上 晴哉(イノウエ セイヤ)

生年月日 1989.07.03

位置 内野手

所属 日本生命

身長/体重 180cm/110kg

投打 右投右打

担当スカウト 下敷領 悠太

ひとことコメント

マチュアでの実績十分の巨漢スラッガー。長打力に加え左右に打ち分ける打撃技術を兼ね備えている。守備においてはハンドリングのうまさを評価している。

 

 

6巡目指名選手

 

氏名 二木 康太(フタキ コウタ)

生年月日 1995.08.01

位置 投手

所属 鹿児島情報高校

身長/体重 187cm/74kg

投打 右投右打

担当スカウト 山森 雅文

ひとことコメント

190センチ近い身長から投げ下ろすボールは角度十分。制球力もあり、低めにキレ味ある速球を投げることが出来る。早い時期の一軍デビューが期待できる。

 

 

育成1巡目指名選手

 

氏名 肘井 竜蔵(ヒジイ リュウゾウ)

生年月日 1995.11.13

位置 捕手

所属 兵庫県立北条高等学校

身長/体重 182cm/84kg

投打 右投左打

担当スカウト 下敷領 悠太

ひとことコメント

抜群の打撃センスにパワーも超高校級。捕手としての経験は浅いが、地肩が強く将来性豊かで中軸を打てる捕手になれる。

 

[マリーンズHPより]

 

 

ほぼ例年通り、大学・社会人中心のマリーンズらしい人選やったんじゃないでしょうか?

 

現場の実態を考えても、外野手を除くポジションは【厚み】が足りのが事実です。

 

 

まず、ドラ1の東京ガス 石川投手指名ですが、ドラフト直前になり桐光学園松井投手回避で、かねてからジャイアンツ1位予想されていた石川指名に踏み切ったあたりは、ここ数年の指名やったかな?

一昔前は【無難】に単独指名取れそうな選手ばっかり狙いに行ってた時代が長かったですが、ここ5年位前からは『狙いたい』選手の指名をする姿勢は買いですね。

 

 

ここでですが、今年のドラフトは『不作』と言われていましたが、1位指名の抽選の多さを見ると、やっぱそうやったと判断しますよね?

ファイターズが3回も抽選を外します。

『色んな意味でファイターズはドラフトの主役やなぁ』と思って見てると、なっなんと・・・東海大甲府高の渡邊を1位指名。

これはアル意味、マリーンズにとっては誤算やったかも?

ウチの最大の補強ポイントと考える内野手を持ってかれちゃいました。

 

 

ちょっと『あーあ・・・』な気持ちを引き摺りながらの2位指名は、

このヘンは【伊東カラー】やと見てますが、立正大の吉田捕手を指名。

CS終了後【捕手の重要性】を説いていた伊東監督が『らしく』捕手を指名します。

里崎から控えの差が大きいマリーンズ。里崎の存在は『マリーンズ』にとっては大きいですが、現役時代【名捕手】だった伊東監督の眼に『捕手里崎』はどう映っているのか?

シーズン中もたまにリード面に不満を持ったようなコメントがあったり、そのヘンの不満を感じさせるよーな途中交代があったり、CSファイナルの最終打席でも金澤をわざわざ代打に送ったり。

CSファイナル最終戦で解説していた野村克也さんも解説の中で「里崎を良い捕手とは思えない。意図の見えないリードが多過ぎる」と話されていたことも考えると、客観的にファン目線で考える『里崎の後釜』ってよりも【里崎からレギュラーを奪える捕手】を伊東監督自身が求めているのかな?なんて推測もしております。

スカウトコメントでは『低めのボール対するキャッチングは一級品』ってのがマル。レギュラー獲れる捕手であることに期待です。

 

マリーンズの過去からのドラフト史からのワタシの主観ですが、ドラ2で指名・獲得した投手って、オリオンズ時代から大成というか指名順位相応の活躍した【投手】ってあんま記憶がなく、ワタシ主観では『マリーンズ2位投手は鬼門』と考えている2巡目。

ここで投手以外のポジションに行ったコトはマルやったんやないかな?と。

もうイッコ言えば、里崎も2位指名でレギュラーまで登りつめた捕手。

そっちのジンクス?を吉田には期待しております。

 

 

3位指名でやっと来ました!!!ワタシ的にチーム最大の懸案である、質・量ともに不足している内野手。ここで上武大の三木を指名。

三木についてはドラフト前から注目内野手で記事を目にした選手。

どこかで見た記事では『守備が上手い』ってのも見ましたし。

アマ球界は全く知らないので記事の受け売り評価しか出来ませんが、理想の選手を指名できたんじゃないでしょうか?

