大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

NPBはMarines、JリーグはCerezoを応援する、おっさんのブログ。娯楽もちょこちょこ書いてみます

《少年サッカー》オヤジの焦り、にいにいの苦悩

長男も現在4年生。あと3ヶ月もすれば5年生。

子供の成長は早いものです。

 

サッカーの方ですが、3年生の時はチームの特定のお子さんと色々とあり上手く、いや思う通りといいますか?対人関係の不和で、メンタル的にマズい時期がありましたが、対象のお子さんが他の子ともトラブルを起こし、そのご家庭とひと悶着あったようで、進級と同時に退団。

そのお子さんがいなくなってからはチームも纏まりだしますが・・・

どんどん部員が減っていき、2年生スタート時は20名いた部員が、今では11名に。

それに輪をかけ、試合日に他の習い事やご家庭の用事で欠席者が発生するので、1学年下の上手い子が「選抜」という名のもとに参加し、試合には12名前後で挑んでおります。

(この「選抜」とやらも、ウチのおとーとくんと同じ幼稚園クラスのお友達のおにーちゃんが「選抜」で出場していますが、他のお友達のおにーちゃんは「選抜外」って子も存在し、なんか父兄間の軋轢というか冷戦の火種になってる模様)※カミさん談

 

ウチのにいにいも夏前から秋口までは、3年生時の不振から脱却した様に、試合でもソコソコの活躍をしており、有志クラブのカップ戦でMVP頂いたりしておりましたが・・・

この冬休み前からかな?またスランプに陥っております。。。

 

理由ですが、学年が上がる、また季節が変わるにつれ、サッカーがそれまでの「球蹴り」の延長から、戦術的になるにつれサッカーが難しくなっている模様です。

 

好調時からワタシ自身が危惧していたのは「アホじゃサッカーできん」ってトコ。

 

ウチのおにーちゃんは『感じる』というトコが非常に弱いです。

 

それは攻守の切り替えであったり、ポジショニングであったり。

 

ずっと「ボール」だけを見つめているから動きが3歩も4歩も遅れてしまう。

 

これまでなら、少々スタート遅くても、走力とか体格でカバー出来てたことが、どんどん相手クラブも「サッカー頭」が自クラブより長けたクラブと対戦すると、『スタート』『切替』で全部後手踏むので全くプレーに絡めなくなり

 

最近ではほとんど試合の起用時間が短縮され、先週の土曜日の試合も3試合あれど、まともに前・後半のいずれかのハーフで時間いっぱい出場させて貰えたのがたった1試合。

 

夏場頃からにいにいには「学年上がるにつれ、アホじゃサッカーは出来へんで」と言い聞かし、セレッソの試合は無理やり一緒に観戦させたりしてましたが・・・

本人はそんなことってか「真意」が伝わっていない様子はずっと感じておりましたが、そこのツケがとうとう自身に降りかかってきたイメージです。

 

それなりに「言い聞かせ」はしておりましたが、本人自身が全く判っていない、判ろうとせず、ベンチに座っていても「声は出さない」「試合見ずに下向いて砂触ってる」のにとうとうワタシがブチ切れてしまい、試合帰りの車中で大説教。

一旦、鶏冠に血が昇ってしまうと収まりのつかないワタシ。

帰宅途中に立ち寄ったマクドでも、説教の延長戦。

とうとうカミさんが呆れてしまって「とーちゃん。もうオシマイっ」のコトバにもブチ切れてしまい、夫婦冷戦に突入。。。

 

店飛び出して灰皿あるトコでプカプカして頭冷やしてる間、店内ではにいにいもブチ切れてたみたいで、カミさんがにいにいをなだめ、その姿を見つめていた幼稚園のおとーとくんが「僕、にいにいみたいな点いっぱいとるサッカー選手になりたい」と慰めていたとのコト。

オヤジもちょっと反省するものの・・・やっぱりこのままではいけない。

ここで甘やかしてしまうと・・・将来が凄く心配。

ワタシも企業で20数名の部下を預かり、日々仕事をしていますが、

「仕事が出来る子と出来ない子」の指標になるのは、なんぼ沢山の種類の仕事のひとつひとつを熟せても、『仕事を点ではなく、線で繋げることが出来るか』『どれだけその場その場の空気を読んで行動に移せるか?』『困った時、困る前に進言出来るか?』

ってのが人材として次のステップに移行出来るか否かの判断材料。

いくら作業が出来ても「仕事を効率よく繋げない」「危険予知が出来ない」子ってのは次のステップには移行させれない。

サッカーでいうと、いくら沢山の回数のリフティングが出来ても、試合で的確なプレーを選択できない子は使い難い、使えないってのと一緒。(ウチの子はリフティングも幼稚園レベルしか出来ませんが。。。)

ワタシ自身もそう多くの作業が人より長けて出来る方ではないですが、危険予知やそうならないアクションがウチの会社の人員の中では速い部類のニンゲンなので今のポジション頂いていると考えている。

だからこそ、ぼぉーっと日々流れている、ウチの子に置き換えると「漠然とボール追いかけてる」姿は許せないと言うか?心配と言うか???

