3位争いしてる最中なので発表はまだかな?と思いきや本日発表がありましたね。
ニュース確認したのは試合中。発表タイミングとしてはマリーンズにしては早かったと判断してます。
そんで戦力外のメンツですが
投手;中後,上野,服部,小林敦,植松,谷地
捕手;川本
野手;早坂
の計8人です。
さっくりと感想を述べると・・・
他球団からの移籍組は置いといて、
西岡と同期の早坂がとうとうって感じかな?
マリーンズってチームの内野手の層の薄さから、逆にここまでよく残ってたなって印象。
ここ数年の野手拡充でアピール出来なかったですし仕方ないかな?
2007年 大・社ドラ1の服部と高校ドラ3の植松
当時のドラフト目玉だった服部ですがプロでの呼び声にはほど遠かったです。
ドラ3の植松。中田翔擁する大阪桐蔭を破り甲子園出場したことで評価が上がったと判断する投手。
プロでわ…やっぱあの腕振り回すよーなフォームではしんどかったかな?
あのテのフォームで投げる投手ってプロでは厳しかったのかも知れません。
この年の高校ドラフトBIG3でも大成したのはファイターズの中田翔のみ。
唐川もちょっと怪しい雰囲気ですし、ヤクルトの由規投手も度重なる怪我の影響で来季は育成登録なんてニュースも出てましたが、ワタシの持論ですが、○○3とか○○三羽烏とか言われる選手で獲りに行くなら『やっぱり1番目』なのかと。
ここはファイターズさんは徹底して『1番目』をドラ1で指名しに行きます。
中々2,3番目ってのは厳しいのかもです。
ハナシ逸れたので元に戻して、上野に小林敦も戦力外
上野については、ワタシ的には中継ぎでなく先発でチャンス与えてあげて欲しかったかな?
中継ぎタイプじゃ無かったよーに判断してます。
小林敦は完全に怪我に泣かされた印象。
ざっくりとドラフト年表と戦力外選手を眺めてるんですけど、直感的に2009年を除く2005年から2010年のドラフトですが、尽く失敗してる印象。
素材の問題か育成の問題かって切り口もありますが、ほとんど現在の主力になってない印象。
現在の戦力として見ると、
2006年大・社7位の角中に高校1位の大嶺祐
2008年育成5位の西野に6位の岡田
2009年は荻野貴・大谷・清田と当り年にも見えますが、大谷,清田が今季活躍してるからそう映るだけで、例年通りなら微妙な感じ。
2010年は今、伊志嶺が1軍居ますが・・・って感じ。あと江村も。しかし9月になってって印象。
そして、こっからが今回ブログupの最大の理由
2011年ドラフト2位の中後悠平が『わずか3年で戦力外通告』ってトコです。
コレは植松にも同じコトが言えるのですが、『学生・ノンプロ時代に通用した変則投法がプロでも通用するのか?』ってトコ。
【スカウトの見極め】がどうなってたの???って。
中後には申し訳ないですが、球団としても2位指名であれば、それなりの契約金も発生するワケです。
確かにドラフト直前の評価も高かったですが、それはあくまでマスコミレベルのハナシ。
そこを見極め適切な順位で指名するのがスカウト・編成の仕事やと思うのです。
ドラ2の選手が、ほとんど戦力にならず、僅か3年で戦力外ってコト、編成・スカウトは責任感じて貰わないといけません。
全員が全員、活躍出来るワケではない。
しかし常勝チームを作るにおいて、ドラフト。特に上位指名の選手がカンタンに数年で戦力外になるようでは常勝チームにはなれないとワタシは判断しています。
戦力外のそれぞれの選手は次のステージでのご検討を期待しております。
球団フロントは今回の戦力外のレビューをシッカリした上で、このオフのドラフトないし今後のスカウト活動に活かして欲しいと思います。
2005年の感動の日本一の要因のひとつは『ドラフトの成功』
特に投手陣の中心をほぼドラフト上位で形成出来たのは大きかったと。
その理由は水谷則博という素晴らしいスカウトが居たから。
残念ながら2001年に他界されましたが、吉田篤史・黒木知宏・藤田宗一・小野晋吾・小林雅英・清水直行・渡辺俊介らを獲得したスカウト。
野手陣もドラ1西岡にサブロー。ドラ2の今江。福浦様は7位ですが、同期入団には3位大塚,5位諸積,6位晋吾と下位指名選手が以降数年主力になるドラフトをしております。
ほとんどは上位指名した投手がチームを支えてました。
こーゆードラフトをしないと、『チームの芯は強くならない』
そうワタシは考えております。