昨日、一昨日か?シーズンが終了し、伊東監督の退任が正式に決まりました。
そして本日、かねてからの話題になっていた井口資仁新監督の就任が正式に発表されました。
現役引退即の監督就任といえば、ロッテでは有藤さんがそうでしたね。
有藤さんの時は・・・嘘かホンマか知りませんが『使い切れない』とのコトで主砲である落合博満を交換要員に星野ドラゴンズから牛島・上川・平沼・桑田を獲得するという【1対4】のトレードで始まりましたね。
今シーズンといえば、もうなんべんもあっちゃこっちゃでも報じられており、みなさまご存知の通り・・・
開幕から思いっきりズッコケ、立ち上がることも出来ず・・・のシーズン。
しかしながら、8月末になりチームの骨格みたいなモノが構築されてからは、かなりマシというか、
『これがアト1ヶ月、いや2ヶ月早ければ・・・』と思う程、チームはカタチを作ったとワタシは感じております。
ずっとチームを見続けていた井口が、シーズン最後になりカタチを作った伊東ベースを来季どんな感じで仕上げるのか?
それとも『井口カラー』を押し出し、劇的に変えるのか?
どっちなんでしょうね?
伊東監督退任に伴い、コーチ陣も一斉退陣となっていますね。
しかしなぁ~今季打撃大不振の元凶といっても良い、山下野手総合兼打撃コーチわ。。。
コーチ退任しても、スカウトでチームには残留するっぽいですね?
結局ココなんですよね?山下って現役引退後ずっとマリーンズにぶら下がってますよね?
さすがに今回は・・・外様コーチ陣が一斉に退任してるのに、コーチ陣のトップである山下だけがチームに残るワケでしょ?
職制変えたらカンケーナシではアカンでよぉ。
今季不振の一端は自分も担ったワケやから、一度はチーム離れんと。
これ許すってか、こーゆー配置転換してるよーでは・・・
ウチのフロントはアカンですよね?
この一斉退任とリンクしてか?井口体制でのコーチ就任が噂される方々のお名前が多数報じられております。
投手コーチは清水直さんとジョニーなのかな?
これが決まればなんか楽しみです。
現役最終年はコーチ兼任の肩書でほぼコーチしてた今岡も復帰な雰囲気。
そんで打撃コーチは金森さんっすか???
ここについては・・・井口監督の師匠であること、十二分に承知していますが、アノ打撃理論わ。。。
天才であった井口と城島さんしか習得出来なかったアノ打撃理論を持ち込まれると、少々厳しい気がして仕方ありません。。。
スタッフの人選は着々と進んでいる模様ですが、肝心の戦力。
ワタシ的には【補強】というよりも『どう整えるか?』って印象ですね。
まずは外国人。
ウィーリー・モーは残留前提で交渉する様で、ダフィーとサントスは退団が基本ベース。
そんでパラデスは???
退団がほぼキマリな感じのダフィーとサントス。
ダフィーは何も語ることはないです。
サントスは多少の賛否がありますが、ワタシ的には
【助っ人】としてならナシ。
『育成扱い』ならアリって見解。
ボールをバットに当てる技術はさすがでありましたが、それ以外の走る・守るの部分が全くNPBのレベルに及んでなかったです。
結局、ファーム行になったのも、センターフライを完全に目測誤ってセンターオーバーにしたことで、伊東監督も見切りつけたとワタシは解釈しています。
そんで走る部分。足は速いが【走塁】が全くなってなかった。
こーゆー類のコトを【助っ人】は教えてもらうレベルにあっては、どーしよーもありません。
しかしこれが『育成』であればアリなのかな?と。
だから無条件で退団ってのも、一考の価値はあるのかな?と。
ただ、窓口になるキューバ政府がそれを許さないのならナシですね。
残留が基本路線のウィーリー・モーではありますが、来季契約延長したとして、フルシーズンで今季以上の成績が残せるか?というと、ワタシは疑心暗鬼です。
途中加入ながらも15本のホームランを打てるパワーは、今のマリーンズでは捨てれません。
ただホームラン数を始め、他の数字だけで評価してよいのか?
