2019年12月07日 @昭和電工ドーム大分
J1 第34節(最終節)
天皇杯も敗退しており、このゲームをもって
相手は大分トリニータさん。
前回の対戦は4月末の9節。
大阪府小学生最大のイベント
ライフカップ開会式後のゲーム
ロティーナも選手も試行錯誤してた時期。
なんの見所もなくスコアレスで終えた1戦。
このゲームでロティーナが悟ったのか?
次節10節から3バックを4バックに変更し
システム変更に伴いメンツも変えてから
大躍進を迎えました。
大躍進はあったにせよ、長いシーズン
故障者もそれなりに発生し、
やっとカタチが決まって即の11節
今季最大の補強選手であった都倉賢が
ヒザ十字靭帯損傷で今季アウトに。。。
24節には、ここまでキャプテンとして
奮闘していたキヨがクセになってる感のある
右ハム損傷で離脱。。。
でも32節で復帰したのはこれまでとの違いかな?
そんで×2、ゆーてもこの躍進、誰が牽引したか?
といえば、ワタシは間違いなく
ブルーノ・メンデスを上げますね。
前線でのキープ力。それもワンタッチないし
受ける前から前を向いてボール受ける技術は
そら秀逸やったかと。
徐々に相手に研究されて厳しくなってきましたが
それでも彼の存在は大きかったと。
30節を迎えたトコでメンデスが今季アウトに。
今季のターニングポイントであった10節の
対戦相手、松本山雅戦。
10節は完勝だった相手に30節は見応えない
ゲームを展開しドローゲームに。
『ジリ貧で今シーズン終了???』と
少し寂しい予想ってか覚悟?もしましたが、
33節に清武弘嗣がスタメン復帰し
曜一朗をFWに据えたことで
チームは息を吹き返し、
ゆーても残り2節ではありますが
今季の集大成の最終節。
非常に前置きだけが長くなり申し訳ないですが
今季より就任のロティーナサッカーを
現在のベストメンバーで迎えたこのゲーム、
終わってみると【完勝】
で今季を終えることが出来ました。
現在ベストのチョイスであるTOP
曜一朗に奥埜のコンビですが
高さは使えませんが、
この対戦の大分ディフェンス陣にも
そう大きさを感じることはなく
曜一朗の常にウラを意識している姿勢に
空いたスペースに常に顔を出し相手を
攪乱する奥埜のポジショニング。
この2TOPの動きは良かったと思います。
シーズン終盤になり、大きな変化となったと
ワタシ的に見ているのが
シレっと故障して離脱したアト
ベンチ外になったデサバトと入れ替わり
スタメンに復帰したソウザ。
ソウザがスタメン復帰したことで、
ワタシの主観でありますが、
攻撃時の意識が『サイドから中央』に
全体がシフトした様な気がしています。
ソウザがスタメン復帰して、一番フィット
していたの、復帰初戦のガンバ戦やったんと
ちゃうかな?と。
まだポジション取りが分からずに彷徨ったり
してたけど。。。
ソウザがハマると、あのパンチ力に頼りたく
なってしまうのは仕方がないのかな?
このゲームの先制となったFKを観てしまうと。
ちょっとボールを持ち過ぎるんですよね?
2タッチから3タッチ多い印象。
でも逆にそのタッチが活きてファール貰って
良い位置でFKを得たりとか。
それは先制のFKなんかがそうなんですよね?
相手にかすってはいますが、アノ位置で
パンチの利いたFKでゴール沈めること
出来るのがソウザなんです!!!
またソウザが入ったことでサイドからの攻撃、
特に右サイドの【陸&コータ・M】の
コンビネーションが影を潜めた印象。
サッカーを語れないな』
なんて時期もあったですが、、、
なんて感じながら眺めていると!!!
