大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

NPBはMarines、JリーグはCerezoを応援する、おっさんのブログ。娯楽もちょこちょこ書いてみます

《マリーンズ》我慢と競争と

このカープ3連戦、それ以前を含め、井口監督の選手起用でワタシなりに感じたコトを少しまとめてみます。

 

選手起用を眺めていて、面白いと感じるのが、

競争するところ

固定して我慢するところ

を分けているなぁ~と。

 

カープ3連戦のスタメンはこんな感じです。

    6/1                   6/2                      6/3

(中)荻野   (中)荻野    (中)荻野

(游)藤岡   (游)藤岡    (游)藤岡

(二)奨吾   (二)奨吾    (二)奨吾

(指)角中   (左)角中    (左)角中

(一)ドミ   (指)ドミ    (右)清田

(左)清田   (右)清田    (指)福浦

(三)大地   (一)アジャ   (一)アジャ

(捕)田村   (三)大地    (三)大地

(右)翔平   (捕)田村    (捕)田村

 

ホームマリンってコトでこのカードはDHアリ

ざくっと行くと

金曜日は角中を指名打者に据え、ラストに翔平を置くも機能せず

土曜日は翔平とアジャのスタメン入れ替え

   これに伴い、守備位置変更と大地・田村の打順をシフト

日曜日はドミンゴ外し福浦スタメン。清田打順シフト

こんな感じ。

 

まず、競争のところですが、

交流戦前ですね、ドミンゴがHR量産しアジャの状態がなんとも言えない感じだったので、スタメン入れ替えされたの。

HR量産のドミンゴでありましたが、、、交流戦に突入し、ワタシが気になったのは打撃フォーム。

代打出場でHR量産し、スタメンゲットした時期は下半身でリズム取れてたのが、この交流戦に入り、徐々に上体でボール追いかける傾向がチラホラ。

金曜ノーヒットですが打点1。土曜日も最後の打席で1安打、1打点上げましたが

日曜にはスパッとスタメン落ち。

ライバルとなるアジャは膠着した試合を動かすHR発射に、ワタシ的には守備かな?

金曜日のファースト後方に上がった打球をヒットにしたドミンゴの守備。

アレもちょっとマズいなぁ~と。

守備の辺は小骨のトコですが、打撃フォームが崩れるとスパッと外す辺り

井口監督はまだドミンゴのコトは信頼しきってないなぁ~と。

そこに福浦の状態が少しですが上がってきたかな?

ここで競争が生じると、角中が・・・

ホンマはDHで起用したい。アノ走る姿はどうみても故障を圧して出場してる気配プンプン。

パンクされるのが一番困ります。なので角中をDH固定するには!!!

加藤翔平】の状態がもっと×2上がってこないと。

少しない感じの競争原理???

ポジションの奪い合いってよりも、打順の奪い合い?

決して厚い選手層でないながらも、少しは競争原理が働いています。

 

その一方で【我慢】の起用が続くのが藤岡裕大。

打撃フォームを観てても、バットが大波うってヘッド下がってスイングしてるのを観ると、今は連戦の続くプロ野球のスタミナとの勝負になってますね。

守備面でもちょこちょことエラーが絡むのを観ても『疲れてる』印象です。

でも、藤岡裕大の起用については【我慢】なんやろうなぁ~と。

OP戦時期は平沢大河との競争やと思いましたが、シーズンインしてからの起用を観てると、藤岡裕大と平沢大河の間に『競争』は存在しない印象です。

むしろ藤岡裕大の競争相手、今は三木亮なのかな?と。

昨日の接戦でも平沢の起用はナシなんですよね?

今のトコ、次ファームから上げてくる野手のアテがないのがアレですが

次の降格候補は打撃は・・・ながら鉄壁の守備力って武器を持つ岡田パパよりも

打撃も守備も野球も中途半端な平沢大河が降格リーチなのかも知れません。

平沢は降格候補ってよりも、藤岡裕大との競争を期待したいんですけどね。

ちょっと競争ラインに立てる『明確な武器』が大河には欠けてるかな?

