J1 第14節 @キンチョウスタジアム
久々のセレッソネタです。
5月中は週末になるとバタバタの連続でLIVETime観戦から遠ざかっており、追っかけ再生観戦しながら眠りに落ちたり、書きかけ途中で別件で駆り出され更新チャンスを逸したりし続けてましたが、昨日は久しぶりにLIVE観戦しましたので雑感を。
しかし強い!!!この強さはなんなんでしょうか?
昨年あれだけ締まらないゲーム続けてたセレッソが・・・
昨年からっきし勝てなかったキンチョウで負けないですとっ。
ヤンマー開催のBIGゲームでは勝ち切れてませんが、今季ホーム負けナシは驚きの一言です。
そんでゲームですが、試合前日にまた×3のキヨ離脱のニュース。。。
前にセレッソ在籍してた時って、加入初年度は怪我で出遅れはしましたが、ここまで欠場する選手やったっけ?って印象。
ただ、今のセレッソの凄いトコはこのポジションで6億円助っ人扱いのキヨが離脱しても、開幕から攻守に存在感を示したクニや尹サッカー秘蔵っこの水沼コータも控えており、そう痛手にならない準備が出来ております。
この試合は水沼コータが右サイドに入り、右SBも加入初年度から累積出場停止以外はずっと右SBを死守していた松田陸ではなく田中ユースケがスタメン。
んっーセレッソには藤本コータと水沼コータがいるので『コータ』だけでは伝わり難い???
水沼コータと田中ユースケはルヴァンで組んでるので、そっちの戦術チョイスって意味での右サイド入れ替えやったのかな?と推測しております。
メンバー入れ替えで挑んだこのゲーム、終わってみれば大勝のゲームですが、序盤のチャンスで得点出来ず、『決まったぁ』と思った山村のヘッドがオフサイド判定でノーゴールとなり、これ以降はどちらかといえば、持たされたセレッソにカウンターを狙ってた新潟の方が優位なゲームだったんやないかな?
試合後のスタッツ見ても、シュート・枠内シュートは新潟の方が上回ってましたし、フィニッシュのトコは確かに枠に飛んでいたのでヒヤッとするシーンも多かったです。
しかし×2この攻撃を我らが守護神キム・ジンヒョンの再三のセーブでゴールを割らせません。
なんでも今回のWC予選韓国代表にも召集されてるとか?Jの【韓国人GKブーム】のきっかけを作った老舗のジンヒョンがしっかりとゴールを割らせませんでした。
が、こーゆー展開はあまり良くない。一発スコーォーンと決められるとズルズル行くイヤな展開。
セレッソのCKを奪えど、これまでの様な決定機もほぼ無く、相手に相当研究されてる印象。
流れの中からのゴールも中々イメージ出来ない試合展開の中、ユン監督が先に動いた交代カードは、なんとっ健勇outで澤上がin。
なんと言う思いっ切りの良い交代チョイスに驚き。
確かにこの試合の健勇はイマイチどこか、イマ2、イマ3でありましたが、まさか交代させるとは・・・そんで交代カードが、昨年あんだけ酷評された澤上を一番前で起用します!!!
フツーなら「なんでやねんっ」な交代。昨年までの監督なら大ブーイングの交代もユン監督が斬ったカードなら『キッチリした意図がある』と信じれるのも今年のセレッソのいいところ。
交代カードについてはユン監督以前の名将クルピとてブラジル人に偏った『???』な交代する監督やったので、セレッソ文化として、交代カードはモヤモヤすることが常でしたが、今年は違います。
そんでこのカード斬った直後のCKにて、セレッソにとって幸運な相手ファールでのPK。
相手ソン選手がヨニッチを掴んで倒してしまいセレッソがPKをゲット。
このPKをキャプテン曜一朗が落ち着いて決め、ラッキーなカタチでセレッソが先制します!!!
そしてこっからはゴールラッシュ!!!
敵陣近くのFKからゴール前で澤上が中心となるボールの奪い合いからこぼれたボールがソウザに入り、ソウザがひとつキックフェイント入れ、前に居る水沼コータにパスを送り、水沼コータが相手マークの無い逆サイドにフワッとボールを送り、待ち構えていた山村の頭上を越えたボールに山下がヘッド一閃!!!このヘッドが見事にゴールに突き刺さり2点目をゲット。
そんでこのアトなんですね?確か?ユン監督が曜一朗を呼び『3点目』を指示したとか?
そんで3点目は敵陣近くのFKのチャンス。chromeCastにてTV観戦してたワタシも『ゴール前での高いボールの競り合いやろなぁ』とぼぉーっとしていましたが、曜一朗のクイックリスタートに、またここでも【山村和也】がキッチリと動き出し、角度の少ない場所から蹴り込み3点目をゲット!!!
