大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

NPBはMarines、JリーグはCerezoを応援する、おっさんのブログ。娯楽もちょこちょこ書いてみます

《セレッソ》健勇よ万全でないなら休んでくれ。

ワールドカップブレイク後、ハッキリとしないサッカーを

続けるセレッソ大阪

 

負けたり、引き分けた、勝ったりをなんか【結果】だけで

フワッと過ごしてきた感はどこかあり、

そんで前節の大阪ダービーでのホーム惨敗。

 

ダービー、且つホーム、プラス今季の大阪ダービーは2敗。

 

チャンピオンシップにおいて、どこに勝とうが負けようが分けようが

勝点計算には反映されません。

 

しかし年間通じての『流れ』『空気』を伺うにおいて

ホームのダービーで惨敗したことは、

それまで『踏みとどまっていたダケ』って実態を

明確にしてしまった感はあり、

 

敗戦直後に取り沙汰された【ユン監督解任論】ってのは

論議された』ということにおいては

【必然】なんだと今になって思います。

 

ただ論議されることはしかるべきであったとはいえ

その論議する中心になるのが大熊清ってトコが

「お前がするか?」ってなってしまいます。

 

報道を眺める上では、今季イッパイはユンさんのままで

来季はセレッソOBのファン・ソンホンを基本線で

人選を進めるらしいですが、

こーゆーコトがいつでもダダ漏れになるセレッソ大阪って

クラブの編成体質こそが『アマチュアイズムが抜けない』

稚拙な組織やと思い、恥ずかしいなぁと思います。

 

ユン監督解任か?の話題のあとには、

曜一朗がツィートした多少意味深なツィートが

記事になっていました。

 

ユン監督の進退と、曜一朗のツィート記事を繋げて

ワタシ感じたのですが、

クラブはワタシが記憶する上では、ユン監督には

セレッソのアンデンティティーがどうのこうの

確か道筋をどうこうってハナシもあったよーな記憶がありますが

方向性に迷いが生じた途端に解任云々って話題を

具体的にしてしまう一因に、クラブの至宝である

柿谷曜一朗との関係性】も絡んでいるのか?

と邪推しています。

 

意外?だと思うのは、

ユン・ジョンファン柿谷曜一朗を使い切れないところ。

それはプレースタイルなのか、メンタリティなのか、

この2年間を見つめ続けて想うことですが

ユン・ジョンファン柿谷曜一朗はフィットしない】

これは間違いないとワタシは感じています。

 

このワールドカップブレイク後のセレッソの戦い方を

眺めると、シーズン前に打ち出した方針に意固地に

なり過ぎているフシはヒシヒシと感じます。

今現在の試合出場可能なメンツで遅攻で相手を崩すこと

ワタシはムリやと思います。

故障やコンディション不良で出場がままならない選手が続出し

コータ・Mみたく、昨年の輝いた時期に到底及ばないコンディションで

スタメンとSUBを彷徨っていたり。

そんでシステムだって4バックから3バックに変更し

3バックの一角に途中加入のオスマル。

そもそもオスマルの加入だってキャンプ参加し骨折で離脱した

リカとの契約打ち切って加入させたバタバタした補強。

そのバタバタ補強の選手をスタメンに据えたことで

ユン監督がしたい「前線の高さ」でプレー出来るFWが

健勇一人となってしまい、本来は健勇流出を懸念し

シーズン前に補強したヤン・ドンヒョンが外国人枠のカンケーと

全くチームにフィットしない有様で置石状態に。

 

色んな不可抗力が働き、ユン監督自身もパニくってる気が

前節試合終了後のインタビューからも読み取れたと思います。

 

 報道を信じると、

今季はユン体制で行くそうです。

ワタシは監督交代には来季も含めて反対です。

そんな単純に監督のクビのすげ替えだけでナニを

生み出そうとしているのか?

アンデンティティーってなんなん?

セレッソにそれは存在しない。

負のアンデンティティーなら存在する。

それはここ最近の戦い方。

ダラダラと横パスだけ回してる、

中央突破を仕掛けるが、意思疎通のないフェイントパスで

チャンスを潰す。

イイ感じで相手ボールをチェイスして「さぁカウンター」と

思っても、誰も前線に走ってない。

 

まさに過去何度も経験した【J2墜ち】したシーズンの

秋口以降の試合はシッカリとリバイバル出来るヘンが

前節のガンバ戦を眺めてて、ごっつ寂しくなりました。

 

迷う監督がダメっていうワケじゃなく

どうやって現状を打破するか?

いる選手でどうするのがベストと考えるのか

その想いをどうやって意思疎通を図るのか

 

ここは監督云々やなく、監督もコーチも選手も

そんで編成部も一体になって進んでいかなあきません。

今は現状の責任論やなく、今出来ることでどうやって

この停滞感を打破するのか?

 

これを強く思うので、昨日夜になって記事になり始めた

健勇の復帰バナシ。

長友佑都の師事を受け、脱臼と付き合ってきことを

選択したみたいです。

ここの意思決定は健勇自身が決めることなので

それが功を奏せば良いと思います。

 

ただ、そのことと、ほぼ強行的な復帰は別の話題。

今、健勇が復帰すること、今後のセレッソ

来季以降のセレッソのアンデンティティーを考えると

思わしくないこと。

 

代表フリークからは批判のサンドバックの健勇ですが

セレッソにとっては唯一無二の象徴的選手。

この選手が今、怪我を推して復帰することで生み出すのは

【エース依存】

の悪い風習。

それはJ2プレイオフを勝ち上がる際の手負いの曜一朗依存とか

かつてのモリシ頼みのクラブ作りであるとか。

 

この先のクラブの歴史を積み上げていく上でも

健勇も曜一朗もいない中でどんな方向性を見出すのか?

それがセレッソ大阪の直近の最重要課題だと強く感じる。

 

ダービーでの敗戦でクラブがもの凄く混乱してると感じます。

それは先延ばしして放置していたことが表面化したという意味で。

 

今は全員が足元見据えてナニが出来るのか?

 

同じ方向を向くことが大事。

 

 

最後にひとこと。

 

この混乱、ピッチレベルでの混乱もあるが

それに対して存在感の見えないキャプテン山口蛍。

彼にはキャプテンの資質はナイと感じる。

こればっかりはサッカー旨いだけでキャプテン出来るのは

学生時代のクラブスポーツまで。

こればっかりは経験だけではどーにもならんのですよね?

持って生まれた【才能】

カリスマなのか、求心力なのか、

これは努力ではどーにもならんこと。

 

いつも難しいタイミングでキャプテンになってしまう

不憫さも感じるが、いつも何も進まない、変わらない

ってのは、そっちの素質はナイってことでしょうね?