大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

NPBはMarines、JリーグはCerezoを応援する、おっさんのブログ。娯楽もちょこちょこ書いてみます

《セレッソ》少なからず今季わ。。。

動画アップされているのを確認しました。

拡声器でハナシしてるので少々聞き取り難く、時折バックスタンド裏を通過する電車音にかき消されてるトコもありましたが、宮本と居残りサポのやりとりはある程度把握出来たと思います。

このハナシを聞いたワタシの感想ですが、宮本氏は過去から【育成】という部分には強い信念を持って運営されていると思います。

サポとのやりとりの中でも今季より参戦しているU-23の意義についても触れられていましたが、この部分は『クラブのビジョン』としては一定の理解はしないといけないと感じました。

しかしです。現在のセレッソは確かに下部組織からTOPチームに選手を輩出しております。

恐らくU世代では【敵なし】に近い存在であったと思います。その位のモノがないとプロにはなれないと常々からワタシは考えております。

しかしながら『プロ契約』は通過点であって終着点ではありません。現状のセレッソ。ワタシの想うトコロのクルピ以降のセレッソのTOPチームには『その素材を伸ばす土壌がない』様に思えて仕方ありません。

その【土壌が無い】のココロですが、今回の宮本演説を視聴して確信しましたが、この宮本総括のお考えは『アマチュアイズム』であり【プロのメンタルは存在しないな】と確信しました。

現在のセレッソサポが大きな不満を持っているのは選手起用だと考えています。

このブログでも再三再四登場するリカルド・サントスの継続起用。

ハナシの中で明確に認めなかったにせよ、どーもリカとは何らかのオプション契約が存在する様なフシを感じました。

大枠での宮本氏の見解としては、

●毎試合ごとに色んな角度からあらゆることを精査した上で次の準備を行っている。

●直近ではディフェンス崩壊による不甲斐ない試合が続いているが、この部分もずっとキメ細かに、丁寧に改善する作業を開幕後から地道に行っている。(これは何度も繰り返して言っておられたと記憶します)

●大熊本人にも現在のサポーターの声(叱責)はピッチから、クラブへ届くメールから本人には届いている。この厳しい声があるにも関わらず「続ける」姿勢は買いたい。

●今の監督交代は、また1から始めるには時間が無く最善策とは考えない。これは目先のハナシではなく数年後までを含めたビジョンとして現在の監督交代は考えていない。

とのことで、ワタシが『これはアカンわ』と思った2点として

☆キメ細かに行っていることが現在は結果に反映されていないことは認めるが「今は」サポーターも我慢してほしい。

☆フロント・スタッフ・選手が一丸となって大熊監督を盛り上げて行きたい。

そうですわ。。。

【キメ細かに】精査したことを練習やミーティング。特にミーティングではこれでもかと言う程、繰り返して実施しているとのコトですが、同じ展開で何度となく決められ、失点後の混乱で自滅的に連続失点してるのはなんも今に始まったコトやなく、予兆は4月アタマ?3月末?の金沢戦ですでにその傾向が見られ、千葉さんや清水さんみたく相手側から動いてくるトコロにはお互いの長所のぶつけ合いになる相手には中々の試合はするが、組織でかかってくる相手には滅法弱く、トドメは山口さんとのサイテーな試合。そうそう讃岐さんにもカンタンに負けましたモンね。

ここまでの大熊采配に対して【フロント】はなんのレビューをしていたのか?開幕当初は『個の能力』で連勝しましたが、【組織的】に組み立ててくる相手に対しての脆さ、そしてそれに対する「改善力のなさ」をフロントがどうレビューしたか?

【100%交代しない】前提でレビュー進めてたとしたら・・・『どんまい×2』で終わってしまいますわな。

確かにこのアトですね、ヘンに連勝続けたの?でも『勝った』と思えた試合は熊本戦のみで、負けても何らおかしくない試合を勝ってしまったコトでフロントとゆーか、宮本もヘンな安心したんではないか?

ワタシがセレッソフロントが『アマチュア』と称するのは・・・

○頑張ってるを最上位に位置する

○たとえ勝った試合でも『真の勝者か否か』をシッカリとレビューされていない(推測)

多少矛盾はありますが、プロである以上【結果】が全て。その【結果】を発揮する為にどれだけのトレーニングを行い、どれだけのケア(体調管理)が行われているか?やと思います。

それが今のセレッソには微塵も感じない。失点後に下を向いてしまう。下を向く選手を鼓舞する周りの選手もいない。

これって上に『勝者のメンタリティ』が備わってないから、ただ練習をする。居残り練習もする。そんで試合をするっていうサイクルに人がアトから収まっているだけで『勝つ為の準備を行う雰囲気』が欠落してるんではないかと思います。

そんでその雰囲気を鼓舞出来るスタッフ/コーチも備わっていない。そーゆー人材しかチョイス出来てないのはフロントの責任。

これは育成世代もそうですが『上手い』選手はよーけいますが【強い】選手がゼンゼン居ない。

かつてのセレッソにはモリシやアキの様な【強い】選手が存在したが、今はそれにあたる選手が生え抜きには居ない。

そーゆー雰囲気がたった1年で復帰を認めたり、自身が望んだ海外移籍を6ヶ月でオシマイにして売値より高い買取を行うとかがフツーに出来てしまうトコロにも『アマチュアイズム』が出てるんだとワタシは考えます。

そんなこんなを含めて『今は我慢してくれ』と言われても「ハイ、そーですか」とはねぇ。。。

そんで【サイテーや・・・】とおもたんが。。。

『フロント・スタッフ・選手一体となって大熊監督を盛り上げて行く』って発言。

ワタシのサラリーマン生活27年目で色々な上長の元、仕事に従事しており、長いサラリーマン生活の中で数回このような『不出来な上司を周りがバックアップしよう』ってなコトに遭遇した経験があります。

ハッキリ言います。

【不出来な上司をいくら周りが盛り上げたトコでそいつ自身がソレに対して本気で考え方を改めた上で行動を変えないとゼッタイにムリ】

時として「この上司の仕事が上手く回せないのは、側近であるオマエの責任。オマエがフォローしないから上司の仕事が上手く回らない」なんて上司より上の方から叱責を受けた経験が何度かありますが、そーゆーキャンペーン張って更生した上司なんて1回たりとも見たコトありません。

なんかこの宮本発言って、大人である監督を特別待遇で保護したれ的な発言ナイですよね。

この発言を選手が聞いたらどんな気するのかな?試合後コメントで大熊はマスコミの前で選手批判するんですよ?

で、監督は監督以上の権力のある方の号令で【守ってやれ】って?

ホンマこの発言にワタシ呆れ返っております。

監督業って選手以上に【プロ】やないとアカンはずなんですよね?

今季の監督交代はナイとのコトです。

このタイミングでの交代は振り出しに戻るって面は理解出来なくもないですが、フロントも時期誤ったのも事実かと。

現宮本体制のセレッソは目先よりも【宮本ビジョン】が最優先であることが解ったよーな気がします。

それとコノ宮本って方は【クレーム処理馴れ】してますね。納得いく答えは出さずにのらりくらりと論議した雰囲気作るテクニックを持ってるなぁ~と。

今季の昇格は見込まずに、これからはゆるぅ~く観戦するとしますわ。

大熊解任を叫んでいましたが、ホンマに解任要求すべきは【宮本功】だとワタシは確信致しました。