2017年 7月23日 @ヤフオクドーム
千葉ロッテマリーンズ 3 - 1 福岡ソフトバンクホークス
やっと勝ったで、ヤフオクで(ですよね?)
ホークスに勝つには、この勝ち方しかないですよね。
ほとんど得点できそーな気配のない打線。
2回オモテに先制したと思いきや、そのウラにシッカリと追いつかれるイヤな雰囲気。
デスパイネ1塁N場面で中村晃選手のピッチャーライナーを弾いたの良くなかったですね。
あのライナーキャッチ出来てたら、マッチュの打球で1塁デスパイネやったらホーム還れてなかったでしょうね?
しかし・・・角中の守備ってマズいですね。フェンス際の打球処理で毎度バタバタしてる印象。
それに輪をかけ年々守備力が衰えてる印象です。
『今日はどのパターンで負けるのか・・・』と思いきや、
スイスイピッチングのホークス中田投手がサントスに、恐らく「まさか?」の一発をライトスタンドにブチ込まれ、明らかにマウンドの雰囲気が一変したように思われました。
この日のサントスは1打席目の打球もアウトになれど、タイミングは合ってましたけど、前2人を軽々とアウトに仕留め、スゥーっと行ってスコーォンでしたから、メンタルダメージが大きかったと思います。
そんでこのウラの石川。前のイニングは失点しましたが、このイニングは落ち着いてましたね。
投球数8球でシッカリと三者凡退で抑えてくれます。
そして5回オモテ。中田投手にタイミングの合っていたサントスが今度はライト線2ベースで出塁します。
ワタシこのアトの角中のショートゴロで3塁進んだサントスの走塁、ナイス判断やと思います。
打球がやや死んではおりましたが、セカンドランナーの右側に飛んだ打球ならバックなのですが、サントスは躊躇せずにスタートきっておりました。ワタシ、こーゆー走塁はスキです。
そしてこの日の4番はいぐっさん。福岡で4番ということもあり、いぐっさん本人も、スタンドのホークスファンの方々も想うことは多々あったと思います。
そしていぐっさんは、いぐっさんと城島さんした体得出来なかった【金森スイング】でレフト前にタイムリーを運びます。
映像では腰砕けに見えますが、あれが例の「軸足の腰前でさばく」打撃スタイルなんですね。
マリーンズにとって非常に貴重な3点目が入ります。
そんで、続く大地も出塁したところで、中田投手KOでモイネロ投手が登板します。
モイネロ投手のピッチング・・・ヒジョーに良かった。。。
スピードのあるストレートにキレのある変化球。
惚れ惚れする様なピッチング。そのピッチングに釣られて、球審も「えっ?」っていう球をストライクって言いだすし・・・
なんかヘンな空気が7回になり流れ始まます。
そんで7回ウラ。さすがにここまで頑張った石川もヘバって参ります。
デスパイネと中村晃選手に火の出る様なヒットを許し迎えるはマッチュ。
ここでようマッチュを抑えてくれました。セカンドハーフライナーで抑えたとこで、左の並ぶ打線に松永を投入。
そんでこっからの対戦ですね。打者との対戦というよりも、1塁塁審との対戦。
尽くハーフスイングを「セーフ」とジャッチし、ベンチで伊東監督が手を広げて『なんでやねんっ』のアピールをします。
まぁ、ワタシの推測ですが、球場の雰囲気に1塁塁審さんが完全に流されたジャッチしてましたね。
そんで、グランドの雰囲気はホークスペースになってきますが、最終的にこの雰囲気を斬ってくれたのは、松永のピッチングではなく球審のジャッチ。
甲斐選手の四球になったハーフスイングより止まってった感のあるムネリンのハーフスイングを球審さんが『スイング』とってくれて九死に一生をマリーンズが得ます。
まぁ、これは球審さんが偏ったジャッチに対して『穴埋め』したよーな判定やったとワタシは見ております。
こっからは打線の奮起はモイネロ投手に意気消沈されたことで復活の兆しはなく、投手陣に頼るしかない状態に。
8回登板の大谷も良くなかったですね。なんとか相手の打ち損じで助けてもらった印象です。
そんで最後のストッパー内竜也。相変わらずストレートが低めに来ません。
毎年の様に故障離脱を繰り返し、プロ入り後初めて訪れたと思われる開幕からの夏越え。
プロ入り14年を数える内であっても初めての経験でかなり厳しい感じがします。
デスパイネはスライダーを引っかけてくれてアウト取りますが、中村晃選手には出塁を許します。
マッチュはファールで粘られながらもフルカウントからスライダーが低いところに行き三振。
しかしランエンドヒットで盗塁を許します。
そんで最後の川島選手。ストレートは高めで目付してたと思うんですよ。
最後のストレートがこの日初めて低めのストライクゾーンに。
川島選手も驚いたのでしょうか、バットがピクりとも動かずに見逃し三振でゲームセット。
やっとのことでヤフオクでホークスから勝利しました。
今のマリーンズが勝つには、こんな展開しかないですね。
石川ナイスピッチングでありました。
ワタシが良かったと思うのは6回まで3-2ピッチが無かったんじゃないかな?
