大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

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《マリーンズ》8回表、三振ゲッツーの意味

2017年 6月25日 @京セラドーム大阪

千葉ロッテマリーンズ 1 - 5 オリックスバファローズ

「まずカード初戦は取らないと」なんて言いますが、今季のマリーンズはカード初戦を取ってもアトは連敗してしまい、結局カード1勝2敗ってパターンばっかりな気がします。

交流戦明け初戦は大阪決戦ではありましたが、今回のカードは別用とブッキングし現地観戦は断念し、帰宅後に試合終盤から観戦ってスタイルでありました。

流れで確認出来てないので、確認出来たトコの1点だけをフォーカスしますが、タイトルにしたシーン。

ノーアウ、ランナー1・3塁、打者サントスのフルカウントからファーストランナー加藤を動かしたラン&ヒットのサントス三振、加藤セカンドゆうゆうアウトの最悪の三振ゲッツーのシーンです。

この場面だけに関わらず、ラン&ヒットの三振ゲッツー凄い多い気がしますね。

この試合のこのシーンですが、サントスの三振は多少織り込まないとアカンと思います。

サントスもストレート系には強いですが、抜き球・落ちる球にはウィークポイントある雰囲気です。

1点ビハインドの場面でのフルカウントからのエンドランはギャンブル的な采配かと思います。

しかしながら現在のマリーンズはまた最弱打線になってるので、こーゆーことをしてでも1点取りに行くことは必要。

サントスの三振ってのはサイン出した際には想定しておく事象かと。

ワタシが一番気になった、気に障ったのは、加藤がセカンドでゆうゆうとアウトになってしまったことです。

加藤の走力ありながらあんなアッサリとアウトになるということは、相当ヘタなスタート切ったとしか思えません。

ここでですが、このサインを出すにおいての、【チームの決め事】がどうなっているのか?ってトコ。

① こーゆー場面でこーゆーサインはあるというチーム全体の周知。

② どーゆーゲッツーはアリでどーゆーゲッツーはナシなのか。

おおまかにはこの2つかな?

今季のキャンプインから『走塁の意識を高める』なんて標語を掲げてましたが、実際わ・・・って感じ。

この『走塁』の指す意味は、打者が打ってからの走塁を指しているだけで、盗塁だとか、今回の様なケースは【対象外】になってるのか?

甚だ疑問に思えます。

あのシーンで『仕方のないゲッツー』ってのは、内野手ないしライト、打球方向によってはセンターへのライナーの打球でゲッツーになるのは『仕方のないゲッツー』やと考えます。

今回のこのシーンでの『三振ゲッツー』ですが、1塁走者が誰なのか?で判断変わって来ますが、走者が加藤ということであれば、あのアウトは【なってはいけないゲッツー】やと見てます。

このアウトですが

チームとしての意思統一の不備から生じたアウトなのか?

加藤の状況判断力の低さから生じたアウトなのか?

ワタシはココに凄く興味があります。

エンドランって作戦ですが、この作戦って『チームのカラー』が出る作戦だとワタシは見ています。

そうなんです。伊東監督が現役時代を過ごした西武ライオンズの『エンドラン』は基本どの打者もインフィールドに【ゴロ】転がす訓練がシッカリされていたチームでありました。

その印象の強いのが、ライオンズを戦力外になりマリーンズに移籍してきた原口という選手が過去おりました。

この選手ってエンドランのサイン出たら、ほぼゴロを右方向に打っていました。

で、マリーンズのエンドランはどうか?と言いますと、マリーンズは「ファールOK」が文化のチームであるとワタシは見ております。

結局はこの方針の差を、今現在のマリーンズがどれだけ埋めているか?それとも過去からの方針を継続しているのか?伊東・清水方針と他コーチの意思疎通が図られているのか?純粋に選手のアタマの差なのか?

答えは見つからないですが、貧打が続くと、試合終了後に室内で打撃練習慣行!!!なんて記事を目にし、どちらかというと褒める様な記事が多かった様にワタシは感じますが、ワタシの意見としては『どうなん?』ってのがずっとあったワケでして。。。

室内打撃練習だけに留まらず、今回のエンドランの件にしかり、1塁に出塁しても右足がアンツーカーから出ないリードにしかり、なにか【理想論】【根性論】ダケで野球をしてる気がして仕方がありません。

それはこのイニング裏の益田が連続被弾したシーンもそう。

事後解説ですが、この試合解説の中沢氏が「結果出たアトではありますが・・・一番投げたらアカンボール(球種)を投げたらアカンコースに投げてしまいましたね・・・」と解説されておられましたが、結果論ではあったとしても、元捕手の方がそう解説するってコトは、根本的になにかを読み違えてるってコトなんでしょうね。。。

野村克也氏の『弱者の理論』やないですが、弱者なら技術も知恵も磨かないとアカンと思いますが、知恵絞って野球してる選手が何人いるのか?

ワタシが見る上では、打者であれば大嶺翔太に三木亮からはソレを感じますが、他の打者はただバット振ってるダケにしか見えないんよね。

配球にしても、田村もリード面では相当悩んでる様子で、ほとんどがアウトコース低めしか要求してない印象です。

このままだと、シーズン借金50個が射程距離に入ってますね。。。

若手使えなんて声をありますが、監督コメントからも「上げようにも上げれる選手がいない」ってのが実態であって、勝てないからといって根拠なく若手を1軍起用するってのは愚策でしかないので、それは絶対にやめて欲しいです。

今することは。。。

今一度、データ整理した上で『相手の嫌がること』を探しあて、ひつこい野球をする。

ヘタに打順をいじくらず、投手の左右でコロコロとオーダーを変えない。

かな?

味気なく負ける試合は減らしてほしい。

まず、それですかね?