大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

NPBはMarines、JリーグはCerezoを応援する、おっさんのブログ。娯楽もちょこちょこ書いてみます

《セレッソ》金星と(個人的な)戸惑いと。。。

2019年 5月25日 @ヤンマースタジアム長居

J1 第13節

セレッソ大阪 1 - 0 FC東京

 

この日は子供3人の運動会。

大阪某所の所在ながらも

1学年2クラスは3学年のみ。

それもギリ2クラスでアト1or2名の

転出あれば、来年から1クラスって

感じなので、徒競走以外の演目は

全て2学年合同。

上から6・4・1と均等に学年別れているので

カミさんと二人してビデオとカメラ撮影に奔走し

休憩は2・3・5年生の徒競走の時間のみ。

ゆーてもすぐに次の演目の撮影の為の

スペース狙ってスタンバイって感じやったので

ほぼ休みなく活動。

運動会自身は14:00ごろ終了し、後片付けの

お手伝いなんかで、帰宅は15:30チョイ前かな?

そっからの観戦です。

 

ゲーム開始2時間前のスタメン発表。

MFにFWのメンツをざっと並べると

藤田、デサバト、コータ・M、奥埜に

キヨ、ブルーノ

1TOP???キヨとの縦並び?

ボランチに藤田、デサバト、奥埜を3枚並べて

トップ下にキヨとコータ・M?

コータ・Mを絞って起用するの、どうかなぁ???

なんて色々と推測していたが、ゲーム観戦すると・・・

なっなんとブルーノの相棒は奥埜が務めます。

そんでその起用に応える奥埜のプレー

ワタシ仙台時代の印象がほぼ無いですが、

仙台時代も前でプレーしてた経験あったの?

基本的にはカウンター時のブルーノのサポート?感は

無くもなかったですが、ゼンゼン違和感なく

プレーしてたこと驚きでしたね。

 

このゲームまで、今季リーグ戦で負けなしの

FCトキョーさん。

永井選手にディエゴ・オリベイラ選手の

ウラへ抜けるスピードへのケアもですが、

そこを狙いパス供給する、

東慶悟選手に高萩洋次郎選手、そんでSBには

拓実のゼッセル熊取時代からの幼馴染の室屋選手

と多方向からの供給源があり、

そんで今季一気に「それまでの触れ込み」に

遜色ないというか、騒ぎ通りの逸材感を

如何なく発揮している久保建英選手。

マークにブロック作る展開が多く

『カラダもアタマも疲れる』お相手です。

 

そんなFCトキョーさんのストロングポイント

久保建英選手へのチェックを徹底してましたね。

とにかく前を向かせない、左足で持たせないって

ディフェンスを徹底してましたね。

そんでワタシ的に以外?だったのが、

ココを抑え込むことで、もっと展開的に

東慶悟選手とか高萩選手を使うのか?と思うも

少々意固地というか、久保選手のチェックで

セレッソの左SBのマルも比較的高いポジションを

敷いてたので、その背後狙いやったのか?

やったですけど、セレッソも意外にというか

ほぼ安定的に守れてたのが、、、

驚きでしたね。ワタシ的には。

そんな組織で守りながらも、この試合では

永井選手はそーでもなかったですが、

ディエゴ・オリベイラ選手の抜けるスピードは

次元が違いましたね。

「そんなことカンケーない」とばかりに

ウラついてましたが、、、

そこも意外に守れていたセレッソ

危なかったのは、後半ロスタイムですね。

残り2分くらいだったか?

ロングボールを放り込まれ、

オリベイラ選手に振り切られ、

GKジンヒョンと1vs1

このゲームはセレッソが握っていたのかな?

強烈なシュートをジンヒョンが右ヒザでブロックし

ゴールを割らせません。

かなりイヤな予感しましたが、、、

決定的なピンチや劣勢はこのシーンだけやったかな?

ほぼ難なく時間を使い切り試合終了。

見事にセレッソが勝利し、FCトキョーさんに

今季初の黒星をつける金星をゲットです!!!

 

あっ、勝利しながらも、ブルーノの

ゴールシーンのレビューがないやんかいさっ

 この一連の展開ですが、開幕以前から

落とし込んでいた【後ろからのビルドアップ】に

ここ数節で取り入れ始めた【フィード】の融合?

