J1 第16節 @ユアテックスタジアム仙台
2003年以来の勝利だそうです。
ユアスタの思い出は3年前か?降格決まったシーズンのアウェー仙台戦。
サクッと2失点した直後にセンターサークルに選手集まって激論してから動きが変わり、結果はカカウのドロー弾で引分でしたが、気持ち見えた良い試合やったと記憶します。
さぁ、そんなユアスタでのゲームですが、最初っから最後までベガルタ仙台ペースのゲーム。
そんな試合でありながらも、よくぞ4得点で結果だけみたら快勝のゲームになっているという、サッカーの不思議を見たゲームでありました。
そーなんです。最初っからボール支配されていたのに先制したのはセレッソでした。
たぶんパスカット?やったかなからキヨがドリブルでセンターサークル付近まで運び、相手ディフェンスラインの裏にバックスピンかけたループパスに曜一朗が追いつき、左足のシュート一閃!!!が反対側サイドネットに突き刺さりセレッソが先制します。
よーもまぁ、あの展開で先制できたモンですね。
セレッソ先制後もベガルタさんは慌てることなくペースを握りながらも次の得点もセレッソが!!!
マルのカットから健勇へ流し、健勇のパスを走り込んだ山村がボールを受け、ターンから蹴り込み追加点ゲット!!!
得点決めても冷静な山村和也。なにかステキです。
これでセレッソペースになるかと思いきや、やっぱりベガルタさんペースで試合が進み、ベガルタさんの反撃開始。
中野選手に完全に突破され中央で待つ石原選手にグランダー流し込み石原選手が冷静に流し込みベガルタさん追撃の得点を奪われます。
そんでこの直後ですね。。。またまたまたまたか?清武に故障発生でピッチを去ってしまいます。
あーいった競り合いは、サッカーではフツーの競り合いだと思います。
お互いの身体のぶつけ合いの中、自分の思わないスピード掛かったんだと思いますが。。。
左足にヘンな負荷かかって際に太腿故障したっぽ感じです。。。
そんで清武がoutし水沼コータがinします。
前半終了間際の健勇と永戸選手?とのハイボールの競り合いで健勇にイエローカード。
正直、このイエローは不可解な判定。肘が上がっていたワケでもないのに、あの判定は厳し過ぎます。
そーして健勇が線審に抗議を行いますが、ワタシが問題視したいのが、審判に抗議終わったアトのナニを意図したか判らない健勇の「拍手」のジェスチャー。
確かに不可解な判定ではあった。抗議し別れた直後のあのジェスチャーは、意地の悪い?いや判定の理由はどうであれ【審判】であることにヘンなプライド持った審判であれば「侮辱行為」でもう1枚カード出す可能性だってある行為。
あんなことして、審判を敵に回す様なしぐさは改めないといけません。
特にこの試合は終始劣勢のゲーム。ここでカード2枚で退場にでもなってたらどーすんの???
ここはもっと冷静にならなあきませんね。
この日のセレッソですが、ボランチとCBの間、ヨニッチと山下の間をずっと狙っていた気がします。
ですがまた追加点はセレッソ大阪。
ショートコーナーから一度ペナルティーエリアにボール放り込むもクリアされたボールを再度つなぎ直し、マルとソウザ?のパス交換でマルが切り込み、相手と競り合いながらもファーへクロスを入れた所に、ノーマークの山下が助走十分のヘッドを叩き込み3点目をゲット。
セットプレーに強い今季のセレッソですが、さすがにどこのチームも研究していますので、今まで程の成功率では無くなったところで、この試合はショートコーナーから再度キッカーのソウザに渡しクロスってなシーンが多かったですね。
この得点はやっぱセットプレーからの得点になるのかな?イメージ的にはセットプレーで前残りしてた山下が決めたってゴールですが、どうなんでしょうか?
