大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

NPBはMarines、JリーグはCerezoを応援する、おっさんのブログ。娯楽もちょこちょこ書いてみます

《セレッソ》熊本さんの気合いに引っ張って貰えましたね

J2第21節 at うまかな・よかなスタジアム

セレッソ大阪 5 - 1 ロアッソ熊本

地震後初の熊本さんホームスタジアム開催。お客さんはメインスタンドのみでしたが、スタンドからの気迫が違いましたね。

また熊本さんの各選手の気合も入りまくっており、この気迫にセレッソの面々は気後れするのかな?と考えておりました。

あっちゃーと思った前半8分のCKからの熊本さんの先制。ウチのセットプレーですがゴール前の折り返しとなった園田選手の飛び込んだ外を回ってくる選手への対応が全く出来てないですね。

その折り返しを薗田選手が押し込み熊本さんが先制します。

ワタシ、このゴールでセレッソは意気消沈し相手の気迫に押し込まれるのか?と覚悟しましたが・・・

失点後すぐに訪れたセレッソのCKを清原が「太腿」でゴールを決め試合は振り出しに。

この試合を決めてしまったのはココのプレーだったかな?

前半25分に『まさか』の抜け出し決めたRサントスをBOX内で薗田選手が引っ張ってしまい、PK献上&レッド1発退場。

気合十分の熊本さんですが、連戦続きの疲労に10人っていうのは厳しかったと思います。

ここで貰ったPKをメネゲウが難なく決め、セレッソが勝ち越します。

そんでこっからのセレッソですが『またいつもどーりチンタラ×2プレーすんのかな?』と予想してましたが、なんかこの日は違いましたね。

細かいパス回しからドン×2前に押し上げて行きます。

その因子は・・・たった半年の云わば『ワガママ』な復帰を果たし、個人的にはまだ認めたくはないのですが…

今までに無かったリズムを生み出してたのは山口蛍でしたね。

確かにバックパスなんかもありますが、今までとは違い、パスのボールにスピードがある。今までみたく『ダラダラダラ』なパス回しやなく【ポンポンポンっ】とボールを回すのでリズムがゼンゼン違います。

もうひとつ今までになかったプレーですが、ボランチの位置から前線狙ったスルーパスがアクセント的に入ります。

ルーパスでピンチ迎えるシーンは沢山ありましたが、攻撃時にほぼ無かったセレッソのスルーパス

蛍のスルーパスの影響を受けたのか?3点目の起点になったのもスルーパス

ココの出し手はメネゲウでしたが、なんとそのスルーパスに反応したのがRサントス。

らしく1回はポストに当てましたが、跳ね返りが旨い事足元に流れてきて、もう一回押し込んで3点目をGET。

相手人数が10人。そんで連戦疲れの残る熊本さんだったので少々ついて行くのが厳しそうでしたが、ウチにとっては今までにない流れで3点を獲得し前半を終えます。

後半の入りですが、ちょっとセレッソはグダっとしてたかな?ちょっといつもな雰囲気がチラホラし始めてましたが、ソウザのパスカットしたボールが健勇に渡り、ミドルレンジからGK手前でバウンドするナイスなシュートで4点目をGET。

やれば出来るというかハマればあーゆープレーを完結させてしまうのがこの人。メンタルのカンケーないTVゲームの世界だと物凄いスキルなんではないかと思いますが・・・

ゆーてもこれは生身のスポーツ。ビューティフルゴールを決めても『やっぱコイツは正念叩き直さなアカン』と思ったのが、このシュートの前やったか?後やったかに、物凄い形相でエラい大声で且つ汚い言葉で恐らく審判のジャッチにクレームつけてたと判断しましたが。ビミョーにマイクで拾う言葉とクチの使い方。ワタシも大阪のニンゲンなんであの口ぶりであれば、おおよそ何を言ってたかは解ります。「おいっクォラぁ」と言ってたのは確かやと思います。

審判から握手求めて宥めますが、ワタシが審判やったら即イエロー出してます。その位汚い言葉を発しておりました。

やっぱここなんですよね…この選手がもう一皮剥けず、選手としてワタシが認められないのわ。

このアトもオフサイド判定でしたが、松田の綺麗なクロスがメネゲウにピンポイントで渡りヘッド一閃ってか当てるだけ、綺麗に当たる角度のクロス供給したり、途中出場の玉田が前節同様に前後に動いて旨いことパスを引き出し攻撃の展開を作る。

最後の5点目はまさしくそんな玉田が作ったリズムに丸橋outしてからCBから左SBに入っていた祐介が玉田のスルーから抜け出しまさかのRサントスに『どうぞ入れて下さい』のラストパスから5点目をGET!!!

後半ロスタイムにこないに攻めるセレッソはまぁ無かったですね。今まで。

試合は快勝で5連勝。

熊本さんのコンディション考えるとアレですが、いつもみたくダラダラした時間がほぼ無かったのは良かったですかね?

さぁ次節はホームで首位札幌さんとのマッチアップ。

相手が変わり、開催地変わるとガラッと雰囲気変わるのもいつものセレッソ

あんま大きな期待はせんほーがエエかも知れません。

ただこの試合の気持ちは次の試合、それ以降の試合でも持っていて欲しい。

アトは大熊がどう采配を揮うのか?この試合の交代のタイミング、メンツはピタッとハマってたと思います。

劣勢になった時にどんだけ冷静な采配するかですね?