後ろで繋いで藤田に入ったボール、トキョーさんは

真ん中絞っていたとこにフリーの陸を見つけて

藤田が陸へ正確なフィード。

そんでフリーで受けた陸がクロスを失敗するのは

まぁ稀なハナシの綺麗なクロスをDFとGKの

間に蹴り込みます。

相手DFとの駆け引きですが、コータ・Mの動きが

ほんまにカウンター採用しだしてから、

これまた秀逸でしたね。

一瞬内に絞りながら侵入し、元々の動きがフェイク?

やったんかな?頭上超えるボールを深追いせずに

相手DFの前に落ちそうなボールを!!!

背後からスルッと抜け出したブルーノが

ヘッドで合わせ、相手GKほぼノーチャンスの

ファーに撃ち込む見事なゴーーーール

ブルーノのナイス過ぎるゴールでした!!!

 

 

前節のアウェー大阪ダービーに敗戦し

メンタル的なダメージが残るか?

また今季負けナシ好調のFC東京さんとの一戦。

FCトキョーさんとの対戦成績が良いとは云えど

前節のダービー敗戦は・・・

いつもお世話になっているroslinさん考察通り

大阪ダービーといえど、

セレッソは1 / 34試合という『割り切り』が

やっぱりあるんやろなぁ~と。

 

5月になり、突然の様に復調の兆し魅せ

ワタシ的にチームは復調したと観ていますが

基点となった10節の松本山雅戦以降

徐々に大きくなっていること。

 

まずはワタシのしろーと見解の誤りから。

ティーナという監督の評価。

開幕から掲げていた【後ろから繋ぐサッカー】

『こんなんでイケるワケないやろ』と。

恐らくですが、ロティーナ自身が【見極め期間】

として設定していたのが、

トリニータ ⇒ 山雅の昇格組とのカードんとこ。

と推測。

昨年はJ2東京ヴェルディで采配を奮っていた

ティーナなので、クラブのスタッフ・選手以上に

両クラブを【肌で理解している】のは

ティーナであり腹心のイバンの二人。

自身のエントリーを読み返しましたが、

トリニータ戦は『しょんないゲーム』とし

『ロティーナ解任』とあげた様に

ほぼ血迷ったよーな采配をハナっからしてたゲーム。

曜一朗にソウザをベンチスタートにし、

マルをベンチ外で左SBに陸を据えたというゲーム。

このゲームの采配の意図が??????????

過ぎましたが、その次節の山雅戦から

曜一朗にソウザを帯同させず、

都倉にブルーノをTOPに据え、

【後ろから繋ぐサッカー】から

【前線のターゲットにボール当てるカウンターサッカー】

に変更し、その方法がハマればその方法を継続する

【柔軟性】

ましてこのスタイルの肝であった都倉を

今季アウトで失っても 

【自身の理想】よりも『現実的』に

戦術を変更し、それに沿った思い切った【選手編成】を

敷いてくるロティーナは、

『凄い監督』

なのかも知れません。

やれ解任だなんだと騒いだので、バツ悪いですが、

そこは認めないといけないのかな?

 

この監督の【曲げないポリシー】ってトコですが

戦術は変化させましたが、それに伴い

スタメン、ベンチのメンツに変化が生じたこと。

今節のメンバーですが、ワタシが驚いたのは、

ウィークデーのルヴァン戦で『独り無双』を演じた

ソウザをスパッとベンチ外に、

そして『セレッソの至宝』である柿谷曜一朗も。。。

10節以降、何度かSUBとかベンチ外があったですが

推しも推されるセレッソの象徴とセレッソ史上最高の

呼び声高い外国人を二人同時に【カップ戦主力】的に

位置付けて起用するロティーナ采配。

それと入れ替わる様に戦術変更で

息を吹き返した清武に

前の戦術では中途半端だったが今は

『なくてはならない』カウンターサッカーに

不可欠なコータ・Mに

戦術変更で出場機会が訪れ、派手なプレーはないですが

中盤の底でキッチリ蓋をする藤田に。

そんで『ロティーナサッカーの中心』ですが、

ワタシは【奥埜博亮】なんだなぁと。

この選手だけが開幕からこれまで、ずっと起用され続け

無難から今はどのポジションでもこなしてしまう

『ロティーナサッカー』を一番理解している選手

なんだなと。

 

開幕節でJリーグ版銀河系軍団に勝利するも

ジリ貧の戦いが続き、目の前でとんでもない

試合を見せられた9節終了後は

絶望へまっしぐらだったセレッソ

10節で採用した方針変更の手ごたえ感じて

即の都倉の離脱でまた逆戻りか?