さぁスコアも3-1になり、ホンキでセレッソペースになるかと期待しましたが・・・
それでも試合のペースはベガルタさんが握り、中々セレッソボールになる時間帯が訪れません。
そんですぐにセレッソが失点してしまいます。
セレッソ得点直後に動いたベガルタさん。奥埜選手に代わり入ったクルスラン選手がCBのラインからスルっと降りてきてワンタッチで前に送り込んだスルーパスに元々走り出していた西村選手が完全に抜け出し、アトはゴールに流し込むだけのゴールで1点差に。
この流れの失点はイタダケナイ・・・昨年の後半ロスタイム前後に何度となく失点したシーンのリプレーを見てる様な失点。
ホンマこの日はヨニッチと山下の間を徹底的に狙われていましたし、ちょっとヨニッチも山下も疲れてるのかな?
ここ数節どーも動きが思わしくなく、ヨニッチにおいてはイライラしてるシーンを確認することが増えていますのでちょっと心配。
前回のエントリーでも触れましたが、ベンチ外続きのリカをリリースして外国人CBの補強が必要なんやないかな?
今節は瀬古がベンチ入りしてましたが、実際に起用するかは別のハナシ。
ヨニッチに適度の休養と適度のライバル。そんな気がしております。
最後の得点ですが・・・
自陣深くからのスローイングが起点やったんですね?
スローイングのボールをマルが前に蹴りだし、一旦ベガルタディフェンスがヘッドで前に送りますが、そのボールをソウザが回収し、健勇とのワンツーでソウザが抜け出し、ドリブルで敵陣ペナルティーエリアまで侵入しシュート!!!
GKにブロックされたボールはルーズボールとなりますが、このルーズボールに蛍が駆け込み相手スライディングをジャンプでかわしながらジャストミートのシュートがゴールに突き刺さり4点目をゲット!!!
なんか信じられへんよーな展開。終始ベガルタさんペースの展開で、こーゆールーズボールは全部ベガルタ側に回収されてたのに・・・
このシーンだけってゆーても過言やないんとちゃいますかね?
それシッカリとゴールしてるんですからね。
この試合はホンマに効率良い攻撃で得点してました。
終始劣勢のセレッソ。選手にもジワジワと負担がかかっていた様で、31分に丸橋が、43分にソウザが足攣ってマルがゆーすけと、ソウザが西本と交代し、勝ち逃げに入ります。
この際の守備ですが、サイドへのプレッシャーはほとんどかけずに、中へ入れてきたボールを回収するスタイルやった様に思えます。
足元で繋がれるとイヤでしたが、クロスを放り込まれる分には、ヨニッチ・山下の間に山村も入り、怖さは感じなかったですね。
むしろ中央切り込まれない様に中を固めて、サイドは持たせていたイメージだったかな?
しかし、今季のセレッソは改めて凄い。監督の戦術眼が凄すぎます。
守り切って勝ち切ってしまうんですから。
外からクロス入れられても『あっ大丈夫』って思いながら観戦出来るんやから。
この試合はタイトルとーりに内容はベガルタさんの勝利です。
しかし結果はセレッソの勝利。
たまにしかなかった攻撃を全部得点したイメージかな?
先制のキヨから曜一朗へのパスなんかサイコーに魅せてくれるパスからのゴールでしたよね。
しかし。。。またキヨが離脱必至の故障発生。。。
何と言ったら良いのやら。。。
厳しいですが、キヨがいなくても、水沼コータも関口クニも居ますので、そう痛手ではないんですよね。
スタイルは変わりますが、変わっても色が違うだけで、落ちるとは思いませんし。
一番良くないのは故障ばっかしてるイメージです。
いっそのことシッカリと休んで故障治すのもそうですが、根本的な身体作りから見直しかける必要があるんやないかな?
海外仕様のビルドアップで筋肉に負担かけすぎたんやないかな?とも推測しています。
どこのチームにも相当研究されてますね。
この試合も山村もソウザも組み立ての中ではほとんどいいカタチでボール触ること出来てませんでした。
特にソウザに至っては、前半消えてましたよね?
次の一手はどう出るのかな?
またまたのユン采配に注目です!!!