今季は2年目の大地が成長し、シーズン開始早々にレギュラーGETしましたが、これで控え層がペラッペラになる程の【質・量不足】

確かに1枚の補強で厚くなるとは考えませんが、事前評価の高い選手の交渉権を取れたのはマルやと考えております。

 

 

4位指名は日本生命の吉原。

ここでまた【社会人・投手】を指名するあたりも『マリーンズらしいドラフト』なんやないかな?

気になるのは小柄なところ。どっかのプロフィールでは身長170㎝ってトコもありました。

この辺りの順位で社会人ってコトは、1年1年が勝負。担当スカウトも同じ日本生命出身でこのアタリの指名巡やったハズ。

どんな特徴を持っているかは知りませんが、1年目からの1軍入りが出来るか否か?そんな目線で注目します。

 

 

5位もまたまた日本生命の井上を指名。

180㎝/110kgの巨漢選手。

内野手というよりも【長距離砲】を指名と考えた方が良さそうです。

ポジションはファーストみたいですね。

今季のファーストと言えば井口。確かに井口の年齢を考えると【次】を考えないといけないことは理解。

マリーンズでファーストってポジションは【1塁手件DH】ってイメージもあり、そこまで広げて考えると、ブラゼル・福浦・G.G.・大松と結構な人数の居るポジション。高齢化は否めませんが、外国人補強も頻繁に行われるポジションでもあり、井上自身も相当な【強烈なイメージ】を与える必要がある様に思えます。

期待すべきコメントは『守備においてはハンドリングのうまさ』を評価されております。

大卒⇒社会人経由のプロ入りとなると、まずは守備固めからでもずっと1軍に残ること。ここもワタシはやっぱり守備からです。

育成方法として一番危険なのは【ずっとファームでクリーンアップ打つこと】

タイプ的にも1軍の狭き門をこじ開けられなければ【2軍馴れ】し易いポジションやと想像しちゃうんですよね?

和製大砲がおおよそ30年?いやもっと前ですか?落合博満以降育てきっていない『ロッテ』というチームでどうなるか?ですね。

 

 

6巡目でやっと高校生の二木投手を指名。

まずは4年間でどれだけ成長するか?

どっかのプロフィールにはストレートMAX143キロとうたわれいますが、このストレートが4年でどこまでスピードがUPし且つスピードを維持したまま制球出来るか?

この投手がソレに当るかどうかは解りませんが、

『MAXは140キロ以上出るよ。でもねボールの行き先は「ボールに聞いて」貰わないとわからないの』な選手って相当多いみたいです。

今季終了と同時に山本が戦力外になりましたが、ストレートにある程度のスピードとキレがないと下位指名の高卒投手って生き残れないんじゃないかって。

マリーンズには小野晋吾という下位指名から20年間プロ生活過ごした投手が居ますが、晋吾の様な例ってすっごく【稀】やと。

二木も晋吾のように『太く長く』居れる投手であることを期待します。

 

 

たっしか、マリーンズってもう【育成枠】選手がゼロになってたハズ。

ですので今年は指名ナシやと決め付けてましたが、1名の指名。

高校生捕手の肘井を指名。

ここで【捕手】を指名するトコロも【伊東カラー】なのでしょうかね。

 

 

 

 

 

今年のドラフトの総括ですが、数年続きの大学・社会人中心の即戦力期待のドラフトだったですね。

違いは投手と野手を均等に指名したこと。

出来たら3巡目以内で高校生内野手を指名したかったですが、2巡目までで注目選手が全部もってかれちゃったから、まぁ仕方ないかな?

 

ドラフトといえば『ロッテはイヤ』と言われた暗黒時代を知るファンならではの心配事である【指名拒否】が発生しないか?という不安が毎年の様にありますが、そんなコトなく全員が笑顔で入団してくれることを願っております。

 

 

 

 

 

【10/28返信です】

 

 

kobakun さん

 

渡邊選手が獲れなかったのは残念でしたが、まずまずのドラフトだったですね。

 

ワタシ的には3位指名の三木が大地の様になってくれればと・・・。

3位・大学と考えると、大地もそうですし、根元もそうですね。

この順位の大卒・内野手ってアタリなのかも?なんて。

 

4位指名以下の社会人に厳しい評価をしているのわ、早いウチに何等の結果を出しておかないと、早々に見切られる危険性の高い指名巡やと判断しているからです。

逆に、早いウチに結果を出し、ケガで長期離脱するよーな事象が起こっても、待ってもらえるのかな?なんて。

 

指名順位が低ければ低いほど【チャンス】は少ないと考えます。

そのチャンスを生かすも殺すも選手次第。

どの選手も戦力になってほしいので、シッカリと準備しておいてほしいですね。