J1 第7節 @ヤンマースタジアム
3年ぶりのダービーです。
Jリーグでは隣県や沿線でもダービーゆーてますが、この1戦は生粋の『ダービーマッチ』であるvs大阪対決。
この日はNHK大阪放送局がこのダービーを中継して頂けたのでTVにて観戦。
後半は競馬中継との競合で2ch分割なった途端に画像が粗くはなるがDAZN同等の画質。
ゼンゼン問題ありません。むしろ地方限定ながら地上波放送してくれたことに感謝×2です。
ひとつ残念やったのが、両クラブOBである新井場解説。なにかゴニョ×2,ブツ×2とハッキリと聞き取りにくい解説。
よぉ~く聞くと「なるほどなぁ」なトコゆーてましたんで残念。
もっと活舌の良い『喋り』を期待いたします。
さぁ試合の方ですが・・・
残念やったなぁ・・・あっこまで行ったら、やっぱり勝ちたかった・・・
後半ロスタイムでのこーゆー一撃を食らってしまう『セレッソ都市伝説』を打ち破ること出来ないってトコは、まだ【発展途上】を意味しているのでしょうね。
『ダービー』であり、まして【ホーム】であるからこそ「精神論」として『負けたくなかった』ってのと、
リーグ3連勝中ではありながらも、横浜Fマリノス戦に鹿島アントラーズ戦ではバタバタしながらもしのぎ切りはしましたが、3度目は無かったってトコは「まだまだ」やってコトやと思います。
改めてリプレー確認しましたが、ニアで誰かにあたってフワっと上がったボールをヘッドで折り返した三浦選手にダレも着けてないですし、藤春選手がボレーをフカしましたが、藤春選手もフリーやったし、コノ2つのフリーを作ってしまってるトコがウチの守備がまだまだなんやと思います。
試合全体の流れとしては、非常に楽しい試合であったとワタシは見ています。
セレッソ4-4-2に対し、ガンバさんは3-5-2と違うフォメのチームとの戦い。
ガンバさんが3バックやったのでボランチ脇のスペースに曜一朗が結構入るコト出来ていて切り込んでシュート打ててましたしね。
相手が4-4-2やとパッと相手に付かれるので、マルの上がりを待ってからマルを使うプレーが多いですから、中々PA付近まで顔を出すことないですが、この試合は結構顔を出してましたね。
アトはシュートの精度かな?ガンバさんより沢山のシュートを放ちますが、枠を捉えない。
枠に飛ばせば何かが起こりますから、これは曜一朗だけやなくソウザもそうですが、もうちょっと枠を捉える比率を上げて欲しいと思います。
恐らくですが試合のペースはセレッソが握っていたと思いますが、先制したのはガンバ。
スローイングからの流れで山下が競り負けてフリーで走り込んで来た藤春選手にキメられて失点します。
このシーンなんかもセレッソの選手はボールウオッチャーになってて抜け出してきた倉田秋も見てないし、抜け出した藤春選手はクニの後ろから抜け出してるのにクニはいっこも気付いてなかったんちゃうかな?
暑さのせいもあってかも?知れませんが、良くない時の守備しちゃってしまったなぁ~って感じですね。
しかしここからズルズルと行かないのが昨年との大きな違い。浮足立つことなくプレーを続け、12分にガンバDFのファビオ選手が自らバツを出して丹羽選手と交代。
セレッソは23分にクニに代わりキヨ投入。ココの交代は難しかったですね。失点はしてましたが、展開的には膠着してましたが動くにはちょっと難しい展開でしたがキヨを投入し打開を図りに行きます。
いやぁ~プロってやっぱ凄いですねぇ。あのバックステップで軽くタッチして振り向いてゴール前に侵入出来るプレーって。
と言いますのも、先月末に長男サッカークラブの年度末行事の親子サッカーに参戦しましたが、開始1分過ぎに同じ様なコトしようとしても下半身の踏ん張りが全く利かずに、尻餅&後方一回転を演じてしまったので余計に・・・
恒例の余談はここまでとして、健勇はPAに切り込み、相手2枚を交わして小さく振りぬいたシュートがゴールインし同点に追いつきます!!!
昨年も何度かあーゆープレーでシュート決めましたが、健勇が『凄い』と言われるのはこのヘンなんでしょうね?
しかし×2、注意せんとアカンのは以後の試合。一度こーゆーこと出来てしまうと、次からもガンガンこーゆープレーをしようとするトコロ。
こーゆープレーでゴール量産できる選手であればとっくに海外で大活躍しています。
そーゆートコはシッカリと踏まえて欲しいモノです。
このゴールよりも更に良かったのは2点目のヘッド。
ソウザのクロスから前で曜一朗もジャンプしており恐らくブラインドになったと思われ、目視よりもタイミングで合わした様なゴール!!!
