大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

NPBはMarines、JリーグはCerezoを応援する、おっさんのブログ。娯楽もちょこちょこ書いてみます

《B'z》「B'z LIVE-GYM -At Your Home-」"BUZZ!!" THE MOVIE

《"BUZZ!!" THE MOVIE》(1996)

1. BLOWIN'

2. Pleasure'95 ~人生の快楽~

3. OH! GIRL

4. love me, I love you

5. TIME

6. 太陽のKomachi Angel (Acoustic Ver.)

7. 恋心 (KOI-GOKORO)

8. もう一度キスしたかった

9. Don't Leave Me

10. DRACULA TIME ※LOVE PHANTOM

11. ねがい

12. BAD COMMUNICATION

13. JAP THE RIPPER

14. ZERO

15. ALONE

16. 裸足の女神

 

☆サポートメンバー

明石昌夫 ベース・マニピュレート

増田隆宣 キーボード

デニー フォンハイザー ドラム

 

1995年夏に開催されたスタジアムツアー

ワタシ初のLIVE-GYM参戦したLIVE

会場は舞洲スポーツアイランド

今のセレッソ大阪練習場の北側になるのかな?

そんでこの映像の最初は千葉マリンスタジアム

からスタートするという

なぜか?ワタシのスキなモノが全部詰まってます。

 

1995年は年明け早々の1月17日AM5:46に

阪神大震災が発生。

この前日深夜に高校時代のバレー部

親友2名と一緒に夜な夜な遊んでおり

ひとりは当時ホテルマンで翌日休みだからと

「神戸にドライブしよう!!!」と言い出すも

『明日仕事やから、今日はカンベン』と

たぶん2時から3時頃帰宅し床に就いて

間もなくの5:46の大地震発生。

平日深夜でもキモチが乗れば朝まで遊んで

一睡もせず出勤なんてザラだった頃、

この時はワタシよっかもう一人の

ツレの中でも一番仲の良かったヤツが

強く拒否したので行かなかったってのが正解。

ワタシとその当時ホテルマンの二人で遊んでたら

行ってましたね。

 

それとこのLIVE。初参戦だけでなく

ワタシの人生でも非常に大きなことが

前後で起きた時期でもありました。

 

チケットゲットはたまたま朝観た新聞のTV欄の

下半分に【本日10:00より先行受付】の広告。

10:00前に近所の公衆電話行って電話するが繋がらず

家戻って家の固定電話でも繋がらず・・・

フテ腐れて諦めて洗車を庭で始めたら

家からオカンが

「Hjm、さっきの電話繋がったで」

とワタシを呼ぶ声。

飛んで行ってLIVEチケットと

当日の駐車券を予約。

当時の舞洲なんてホンマにナンもないトコだったので

野外ライブけっこうやってたし、

駐車スペースというか空き地ですねも存分に。

前述のイチバン仲の良いツレと行くこと決めました。

なんでオカンが電話したか?

ワタシが『繋がらない』としたことが

信じられずに試しに電話してみるも繋がらず。

多少イジになりかけてたら繋がったらしいです。

 

で、LIVEの約1ヶ月前ですね。

オヤジの舌癌が見つかりはするも検出が遅かった様で

それなりに覚悟しないといけない状態であること発覚。

始めてリアルに『ニンゲンの死』と向き合った。

ほぼ緊急で入院が決まり手術。

6時間に及ぶ手術で下の半分と舌から肩にかけての

リンパ腺を切除する大手術。

癌がリンパを辿っており、転移を防止するのに

リンパ線も転移先頭の癌から6σ程度先まで切除。

術後、オカンとワタシの二人は切除した

舌とリンパ腺を見せて頂きながら説明を受け、

お医者様からは【抗がん剤治療なければ5年】の宣告。

当時の抗がん剤は今よりもキツい時代なので

オヤジには一切ハナシせず、オカンと二人で

自然治癒に賭けること決めました。

この癌とは別に、翌年の96年の3月に

今度はホクロの癌、黒斑腫が見つかりまた手術。。。

転移ではなく、別事案だったですがね。

余命を宣告されながらも結局その後20年。

最後は多臓器不全で2016年に死去しましたが、

亡くなる数週前に医師からの病状説明受けた際に

「生きようとする気力が感じられない・・・」

と言われた際、パッと浮かんだのは

この95年と96年の大病経験し、

もう頑張ることに疲れていたのかなとか。

ハナシを元の流れに戻しますが、

手術後約1ヶ月の入院生活のスタート。

オカンは毎日病院へ。ワタシも仕事を定時で終え帰宅。

今でも弊社は許可者以外の自動車通勤禁止なので

1時間かけて電車で帰宅し、当時の愛車である

HONDAプレリュードXXを駆って

オヤジの見舞い&オカンのお迎えの日々。

 