と心配したが、

良いカタチを都倉抜きでディフォルメしながら

結果を残している。

そんでココは抑えておきたいのが『守備組織の徹底』

攻撃のスタイルは変わりましたが、守備組織の作りは

変わってないですね。

この数節、防戦一方になる展開ってホントに

ないなぁ~って。

 

そんで、、、これこそ認めたくはないのですが

この選手達を揃えたのってダレってハナシ。。。

そうです、GM兼監督として数々の軋轢を生んだ

大熊清・・・

 

このヒトの補強傾向ですが、前回のエントリーでも

触りんトコは上げましたが、

セレッソ以前のクラブで中心選手を担った存在を

こぞって補強してる印象。

パッと名前を挙げると

戦線離脱中ではありますが

都倉は札幌さんにマネーゲームで勝利し獲得。

ステップアップの移籍先で戦術や選手層で

立ち位置がビミョーになり移籍してきた

コータ・Mに高木とっしーに藤田もそう。

亜土夢も新潟時代はクラブの至宝なんて

言われてた時期があった記憶ありますし

現在のロティーナサッカーの核となりつつある

奥埜もサポさんから惜しまれてセレッソ

移籍してきた選手。

Jリーグでも中堅クラブの主力をうまいこと

ひっぱって来てます。

 

 

現在の主力でセレッソ生え抜きは

ジンヒョンにマル。んっ、ダケ???

この二人は安定ですが、それ以外は・・・

上にも挙げましたが、至宝はベンチ入りすらですし

キヨについてはビミョーですね。

ただドイツからの移籍先として指名したのが

セレッソですので、乾にキヨは別枠生え抜きか?

自身の成長のために一度セレッソ出てって戻ってきた

山下達也はベンチ外が増えていますし、

これまでセカンドキーパーであった丹野も、

とうとう圍と入れ替わられた感じかな?

9節のトリニータ戦開始前に

スタンド下のコンコースで

藤本コータと並んでファンサービスに

応じていた時の丹野の表情。

笑顔ひとつなく淡々とペンを走らせる雰囲気。

あっこであの時間にサインしてるのは

本意やなかったんでしょうね?

プロ魂を見た気がワタシはしました。

 

これまでのセレッソの歴史かな?

どの時代でも『生え抜き』を中心として

形成していたのが、セレッソの歴史かと。

モリシとアキ

香川真司乾貴士

乾は移籍組ですが、開花したのはセレッソなので

ほぼセレッソ育ちかな?これは松田陸もそうですね。

ここ最近の歴史では柿谷曜一朗を筆頭に

杉本健勇や山口蛍。

誰かが抜けたら誰かが戻るみたいな感じで

生え抜きが中心を担っていたのが

セレッソ大阪

 

それが今季は確実に変化している印象。

土台の部分では、この数年

育成 < 補強の色合いが非常に濃く出てましたが

昨年オフに健勇に蛍が去り、

セレッソ一筋のシャケちゃんとの契約更新を

アッサリとしなかったのもそう。

 表立って、明確には発信しない

【体制改革】

の1年なのかもとか。

 

10節以降の復調は凄く嬉しい。

けど支えているのはというと

それぞれが別のクラブで中心を担った選手ばかり

『Jリーグ中堅クラブオールスター』みたいな。

 

ここから今季終了まで。

クラブがどう成長?変化?していくのか?

おこがましいが『シーズン3冠』を目指す

具体的な方針としては、

リーグ戦 = J中堅オールスター軍団

カップ戦 = 曜一朗・ソウザを中心としたアンデンティ組

こんな感じなのかな?

あくまでワタシの推測・憶測ですが。

 

アカンやなくフツーに戸惑っています。

前節のダービーの盛り上がり方、

いたずらに対抗心を煽り

下品なコトバで相手を侮辱することに

違和感覚えたことも。

昨年までなら『ダービーならでは』と

評価していたジブンが、

今回は凄く嫌気が刺していたり、、、

 

現在は戦術変更で良い兆しを感じながらも

メンツに不満ではなく驚きを受けること

続いたりしており、

良し悪しでないんです。

純粋に戸惑っています。。。