このヘッドこそ尹監督の目指すスタイル。こーゆープレーが欲しいから健勇と山村のツインタワーをベースとしてること。
1点目は流れの中からの【個のチカラ】として評価されるゴールですが、2得点目は【チームプレー】で獲ったゴール。
流れの中からこーゆーゴールが生まれてくると、次節以降も楽しみになってきます!!!
セレッソの良い流れから、先制は許すものの、昨年みたく下を向いたり、泡食って混乱することなく、追いつき・追い越したトコは評価してもイイんじゃないかな?
アトは勝ち切るトコロですね。
どーやって勝利に辿り着くのか?
この試合は前2試合でCB3枚にして、一列前からのプレス弱くなって、ゴール前へ侵入されるケース増えたので3バックって選択に躊躇した印象です。
ここは今後の糧としてチームとして煮詰めていくところだと思います。
ここまで7節。浦和・横浜・鹿島にガンバとJ1常勝クラブと4試合して2勝1分1敗は上出来ですよ。
忘れてはいけないのは、昨年J2 4位・PO昇格クラブってこと。
過去のPO昇格クラブよりも善戦していますが、『なぜPOに回ったのか?』の部分は、監督交代して飛躍的に向上した部分とまだまだ悪癖残って全員がボールウォッチャーになりフリーししたらアカン選手をフリーにさせてしまってるトコは各選手が『瞬間的に』どうせなアカンをプレーで表すことが出来る様になって行くかだとワタシは思います。
浦和戦のスコア以上の大敗に、最後の最後で勝ち切れなかったこの試合は【今後の糧】として次節以降に活かしてくれると今のチームなら出来る様になると信じております。
試合終了後ですがTV画面はサポに挨拶に行くガンバイレブンを追いかけており、サポから大ブーイングを受けておりました。
さすが常勝ガンバだけあってサポの評価が厳しいなぁ~と感じましたが・・・
中継終了直前のセレッソイレブン映してた映像でもちょこっとブーイングが聞こえてはおりましたが・・・
試合後の各スポーツ紙やサッカー誌のWeb記事眺めてると、セレッソサポからもセレッソイレブンに対しブーイングがあったとか?
ちょっと待ってぇな。この試合のナニにブーイングすることあるの?
ワタシは正直お行儀は良くない方ですから、ジブンは『サポーター』やなく【ファン】止まりやと思ってます。
最後の最後でセレッソが超えられない壁にぶち当たって勝利がすり抜けては行きましたが、全体的にはブーイングされるべきトコは無い、気持ちの入った、クルピ退任以降やっとたどり着いた優秀な監督がたった数ヶ月でサッカーらしい組織力で見違える様なプレーをするとこまで辿り着いたナイスゲームを。
勝てなかったのは勿論残念ではありますが、むしろここでガンバにまで勝ってしまう方がおかしな方向にクラブもサポも向いてしまわないかな?
またここで勝ってたとしたら『今年こそJ1優勝やぁ!!!』とか『またセレ女増殖~』とかゆーて、ナニが根拠か不明な【ノリ】だけで、宜しくない騒ぎ方するんやないの?
この試合のブーイングの根拠は?まさか「ダービーやから」ですか?
積み重ねて来たモノが違うでしょ?
監督交代ミスって1回・1年だけJ2落ちしたガンバとずっとJ1⇔J2エレベーター繰り返してるセレッソですよ。
ガンバサポのブーイングとセレッソサポのブーイングでは積み重ねたモノの【質】が違います。
同じ大阪のクラブなので、ワタシも意識はしてますよ。特にガンバの元々の母体企業には、仕事上かなり理不尽なイジめられ方したこともあり、母体があそこやから「アンチ」ではありますよ。でも「アンチ」なのはソノ部分だけであってセレッソよりガンバの方が【格上】であることはリスペクトしております。
かつては家長を、この試合の同点弾ブチ込んだ倉田秋だってレンタルしてくれたのはガンバさんなんですから。
「ダービー」っていう【特別】な試合ではありますが、バックグランドの【違い】や【差】を認識すると、ガンバは『リスペクト』するべきクラブ。
まだ×2対等に比較するには遠く及ばない相手。
今はピッチレベルだけではなくフロント含みでまずは『追いつく』目標であるクラブ。
その相手に終了間際で追いつかれました⇒「ダービー」で引き分けた⇒だからブーイングって思考であったのならば
「女子高」って言われた時代に選手をもて囃し「セレ女」に乗っかってファッションの一部としてるのと一緒であって中身がないなぁ~とワタシは思います。
感じ方は人それぞれなので、ワタシも歪んだコト書いてるかもしれません。
ただ、この試合後のセレッソサポの一部から沸いたブーイングの意図はなんなのかな?って。
扇原タカには「いつまでもセレッソファミリー」やったっけ?の弾幕掲げるのに、ガンバさんと引き分けた試合終了後はブーイング?
同一の方々かどうかは不明ですが、すっげぇアンバランスやなぁ~って。
凄く不思議でありました。。。