悲しくなるんですよね。。。

 

にいにい自身も今は苦悩しているみたいです。

ワタシのコトは怖いのでナマ返事繰り返すだけですが、カミさんには「おとーさんがすぐに怒るから、サッカー辞めたい」と言ってる様子。

カミさん自身もにいにいには想うことあるみたいで辞めさせる気は無いですが、ワタシのシツコイのはアタマに来てる様子です。

 

そんで昨日の日曜日も試合。この日は夫婦で後追い観戦。

車中で「今日、ダラダラしてたら金輪際観戦にはワシ行かへんっ」

の一言で、またまた車中は夫婦冷戦の構図に。。。

途中立ち寄ったコンビニでカミさんに諭されてから現地入り。

日曜日の試合はにいにいも「何かしてやろう」という姿勢は見える。

が、それまでの積み上げが薄いので、ただ空回り。

案の定、すぐに引っ込められ、この日は2試合あるものの、ほとんど出場出来ずに試合終了。

さすがにこの日は、やろうとしてる姿勢は評価するが、これまでの勉強が決定的に不足してるね?ということは伝えるのみで、怒ることはヤメました。。。

 

他の同学年の父兄の方々ともお話してましたが、悩んでるのはウチの子だけではなく、他にもウチの子と同じ境遇のお子様がおられまして・・・

その子はウチの子よりもプレーのひとつひとつは遥かに上。

同じなのは「サッカーアタマ」のトコ。

この子も毎試合先発起用されるも、監督にポジションが悪いと数回怒鳴られては下の学年の子と交代させられてベンチに座ってること多くなってます。

前日に帰宅途中でにいにいに怒ったこと。案の定?と言いますか、日曜日試合後の監督【お説教タァーイム】のお題は『ポジショニングと判断力』

クソ寒い中「はよ説法終われよ」と帰り支度待ちの父兄待機中に、草むらの陰から聞き耳立てて聞いていると「ワシが昨日ゆーてたコトと一緒やん」の話題。

解散になり、にいにい車に乗せ、ワタシが「監督ナニゆーてたん?」と問うと「昨日、おとーさんがゆーてたのと一緒のこと」とにいにいが返答。

やっぱ他クラブの子供達に比べて、全体的に判断力が低いのは、監督も感じていたみたい。

カミさんはにいにいに同調してワタシに「判断力ってどうしたらいいの?そんなんチームが教えることと違うの?」と反論してきましたが、ワタシは今のクラブの指導者には何も求めてないので、「それはにいにいがどれだけ『サッカー』を勉強しようとするかやな」とだけ答えました。

運転中の会話だったので、カミさんの表情もにいにいの表情も伺うことは出来ませんでしたが、沈黙の時間が続きました。。。

 

サッカーだけが人生ではないけれど、今のウチからそんな経験は必要。

ルミ子さんやないですが「サッカーは人生の構図」そのとーりだと。

試合観戦行く以上は長い時間プレーしてるにいにいを観たい。

にいにいもずっとベンチはイヤみたいで、カミさんには「もっと試合に出たい」とは言っているらしい。

『この子にはかなわんな』って子にポジション奪われているとは感じないので、オヤジは凄く焦ってる。「アタマの使い方が全くなってない」ってトコで。

にいにいは「おとーさんに怒られる」ことから逃げようとしている。。。

これが良くない。でもそーゆー発想にしてしまっているのは、紛れもなくワタシ。

どう導いていくのが良いのか?

ホンマに試合観戦自粛して、本人の想うとーりにプレーする方が良いのかもしれない。

でも、そうしてしまうとにいにいがまたなんの目標・目的も持たず、なんがナシにサッカーしてしまうんじゃないかと心配になる。

この考え方が良くないのかも知れませんね。

 

にいにい本人の苦悩の1番が「おとーさんに怒られる」からは抜け出さないとアカンでしょうね。

ワタシも【我慢】が必要でしょうね。

彼にとって「サッカーの面白いところ」はどこなのか?

今は全部イヤかも知れないなぁ~。

今一度、そこを思い出させてやることが先決かな?

 

ホントに難しいです。。。