大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

NPBはMarines、JリーグはCerezoを応援する、おっさんのブログ。娯楽もちょこちょこ書いてみます

《マリーンズ》サイアクゆーよりサイテーな敗戦劇

4/14のゲームでございます。

 

両軍先発の

マリーンズ石川、ファイターズ有原投手の

見応えのある投手戦。

腰痛の影響で開幕戦以来の石川でしたが

責任イニングを無失点で投げ切ってくれた辺りに

涌井との違いを魅せてくれ、

そーゆーピッチングにはバックの援護や

リクエスト判定になるホームクロスプレーも

最初の判定どーりのタッチアウトを貰ったり

ナイスでした。

 

打線については、あのデキの有原投手を

どうこうせいとは言えません。

むしろ得点できそーなのは

この試合とーりの

【出会い頭の1発】

惜しくもファールとなった

奨吾のライトポール際ギリギリのファールとか

大地の今季1号とか、

『今季のマリーンズ』っぽい得点しか

期待出来なかったのは事実ですね。

 

そんで、問題はこのアト。

この敗戦プロセスって、井口方針に疑念すら湧く

非常に後味が悪く、今後の求心力にも影響する様な

敗戦やとワタシは思えてなりませんでした。

 

6回ウラ終了し、ゲームは1-0でマリーンズがリード。

 

ぶっちゃけこのままでも、9回の益田が

『1点では耐えきれない』と踏んでいたので

【勝てる】と考えて観戦はしておらず・・・

ただ9回まではこのスコアのままであると

予想はしていましたが・・・

 

そんな予想が淡くも砕け散ったのは

7回ウラ2アウト。。。

2アウトまでスイスイの松永が突如・・・

みたいな流れのから、

まさかの【ワイルドピッチ】

それもホームベース付近でショートバウンドして

キャッチャー後逸ってのではなく

投げた瞬間、バックネット目掛けて投じてしまう

ぼーぜんとする大暴投。

それで試合が振り出しに戻ります。。。

 

まぁ、ここまでの流れは、いかにもマリーンズっぽい

っちゃマリーンズっぽい流れ。

まぁ、あるっちゃアル展開。。。

 

で、サイテーなのは、このアトの失点ですね。

準備の質、考察の質、実行の質。

全てにおいての【野球の質】の大きな差。

これはフロント一体となり

『ファイターズとはなんぞや?』を追求し

長年かけて積み上げたチームと

場当たり的に、なんとなくその時代の

トレンドを必要経費内で追い

【お金がない。決裁とれない】を理由にした様に

知恵を精一杯絞ったかも怪しいような編成との

【積み重ねの質の差】は

ワタシには非常に重たい失点でありましたね。。。

 

それは西川選手の三盗

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190415-00000116-spnannex-base

西川選手のコメントによると

①ピッチャーは左(2塁走者見えにくい)

②バッテリーは無警戒

③レアードの守備位置

④このリードなら盗れる

と瞬時に判断し三盗敢行し、

準備が出来ていないマリーンズは

慌てて対応するも、

田村の投球がやや逸れ、

三盗の心の準備が出来ていないレアードは

逸れた送球をカバーできる体勢にはなく

送球はレフト方向へ抜け、

一瞬でファイターズが逆転に成功します。

 

 

まぁ、この1プレーですが、

先の西川選手のコメントもそうですが、

フィールド上の選手だけでなく

ベンチの首脳陣もみんな茫然としてしまい

誰も西川選手のケアしてなかったんですよね?

 

これはグランドの選手だけの問題やなく

ベンチを含めた全員の問題。

 

ワタシこれだけやないんですよね?

7回ウラのノーアウ1・2塁で

右打席の加藤に送りのサイン出したこともそう。

 

短時間練習でアトは個々に任せるのはイイですが、

西川選手にスキ突かれた件とか

加藤の右打席でのバントとか

これは全体練習で補うモンだと。

加藤のバントについては、

本人の準備もありはすると思いますが、

ワタシ、加藤にそれを求めるっての?

間違ってると考えてるんですよね。

 今シーズンの加藤のHR数。

ソレですよソレ。

【走力と一発備えた打撃に期待】

走力だけで小技要求するのは固定概念

なんじゃないのかな?と。

 そこまでを期待して、それも

「プロで練習したら習得可能」と踏んで

ドラフト指名したのか?って。

スカウトとフロントのベンチ首脳が

バラバラなんじゃないの?って。

 

 

加藤の件はワタシの大きな主観でありますが

薄い戦力であるが故に【全部】を求めること

ワタシは酷だと。なのでそー言ったトコは

 

首脳陣が知恵絞って作戦を組み立てるとか、

過保護とかでもなんでもなく、

『出来るべきこと』と『出来ること』を

瞬時に精査し作戦立案するのか?

 

息詰まる場面で想像でけんよーな大暴投して

気落ち?動揺?してるバッテリーの

アタマを整理させる間(ま)を取るのはベンチの仕事。

 

そーゆーコトの積み重ねが選手の身になること

 

そーゆーあたりかな?この敗戦、

今後の井口監督の立ち回り如何では

【求心力低下】

に繋がるんではないのかな?って。

 

試合後のコメントを眺めていても

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190414-04140819-nksports-base

選手だけが悪いのか?

そーゆーコトが根付いていないこと前提で

監督受託したんじゃないの?

1年目はまだしも、2年目でコレは、指導者にも問題アリよ。

とワタシは感じるんやけどなぁ~。

 

救いはシーズン開始すぐであること。

 

レアードやバルガスという長距離砲に

外野フェンスを前進させ、且つ

フェンスを低くするというゲスな方法で

マリーンズの野球を変えようとしたことに

現(うつつ)を抜かし過ぎてたんやないかな?

 

HRが出ないと得点出来ない。

繋ぎではほぼ得点しそーな気配ナシ。

で、投壊したらその試合はオシマイ。

凄い大雑把なコンセプトやなぁ~と。

 

ワタシはマリーンズは長い暗黒期に

入り込んでるとハラ括ってます。

昨日今日で改善するほどのシロモンやない。

目先よりも5年後、10年後に

どんなビジョンあるか?

 

1年、1年が勝負とはいうが、

常勝チームは単年でチーム作りしてるかな?

 

そこやとワタシ想いますよ。

 

このゲーム、負け方があまりにも悪すぎる。

体質で負けたよーな負け方が。

 

マリーンズの縮図での敗戦をどう受け止めて

火曜日以降望むのか?

 

オチがないわ・・・