追加点は、その松田陸が敵陣深いトコで
相手のクリアボールをカットして
ペナルティエリアに斬り込み
優しいクロスを供給。
そのクロスは相手DFにクリアされるも
セカンドボールを藤田?が回収し
前に出せないと見るや、後ろにポジショニング
していたソウザにボールを渡します。
そのボールを受けたソウザがフワッとエリア内に
供給し、前残りしていた陸がヘッドで中央の
曜一朗に落し、曜一朗がポッカリ空いたスペースに
『どうぞ打って下さい』とやさしくボールを置き
そのボールに奥埜とコータ・Mの二人が反応するも
ボールに近かった奥埜が抑えを利かせて右足振り抜き
見事にゴーーール!!!
めっちゃ綺麗な流れから追加点をゲットします!!!
で、このゲームですが、流れから得点したのは
この1点だけでありましたが、試合序盤から
こんな展開、幾つかあったんですよね?
最後のトコを相手GKの高木選手に凌がれていましたが。
このゲームはそんな展開が再三あり、
外しまくってたといえば、外しまくっていましたが
そんな危うさは感じなかったかな?
怖かったってか、このゲーム、
ピンチは全て【セレッソのミス】ばっかり。
にワタシは思えましたね?
陸が中央のソウザに出したパスがインサイドに
引っ掛かり過ぎて勢いないボールをカットされたり。
相手ボランチへのプレスへの距離作り過ぎて
前線のオナイウ選手の動きに合わせてフィードされたり。
とにかく【ミス】なければ、大分さん
ノーチャンスやったんと違うかな?
大分さんは『組織力』で今季善戦したチーム。
正直なトコ、この結果を確信もって予想された方って
居たのかな?ってほど、シッカリとした組織力で
今季戦われたチームでないかと。
その相手に最終節で、ハッキリと申しまして
【格の違い】
を魅せつける試合運びして勝利でフィニッシュしたこと
素直に嬉しかったですね。
今シーズンはこれにて終了。
Jリーグ成績は
18勝 5分 11負
勝点59 5位でフィニッシュ。
12/8には解団式もあったそうで、
2019シーズンが終了しました。
シーズン終了と同時に、
正式リリースとして
ロティーナの続投
梶野智強化部長就任が発表されました。
またサッカー誌、スポーツ紙によると
ブルーノ・メンデスの買取交渉が難航しており
獲得断念濃厚との噂。
足元見て吹っ掛けてきてるみたいです。。。
さぁこの交渉をどうまとめるか?
それとも梶野ルートで新外国人にシフトするのか?
確か11月中に契約更新のリリースあったはずの
ソウザも去就が流動的だとか???
ソウザの場合はロティーナのサッカーするのに
アタマいっぱいになってる感じかな???
田中亜土夢も契約満了で移籍濃厚との噂。
5月のGWに舞洲で見た、全体練習後の
居残り練習の準備してる姿。
あの姿勢には心撃たれたなぁ~
残って欲しい選手ですが、かつてアルビで
至宝と言われた選手。
アルビに復帰なのかな・・・・
(ソース無の勝手な憶測です)
コータ・Mも契約満了で契約延長オファー済とか。
コータ・Mは強化部が過小評価しない限りは
残留してくれると信じたいです。
そんで最新の話題だとFC東京が木本に
オファーするとかしないとか?
今シーズン中に山下達也も引き抜かれた
セレッソなので、木本はゼッタイに
プロテクトしとかんとアカン選手。
10年前のセレッソとちゃうんやから
易々と逃げられんようにしてもらわんと。
監督は契約更新やが、強化部のトップが交代。
これがどんな芽が出るのかですね?
梶野さんはクルピとのコンビで
毎年の様に育てた若手が引き抜かれながらも
次の若手を据えて選手をサイクルしていた
実績ありますが、
クルピ時代と同じことをロティーナとも
一緒のことが出来ますか?
というと、それはちょっと分からないですね。
強化部が監督の思想・思考に合わせて
選手を揃えるか?
強化部方針で揃えた選手を監督がやりくりするか?
来季に向けた戦力編成で、
移籍の噂が先行してる実態、
ワタシあまり良い傾向には思えません。
ここで立ち遅れしない編成を期待したと思います。