無四球に納得ですが、早め×2の勝負がヘンに悪いリズム作らないのが良かったと。
同じ7回まで1or2失点であっても、涌井登板の宜しくないのはココ。
とにかく3-2ピッチするので、ごっつ時間が長いです。
ドーム球場が多いパ・リーグではありますが、クーラー効いた部屋での観戦でも、涌井の試合はダラダラします。
これをマリンとかでやられると、守ってる野手はたまったもんじゃないと思います。
QSかなんか知りませんが、数字ほど内容ないピッチングするのが涌井であり、数字に内容が伴うのが石川のピッチング。
前回も負けはしましたが、リズムは悪くなかったです。
これからのマリーンズのローテは石川が軸ですね。
勝つには勝ったが、打線は相変わらずですね。
ワタシ思うに、なして打席を雑に過ごす細谷とかを1番に据えるのかな?
それと加藤の2番起用も。この試合はスタメン外れてましたが、前日は1番細谷に2番加藤。
粘りもなんもない1・2番で細谷の1安打で負け。ヒット打ったのは細谷ですが、ただ相手投手と対戦した結果であり、相手チームを揺さぶったワケやないので、ノーノー回避したダケって印象。
加藤についても、ワタシこの選手は1・2番タイプじゃないと思ってます。
小技よりも中距離系かな?と。まずは下位打線で基本スキなよーに打撃させてやりながら、『自分の目指すべき方向』を見出す方が先なんじゃないかな?と。
周りの期待とゆーか要求を聞き入れることに必死になり過ぎてる様な気がします。
とにかく加藤は『自分のスタイルは何ぞや?』の答えを自分で出して欲しいですね。
なんか起用を自重するサントスですが・・・
伊東監督にとってサントスは「野球留学生」な位置づけなんかな?
出塁に対する意欲なんかは、なんかスマートに野球をこなそうとするマリーンズにはないモンあるんやけど、それがイヤなんかな?
監督がイヤがってるのか?それとも山下がイヤがってるのか?
とにかくずっとロッテにぶら下がってるよーな山下がコーチしてる様じゃハナシならんですからね。
今のマリーンズの1・2番はサントス・三木・大嶺翔太のウチ2人がワタシの希望なんやけどなぁ。
サントスの出塁意欲に三木・翔太にはいやらしさが。
翔太はポコッと抜ける時があるにせよ、まだ「ナンかしてやろう」みたいな雰囲気あるからなぁ。
勝てない焦りはあるでしょうが、あんまコロコロ打線イジるのホンマ良くないと思います。
余計にリズム崩してる気がして仕方ないです。
火曜日からは北海道でのファイターズ戦。
どーなるコトでしょうか?
先発はスタンリッジ。また3-2ピッチ繰り返して、間延びした長ぁ~い試合になるのかな?