『LIVE諦めなアカンかな・・・』とか考えてたけど

オカンからは「その日くらいはいいから行きなさい」

とずっと言ってくれており、

ライブ開催の週の半ばに退院の日程が

LIVE翌日に決まり

晴れやかな気持ちで臨んだLIVE。

これ以外にもエピソード沢山あるので

それは曲の感想の中で触れて行きます。

 

1. BLOWIN'

このツアーから参加のデニー・フォンハイザーの

ドラム伴奏でスタートし、稲葉さんの

「HEY! WiLL TO Rock'n Roll」(誤認あればスンマセン)

のシャウトから演奏が始まりLIVEがスタート。

ヤンキースのロゴ入ったテンガロンハットを被った

稲葉さんが歌いながらステージへ!!!

さぁ、LIVEがスタートです。

 

2. Pleasure'95 ~人生の快楽~

このPleasureはワタシにとってもPleasureで。

このLIVEに一緒に参戦したツレとのことですね。

このツレのカノジョも大のB'zファンで

ツレと付き合う以前に、前日のチケットを

ゲットしており、B'zファンの女友達と行く

こと決まっていたのですが、

当日、体調が凄く優れずに参戦辞退。。。

その1か月後、土曜の夜では無かったですが

夜、ツレから電話の着信。

当時はまだ携帯電話が普及始める入口も入口。

まだ家の固定電話が当たり前の時代。

家電にヤツから着信があり

『お出掛けオファー』かと思っていると

電話の一声が「オレ、結婚するわ。」

彼女の体調が優れなかったのは妊娠が理由。

慌しく秋から冬に差し掛かる時期に挙式。

ヤツはワタシと一緒でAHOやったのに、

今現在、子供さんは二人とも優秀な

大学卒業してすでに社会人として活躍中。

このPleasure'95、多少歌詞がアレンジされており

「一晩中オンナのハダカ」で盛り上がってた

アイツは突如結婚を決めてしまい、

「オヤジになって5年」としたトコは

原曲の「オヤジになった」がピタッとハマり

『おめでとうを言いながら、

時間の流れにナゼか唇噛んだ』けど

『止まれないこの世界で胸を張って生きるしかない』

フレーズを掻い摘んでジブンの足跡にはめ込んで

当時は居ましたね。

 

3. OH! GIRL

前奏のギターのトコが少し長くカッコイイ演奏。

たまに間違えてやり直すこともあったですね(笑)

原曲と比べるとRockに仕上がっています。

 

4. love me, I love you

この曲には相当の思い入れがある曲。

この曲がとっさに流れると、未だにまぶたが

熱くなってしまいます。

そんで今回もあるの判りながらも、

同時の記憶とオーバーラップし

また熱くなってしまいましたね。

当時入院中のオヤジの退院日が決まったのが

この曲のシングル発売日。

見舞い道中に近所のレンタルCD屋で

真っ新のCD借りて病院へ向かい

病室ついたらオカンが

「おとうさんの退院日、来週月曜に決まったで」

と一緒に「日曜日、楽しんでおいで」と

言って貰えたこと。

オヤジは舌を半分切除した関係で

まだ上手く喋れなかった頃。

オヤジも「月曜日、迎えにきてな」と言ってくれ

その時に心からホッとしたこと。

そして『Live当日までに憶えるぞ』とCDを

テープに録音し、翌日からのお見舞いにいく道中

ずっと【love me I love you】

をカーステで流してたコト。

LIVEではアンコールの2曲目だったハズで

前奏と一緒にサラリーマンに扮した稲葉さんの

PVが一緒に流れ曲が始まります。

「貶してないで、たまにゃ海も山も

【ヒトも】褒めろよ!!!」

尖ってた年頃なので【褒める】ことを忘れていた

ジブンに当時から、今でも言い聞かせる時が

ありますね(笑)

 

5. TIME

差し込みは2番から。

曲終わりの演奏の厚みが前のLIVE映像より

厚くなった印象かな?

名曲はその時々で違う味を醸し

心に響きます。

 

6. 太陽のKomachi Angel (Acoustic Ver.)

