大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

NPBはMarines、JリーグはCerezoを応援する、おっさんのブログ。娯楽もちょこちょこ書いてみます

《セレッソ》キャンプ終了。我々はPO昇格クラブってこと忘れてはならない

ユン・ジョンファン体制になった今季。例年のセレッソよりも遥かに早い始動から約1ヶ月が経過しました。

舞洲でのトレーニングは1回だけ見学に行きましたが、1時間の練習でずっとランニングしてるのは驚いた。

同行したサッカー少年であることに少々迷いが生まれ始めた小3の長男も、プロでもこれだけ走る・ボールを使わないトレーニングをすることはインパクトがあった模様で、嫌いで逃げ出したいランニングも弱音吐かずに取り組む様になりました。

タイキャンプでは色々な器具を使った負荷をかけたトレーニングで主にフィジカル面のトレーニングが多かったのかな?

そんで最終のシンハーカップの映像はFACEBOOKで確認しましたが、全体的に疲れのせいか?動きが重く感じられ、まぁこの時期やからしゃーないかな?と思って観ておりました。

そんで仕上げの宮崎キャンプ。その直前に清武弘嗣セレッソ復帰のニュースが飛び込み報道が過熱。

その姿はフォルラン獲得時のそれを感じずにはいられない過熱っぷり。

ワタシ個人も清武の復帰は非常に嬉しい。1月末から毎日、起きてる時間は毎時間ニュース探してました。。。

J復帰ならヨソのクラブには獲られたくないって。大熊の『金額的に厳しい』って記事みた時は「ちょっとこの移籍金額はJでは出せんよなぁ・・・」と半ばあきらめてましたが、ヤンマーさんが資金を用意したおかげでセレッソに復帰が決まりました。

前回のJ1昇格時に大分から加入し、位置付的には夏の海外移籍が既定路線だった香川真司の代役としての加入。

香川は予定通り海外移籍しそのポジションに座りましたが、香川とは異なる輝きを見せ、やがてセレッソの【8】を背負いプレー。

そしてキヨも先の選手と同様に海外へ移籍し、ドイツで2チームでプレーし、スペインへ移籍。

その間に日本代表にも定着し、代表でもスタメンをほぼ獲得。そんな選手がJ復帰を希望し且つ『セレッソでプレー』することを希望してくれた想いはファンとして凄く嬉しいです。

世間では「海外から逃げ帰った」とか「ドイツでプレーする姿が見たかった」とか『海外でプレーすることありき』な意見の数々。

常々疑問に思うのは、海外リーグのレベルの高さは理解する。ただ『Jリーグをトコトン軽視』するのは何なのか?

自国リーグを否定して海外を褒め称える姿には違和感しかない。

『Jも立派なリーグ。海外主要リーグはもっと凄いとこ』って発想にはならないのかな?って。

色んな選択肢の中からキヨはJ復帰を決めた。何がいけないのか?

新たな流れとしたらアカンのかな?過去に海外からJ復帰した選手と違うのは移籍金が欧州と同様の金額設定であったこと。

多少足元見られてた感はありますが、推定6~8億ですよ。スペイン以外の他国からも移籍オファーあった選手ですよ。

明らかに今までの復帰とは異なるケース。そこを見ずに、そーも批判ばっか出来るよな?って。

勿論Jも今のままで安泰ではありません。しかし卑下しまくるリーグではない。それはJ2であっても。

世界のサッカーに興味あるからJを卑下するってのは、なにか外国カブれした田舎臭い発想が蔓延してることに凄く嫌悪感を持ちました。

本題に戻しますが、キヨが加入したことでメンツの厚みはグッと増しました。

元々ウチに居た選手で4年前に在籍していた選手も多数居り、移籍金同額の外国人よりもチームにフィットするってトコの優位性はかなり高いと考えております。

しかし今のJリーグもたった一人の有望選手が加入するだけでその選手が1から10までこなせてしまうリーグではありません。

どーしても選手の能力に目が行ってしまいますが【監督】の存在が大きく、監督がどれだけの戦術を持っているか?その戦術が現有戦力で発揮することが出来るか?またその監督の志す方向にどれだけ選手がついて行こうとするか?

この部分が非常に大きいと思います。

現に昨年のセレッソが良い事例。シーズン開始前の各紙の順位予想では『J2では反則級の戦力』と言われながらも、結局はシーズン4位のPO勝ち抜けでJ1昇格を決めたクラブです。

そーいえば、先日行われたサポーターズコンベンションの【チーム方針説明】のPDFファイル「2016年シーズンにおける課題」にて・・・

○ゲームの主導権が握れない

 ・攻守における組織的な連動がない

 ・追加点が奪えない

 ・守備が安定しない

とあげられてましたが・・・今季よりオペレーショングループ総括でしたっけ?大熊グループ長の監督能力のことをおもっきり【能無し】と言い切ってるよーな挙げ方してるのに笑ってしまいましたが。。。

ユン監督は前任者よりも期待はしています。しかしスタイルがどれだけ浸透するか?体現出来るか?はホンマにこれからやと。

どーしても鳥栖さんで指揮されていた時の頃を思い浮かべてしまいますが、今のセレッソには豊田選手も藤田選手もキム・ミヌ選手も居てません。やから一緒のことは出来ないので、どーゆーカタチでユン采配が【セレッソスタイル】にディフォルメされるのか?

宮崎キャンプ中の練習試合のレポート見てても、終了間際に失点したり、「流れるパスワーク」は作れているがフィニッシュが決まってないとか、課題は残っております。

逆の観方をすれば、この時期はこれ位の方が良いのかも知れません。

これ位の方が宿題残した状態なので楽観視できない状況の方が。

あと2週間で開幕。

我々は今まで1クラブとて2年続きでJ1残留したクラブの存在しない【J2プレイオフ優勝クラブ】

このことは忘れずに応援したいと思います。

けど、昨年みたく、「退屈な」「しょーもない」試合は見たくないな。。。

ソコは期待しております。