大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

NPBはMarines、JリーグはCerezoを応援する、おっさんのブログ。娯楽もちょこちょこ書いてみます

《体操問題》正義はいったい誰なのか?

この話題は掴みどころ?落としどころ?が全く見えないですね。

 

発端となった宮川選手の主張会見。

18歳の女性が多くのマスコミの前で理路整然と語る姿に

世の中は絶賛し『正義のミカタ』と言わんべく

祭り上げ、塚原夫婦という悪党ヅラしたキャラが居り

正義vs悪の構図が整ったとばかりに騒ぎたてます。

そしてそこに元体操選手でタレント活動もしてる?

森末氏に池谷氏が加わり益々ヒートアップします!!!

 

ですがワタシ、最初の宮川選手の会見から違和感あったんですよね?

なぜにそこまでして「かばう」必要があり、

塚原夫婦、奥さんの方かな?を悪く言う必要があるのか?

 

沢山の権力を一手に抱え、体操協会の重鎮と朝日生命体操クラブ理事を

兼務してるってしくみはどうか?と思いますが、

パワハラとしてる一部に納得する部分と、自身の主張を通すべく

宮川選手サイドとていいがかりをつけてるフシも

感じなくもありません。

 

速見コーチですか?の暴力による指導の処分も

「なぜ数年前の」とするが、大体からこーゆー事象の処分って

昨日今日のことで、昨日今日の判断で永久はく奪なんて

処分にはならないワケでして。。。

ワタシからすりゃ『そんな当たり前やがな』って。

 

宮川選手の主張に矛盾を感じるのは、速見コーチへの信頼。

あんだけの暴力を振るわれても【信頼する】ってのは

常軌を逸してる感があります。

「宗教的」と塚原夫人に言われたことがどうこうと主張していたが

ワタシもその指導を知り、宮川選手にモノ申せる立場なら

コトバのアヤでそんな表現も使う可能性は否定しないです。

 

おかしなコト言ってるのは、池谷氏もヘンなことを

ゆーてましたね。

「宮川選手はプロだから。コーチを選べるから良い」と。

暴力指導ってのは、受けてる側が許容出来たらOKって

ハナシではない。

当事者だけでなく、周りの人にも関係すること。

自身がその様な指導を受けていなくても、自分の練習している

横で吹っ飛ぶほどのビンタしてる指導者の気配感じながら

自身の練習することに弊害生じてると判断する人が居たらどうなる?

それだって立派なパワハラです。

宮川選手だけが練習する環境で、二人っきりで練習するなら

「お好きにどうぞ」のハナシですが、

合同練習の場でそれはさすがに・・・

そこまで考えると、池谷氏の主張も宮川選手の主張も

矛盾だらけになってしまうのです。

 

それが権力者である塚原夫婦であったなら?

それは何らかの陰謀であるかもしれないし

表沙汰になった場合の責任回避の先回りかもしれない。

 

なんらかでマークされてる間に足元すくわれることしてる時点で

相手に言い分与えてるのと同じ。

それに反論しても・・・

 

引き抜き云々のハナシもヘンやなぁ~と。

 

協会のしくみに問題はあたっと思いますよ。

でも環境や金銭面でのサポート充実してるトコに

引き抜かれるなら、親なら「ありがとう」やないかな?

そーゆー例だってあるハズなのに、一切合切を

「権力に任せた引き抜き悪しき」で一括りにしてることも

ヘンやなぁ~と思います。

 

 

こんな書き方すると、ワタシが塚原派に映りそうですが、

ワタシがアンチとしてるんは報道側。

もっとコトの真意をかみ砕いて報じないと。

イメージとみてくれ感で善vs悪の構図を作って

本質からズレたこと含みで報じまくってしてる結果

なんか収拾つかん状態になってるし。

 

ワタシ別に体操に興味あるワケでもないから

どーだってイイけどね。

 

結局のトコ、この話題には

正義のヒーロー

は存在しないってこと。

 

塚原夫婦も宮川選手も速見コーチも森末も池谷も

みんな悪人。

マチュアボクシングの話題は山根っていうビックボスが

「ただ一人の悪人」って構図やったから判り易かったが

今回の体操問題はみんなが悪人やからワケがわからんゆーか

他人の家庭内の揉め事を眺めてるような雰囲気しかあらへんし。

 

マチュアスポーツ界独特の権力が一極集中するが故に

歪が生じると大問題化する事例のひとつ。

 

 

 

大そうに騒ぎすぎ

体操だけに。