クイックリスタートは昔からのセレッソのスタイル。アレをパッと決めれるのは集中してる証拠ですね。
最後の〆はソウザのFK。GKが一歩も動けない見事なキックがゴールに吸い込まれ4点目を奪います!!!
ワタシ、ソウザがFK決めたの見たの初めてかも???
フリーキッカーは常に務めていますが、どかぁーんってキックが壁に当たり跳ね返ってくるシーンしか見たことない気が???
チームがノッてると、なんでも決まっちゃうんでしょうかね???
1点取るまではヒジョーに厳しいってか、コロッとヤラれそうな展開でしたが見事でしたね。
そして試合終了後から?いやガンバ戦終了から柏戦終了までの小1時間かな?暫定ではありながらも順位表のてっぺんに【C大阪】の文字が。
今季好調を物語ってますね。
昨年は「いけー」「走れー」「気合だぁ」のなんとか浜口さんみたいなサッカーしてたチームが今季は見違える試合を展開しております。
起点は浦和戦での大敗ですね。得点差以上の【差】を見せつけられたことが非常に大きいと思います。
そしてなんと言ってもどこでも書かれている、まさか×2の山村和也のTOP下起用の大ハマり。
どこにでも顔を出してボールに絡み、パスも出せるし、シュートもいいタイミングで飛び込んでくるし、守備はゆーても元々は守備の選手なので、FWの守備力としては何等問題ナシ。
山村のTOP起用はキャンプ中の舞洲での仁川との練習試合ですでに確認してたポジション。そんでしろーとながら「アリ」と考えてたことが、J1でバシッとハマったってのもワタシ的にも嬉しいですね。
そんで上の文面でも触れましたが、澤上が健勇と交代しプレーしましたが、前線でシッカリと泥臭くボールに絡むプレーはさすがプロ入り前、争奪戦になった人材であることを示してくれましたね。
昨年は「経験だ」ということで左SHで起用して、サッパリなプレーに終始し、大熊とセットで叩かれまくった澤上ですが、こーやって見ると改めて『監督の存在』って重要ですよね。
そんでこのプレーで焦らないといけないのは杉本健勇。ユン体制発足時は無風状態のガチガチのスタメンでしたが、コンビを組む山村がオールマイティーな活躍をし、澤上も健勇と違う【カラー】で宣戦布告を受けてます。
現に澤上は怪我で出遅れながらも、復帰即でSUBメンだったリカルドサントスを蹴落としてSUBメンをゲットしたワケですから。
今はいいことだらけの週末です。
個人的な不満としては、ここのブログのもうひとつのネタ元の千葉ロッテマリーンズがとことん弱く、昨年はマリーンズ勝ったがセレッソ負けた・・・だったのが、今季はセレッソ勝ったが。マリーンズ負けた・・・ばっかりで、両者そろい踏みしないのがツラいとこかな?
クラブ的な今後の不安もワタシ少々あるワケでして・・・
現在のスタメン年齢が固まり過ぎてることと、SUBメンの年齢層もやや高いこと。
U-23セレッソも勝ててない試合が続いていますし、ルヴァン出場組が【2軍】的な位置付けになっていますが、ここでも庄司や舩木はスタメン張ってますが、TOPのSUBには入ってこないこと。
そして・・・丸岡が姿を消してしまっていること。秋山大地がしょっちゅう怪我して戦線離脱していること。
今の好調の雰囲気をベンチででも『次の世代』が体験しておくのとしないのでは大きな差なのかと・・・
大地はアレとして、丸岡は怪我なのか?それとも競争に負けてる状態なのか?
経験だけでムリにSUBメンに!!!ってコトやなく、競争で勝ち上がって欲しいってこと。
連戦連勝のTOPチームの成績は非常に嬉しいですが、先のことを想定すると手放しで喜べないのも事実かと。
こーゆー事実を踏まえないと、また大袈裟に今だけを騒ぎそうなので自戒を込めてあえて・・・って感じです。
WC予選のカンケーでしばらくゲームが空きますし、蛍とジンヒョンは代表合流でしばらくチームを離れます。
ブレイク明けはソウザが出場停止で恐らくそのポジションには木本が入ると思われますが・・・
蛍が無事で代表から戻って来て欲しいと密かに願っているのはワタシだけかな?
ぶっちゃけ、今の代表って、日本を少々小バカにしてるよーなフシのあるアノ監督さんやから、あまり興味ないんですよね?
選手の移籍云々ですぐに海外クラブやないとどうこうって話題にもなりますし。
ホンマ思うんですよねワタシ『そんなん、どっちでもえーがなっ』って。
いっそのこと蛍を招集しないで欲しいくらい。ジンヒョンはあちらの国の事情なので、招集は名誉だと考えますが。。。
まぁ、ゆーても仕方ないことなので、このブレイク中もシッカリとコンディションを整えることと、プライベートで交通事故とか起こさないことかな。
余計な話題を提供しないこと。
細心の注意を払って欲しいと考えております!!!