 

それと、今季はキャプテン制を廃止したマリーンズですが

存在感の違う鈴木大地

それに才能に惚れ込み『競争』としながらも、実際は【任せた】感が強い中村奨吾。

大地も開幕からずっと調子が上向かなくても、監督は我慢して起用を続けましたしね。

特権ってよりも外したらアカン選手なんですね。今は。

それと中村奨吾。開幕ダッシュが出来過ぎでしたね。現在の状態が落ちているというよりも、開幕ダッシュの反動が今なのかな?と。

奨吾はセカンド固定で安定感がグッと増しましたね。

打撃不振と言いながらも、地味にヒットは重ねていますし。

ぼっちら打撃も上がってくると思いますので、今は我慢の時期かな?と。

 

野手だけやなく、投手陣も競争ですね。

開幕時に見込んでいたローテが崩壊し、投手陣は意外にグチャグチャかも?

その中でジワジワと熱い競争になる気配が出て来たのは中継ぎ陣。

有吉が勝利の方程式から外れ、ロングリリーフでまずまずやったので、駒の無くなった先発に配置転換。

当初の7回のトコには調整遅れで合流遅れましたが大谷が収まり、ここはスッと決まったですが、、、

ロングリリーフや終盤同点の場面で起用されるポジション。

実績で言えば益田なのですが・・・

ストレートの威力は戻りましたが、ストライクを投げれない。投げると真ん中に集まるで、起用が難しい存在になっています。

ここに一番最初に殴り込んだのは田中靖洋。ストレート系のパワーピッチャー。

今季はまずまずな感じ。危ういピッチングも結構な頻度でしますが、今の感じだと益田よりは上だと思います。

昨日のゲームで2年ぶりの勝利投手となった南昌も今季はまずまずです。

一昨年ですね、良かったの。2年前にだいぶ近いピッチングしてるんやないかな?

基本的にストレートで押すピッチャー。今季の井口方針『まずはストレート』がピッタリとハマる投手です。

で、ここの競争にまた参戦者が出現しました。

シェッパーズに代わり登録された阿部。

日曜日の登板は、これまでのイメージを一変させる力強いピッチングに驚き。

ストレートの威力が、今までの阿部とは別人?と感じるソレは衝撃でした。

これまでは、コントロールを意識したピッチングで多少抑えてたのかな?

あのストレートの威力と高めに抜けることの少ないピッチング続けたら、結構面白い存在になりますね?

なんやかんやと先発陣誤算が生じていますが中継ぎ陣がイイ感じで競争してるのはイイこと。

この間に、先発競争に参戦する投手の出現。名前だけやったらよーけ居てます。

そろそろ参戦せんと今季オフが怪しい投手もいるんじゃないか?

頑張って欲しいです。

 

 

そんな豊富な戦力ではないですが、そんな中でも

競争するとこは競争し、軸になる部分は我慢する。

なんてゆーかな?勝てないと、聖域ナシの競争煽ったり

根拠もなく若手起用せよ

みたいになりますが、闇雲に片一方に寄り過ぎた起用って

ワタシはスキやないんですよね?

ちゃんとバランスとりながら、こーやって組み上げてるのって

イイと思います。

 

また1か月後には違う布陣になってるのかな?

 

失速してなければイイのですがね。。。

 

 

※※※余談※※※

今週末の甲子園3連戦。3年ぶりの甲子園でのマリーンズ戦。

土曜日のチケット確保し、今週末が来るのを首を長くして待ってますが・・・

一緒に参戦するべしの小5長男が・・・

なんと足首踝の一部の骨が欠けてる(骨折)おり、

それが先週月曜日に発覚し、現在足首固定中。。。

学校行き来はレンタルで車椅子借りて送迎し、学校内は松葉杖。

で、今週土曜日、超満員予想が容易である甲子園球場。。。

本人はそんなんやから参戦辞退・・・って気はサラサラなく

行く気マンマン!!!

ワシ、どないして連れて行こうかなぁ~と。

 

ワタシ的に結構深刻な悩みです。。。