内容なんですよね。ファイターズ戦での固め打ちが際立つことと、結構スタメンを外れてたこと。
各チームの主戦投手にはカンタンにヒネられてしまってた辺りをどう評価するのか?
そしてDH専門でしか起用が極めて難しいこと。
DHオンリーとなると厳しいと考えるのは、これも今季通じて感じたことなのですが・・・
角中の守備力が格段に低下していること。
競った試合では打撃の期待と守備の不安のどっちを取るか?ってレベルまで守備力が低下したと、ワタシは見ています。
こう考えると、来季の角中はファーストへのコンバートも検討するレベルになってるのではないかと。
ここでこの案を採用し、ウィーリー・モーも残留となると、【大型補強】はほぼ『ありえない』様になってしまうと危惧しております。
元々からシブチンのマリーンズなんで、ハナっから期待はしてないですが、現実的に想像してもヒジョーに難しい判断になるよーな気がして仕方ありません。
場合によっては、ウィーリー・モーの代理人が吹っ掛けてきたら破談って選択も、これはこれで『アリ』なのかも知れません。
ここの契約を破談にした場合、どう補強するのか?
外国人の品定めに不安があるのなら、NPBのFA宣言選手に目を向ける必要がるのでは?
今季は結構な選手がFA市場に現れると予想しています。
ワタシの狙いは!!!ずっと4番を任されている人。
今季の低迷は置いといても、資金的に厳しくても、来る・来ないはあるにせよ、アタックすべきじゃないのかな?
カタチは出来つつあるとしても【軸】はシッカリ定めないといけない。
その【軸】となりうる選手をどう調達するのか?
マリーンズフロント・編成部の方針に注目しております。
投手陣に目を向けると。。。
涌井がどーもFAっぽいですね。
8月までの涌井なら「どうぞご自由に」ですが、9月のピッチング見せられると、カンタンに手放すのは躊躇してしまいます。
奥様も妊娠されたとのニュースがあり『残留やな』とタカ括ってましたが、どーもカンタンやなさそう。
どっちに転ぶかなのですが、来季を見据える上でローテ守ってる投手の流出は避けたいです。
投手陣においては【補強】よりも、現有戦力のコンディション調整なのかな?
こーなるとコーチ陣の手腕に期待ですかね?
足りてるとは思いませんが、こと投手については、どーも判断材料となるポイントの定め方がワタシには難しい感じですね。
シーズンの最初っから最後まで、ずっと最下位のチームの監督交代。
直近の記憶を辿ると、西村さんから伊東監督に繋いだ時って最下位でしたね。
あん時、ワタシ的には・・・
ボビーにボロボロにされたチームであったのと、西村さんが【弱小チームの主力選手】だった現役時代が因子やったのかな?と。
勝てないチームでありながら、ベテランに必要以上に気配りしてるってのは弱いチームの典型。
こーゆー「敗者のメンタル」から常勝ライオンズの主力中の主力であった伊東監督の『勝者のメンタリティ』にムチャクチャ期待しました。
その前というと、近藤監督から山本監督へスイッチん時もでしたよね?
あん時は近藤の「次はもっと強いチームで監督したい」コメントにブチ切れで、次期監督がどうこうってよりも、『近藤、ふざけんなテメー(怒)』しか記憶にないですね。
そして今回の監督交代。
伊東監督はある程度の方向性は残してくれたと思います。
順位は最悪ですが、チーム的には、勿論ホークスと比べてしまうと『全てが足りない』ではありますが、西村→伊東の時、近藤→山本の時のような【砂漠】ではないと見ています。
なので最下位フィニッシュの監督交代ではありますが、そう不安やないんですよね。
優勝云々ってのはおこがましいですが、ちょっと期待してる。
編成部は相当知恵絞って選手揃えて、今後の方向性を監督任せでなく、チームとして構築し、それに沿った戦力を揃えてもらわんとあきません。
このバトン『勝者のメンタリティ』を繋ぐ交代。
まず、ここに期待したいと思います。