大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

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《》ポエムみたいな訴えを世間は奇妙に捉えているが、、、

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加害4教員の謝罪文が公表されたのが

17日の0時過ぎ。

16日夜に行われた学校保護者説明会から

漏れた?情報やと思いますが・・・

 

それを受けてワイドショーでこの歪な謝罪文が

取り上げられ、パッとみつけた記事が

坂上忍氏MC番組のヤツを貼り付けましたが

どの番組もおおよそこんな感じです。

 

ワタシも最初に読んだ時は、

謝罪文のありきたりさと、世間をこれだけ

騒がせている空気感とのアンバランスさが大きく

読んでても内容がアタマに入らない感じでした。

 

それから時間をちょっと置いて、世間の反応とか

なんとかを感じた上で、改めて読み返して

受けた印象。

 

まぁ、これは学校の保護者会向けやから

こんな文面になってるんだと推測しますが

みんなまだ『センセー』目線なんですよね。

この辺りに世間が「まだ教師に復帰する気でいる」

ってバッシングされる由縁ですね。

 

そして『圧巻』だったのが、主犯格と推測される

40代女性のD教師の謝罪文。

 

「ワタシの感性、感情となんでアナタ(被害者教師)の

受け止め方が違ったの?ナゼ?なぜなの・・・」

と言わんばかりのポエムを発射いたします。。。

 

バカげた表現使って申し訳ないですが、

ワタシとはかなりアタマのチャンネル構造の

異なる方の文章なので、

こう書くのが無難かなぁと。。。

 

この文面ですけどね、何度も読み直しましたが、

ことの事実を解釈できていないような文面。

この文章こそ、現在の教育現場の病巣だと。

 

 

それは現校長の記者会見でもありました。

校長でありながら、自身をアタマとする現場で

生じた事象に対し

「知らなかった」

とヘーキで発言出来るアノ神経。

 

目の前で起きてる不都合に対し

関与せず「知らなかった」「分からなかった」

でやり過ごせる組織。

それが、学校現場の風習であり

教育委員会の風習なんだと感じました。

 

この風習でもうひとつ感じていること。

この件は、おとなが起こした事案

【いじめ】ではなく『犯罪行為』

一般企業内で起きている【パワハラ】と

言われるものとも確実に性質の異なる事案。

 

すでに被害教員からも警察に被害届が

提出されているのに、警察の捜査が入らない。

なぜ?

これも学校組織という閉鎖された組織の持つ

【特別意識】

短絡的に『学校に警察を介入させてはならない』

って風習をミソもクソもにも適応させている

世間からズレまくった体質そのものだと。

 

昨今の学校現場で起きていることにしてもそう。

ワタシが肌で感じることですが、

諸所で起きている事案に対し、

学校の権限が凄く限られていること。

それは人間的な質の部分で疑問視する教員で

あればあるほど、ハッキリと

「我々にはそこまでの権限がない」

と言い切ります。

そんでしくみとして、学校の権限範疇では

処理出来ない事案については、

スクールカウンセリングとか

児童相談所とか外部組織から

支援を受ける【しくみ】があり、

そういったトコの協力を仰げばと進言しても

 

「あちらも手一杯なので動けない」

「通報したとこでフォローあるのは数ヶ月に一度」

など、

【使わせまい】【通報させまい】

って意思アリアリで発言されます。

結局ね、しくみあってするのですが

使ってしまう、通報すると、

教育委員会からの追求と圧力、

そんで校長個人の力量評価に影響するので

そうやってアタマから抑え込んでくると、

ご支援頂いた方よりお聞きしました。

 

ここまでアツく推測するのは・・・

この年明けに子供のことで学校と色々あり

ワタシなりにも制度を勉強して

校長との話し合いに臨んだ時の

校長教師の言い分と、

この事件の主犯格とされる

女性D教師の言い分の雰囲気が

ピッタリとあってしまうんですよね。。。

ちなみにこの校長も女性であり

50過ぎの独身者でした。。。

 

結局ね、現在の教育現場って

金八先生みたいな

ホンマに生徒のこと、生徒の家庭まで

気遣えるほどの人格者を目指す人材なんて

いるワケもなく、

またそうであって欲しいって

性善説とはかけ離れた場所であること。

 

一時そんな流れのあった、民間からの

校長採用も、ほぼ聞かなくなりましたよね?

ここで上げた女性校長の前の校長先生は

その民間公募で採用された校長。

なった当初は教員連合からの反発、

それは凄いモンだったとポロリして

頂いたことありました。

 

結局は【教職員】って封鎖的な組織と

その上に立つ【教育委員会】という

『特別意識の塊』みたいな組織の

上下関係もあり、

ぼけぇーっとそこだけが自分の世界と

信じて日々過ごしているウチに

世間とのズレに気付かない人格が

形成されてしまうのかと。

 

それと昇進にしてもそう

実務評価される項目、

たとえ学校でいじめがあっても

隠蔽してれば「事案ゼロ」

それが評価となり、昇進試験受けました

合格しました。次から教頭ね校長ね。

そんな組織やったら?

 

そりゃ隠蔽に上司教頭や校長に媚びてれば

昇進チャンスあるんやもん。

己可愛さ余りに、都合の悪いことが

目の前で起きていても

「知らなかった」「分からなかった」

で過ごせれば、みんなそうしますよ。

 

そんな中で人間形成されてしまえば、、、

おとなの所業とはおもえない

幼稚極まりないことを集団で行える

馬鹿なニンゲンが出来てしまう。

 

これは神戸市のイチ学校で起きた

特異な事案ではないということ。

 

これを基点に神戸市だけでなく

他の地方でも、もっと開かれた

透明性の高い教育組織に変革すること

もっと訴えても良いと。

 

先週日曜日のサンデージャポン

この教師間の事件を取り上げていた際に

医師の奥埜氏が、教育現場の実態を

発言された際、周りの有識者は一斉に

「それとこれとは別」とハナシを遮り

次の話題に移りましたが、

そんなコトにも目を向けないと

この事件は上辺の調査だけで

終わってしまうと思います。

 

現に教育委員会の調査内容が

一部公表されておりますが、

カレー給食の自粛とか

家庭科室の改修とか

しょーもないことが先行してる。

こんなネタで逃げ延びさせてはいけません。

 

安心して子供を送り出すことの出来る

学校であること、

切に望んでいます。