手拍子の煽りから始まるこの曲

野外ライブであったこともあり

全体のリズムが合わず、

ワタシが参戦したLIVEは手拍子の

やり直しをしたけど、イマイチなまま

演奏に入りましたね。確か。

TAKさんがアコステックギターを

明石昌夫さんがコントラバス?を

またいつもと情緒が違ってよいです!!!

 

7. 恋心 (KOI-GOKORO)

一緒に参戦したツレは「カッコ悪い」と

失笑していましたがっ(怒)

LIVEの一体感出すには欠かせない

恋心ダンス!!!

大学生のKOI-GOKOROって

こんなイメージなんかな?

青春っぽい歌詞がイイですね。

 

8. もう一度キスしたかった

これもB'zのバラードの定番中の定番。

『こんな一瞬の恋愛もしてみたいよな』

とか想いながら聴いてた曲。

ここまで綺麗では無かったが、

近からず遠からずはあったかも???

 

9. Don't Leave Me

B'zがRockに変貌した後、次のターニングが

この曲だったんじゃないかと。

発表当時は少々違和感受けたですが・・・

Liveでは稲葉さんがアコステックハープを

マイクと一緒に持つ姿、いや手かな?が

カッコ良くて。

この曲の良さは年齢重ねる毎に感じるように

なったかな?

原曲にはない、曲最後の演奏のラストの

稲葉さんのシャウトも凄くカッコイイ曲です!!!

 

10. DRACULA TIME ※LOVE PHANTOM

このLiveの最大の目玉ですね。

後に【LOVE PHANTOM】とタイトルが付き

シングルリリースされました。

この映像の最初の方のリハーサル映像では

【DRACULA TIME】とされていたので

あえてそちらを書きました。

宇徳敬子さんの「そしてワタシは潰される」の

コーラスがSexyです。

間奏時にドラキュラ伯爵の様な衣装に着替え

最後はマントを羽織り、ワイヤーで舞台セットの

天辺まで登り、最後に見事なDIVE!!!

『稲葉さんは何でも出来るヒト』

ってイメージがホンマに本人が飛んだと

信じ切っており、ワタシ含めて場内が

多少騒然としてたような記憶。

でも翌々考えると・・・

な、ワケないんですよ。んなワケが

 

11. ねがい("BUZZ!!"STYLE)

LOVE PHANTOM】のサビのオルガンの

引き名残とDIVEの余韻が残る中

増田隆宣さんのオルガンの前奏が流れ

ドラムのソロが響く中

パーカッションでリズム取りながら

稲葉さんがステージ下からエレベーターで

ステージに再び登場!!!

「最終電車に揺られて。捕まった手摺がベトつく」

当時、遊んでた反面、終電まで仕事することも

ザラにあった時代。

ただ終電で帰ってるだけで、この曲の

1フレだけをジブンに当て嵌め

カラオケで熱唱してましたね。。。

この曲のカッコイイのは最後のコーラス

「OH! Year KANAHETAMAHE

 KONO NE・GA・I・・・」と最後の

「OH! Year」の大合唱

ボルテージが上がります!!!

 

12. BAD COMMUNICATION

この曲もB'zの定番。

聴く度にテクノビードだったのが

Rockに変貌するのがまた絶妙。

2番からの入り、ショートバージョンって

言われる方の分。

最後の「BAD COMMUNICATION」のフレーズを

ファンのリズムから外し、アカペラで絶叫する声

凄く綺麗です!!!

 

13. JAP THE RIPPER

前回エントリーの渚園のLIVE RIPPERのOP曲

このLiveでは本編のラス2で演奏。

前回よりも重厚感が増し、更に演奏に

凄味が増している印象です!!!

 

14. ZERO

この頃のLive映像観てて改めて『凄い』と

感じるのが、曲に切れ目なく前曲からの

流れで次の曲になだれ込むこと。

この入りは「3人目のB'z」である

明石昌夫さんと稲葉さんのコーラスバトルから

【ZERO】のサビ部分のコーラス。

たぶんこの映像が明石昌夫さんがいる

最後の映像なんじゃなかったかな?

そんな視点で眺めると、、、

ちょっと違う感情移入もあったりしたり。

B'z初期、確実に明石昌夫さんは

『3人目のB'z』であったこと。

【B'z創成期】完成型の集大成の演奏が

この【ZERO】の演奏だったんじゃないかな?と

このエントリー前に視聴していて感じました。

 

15. ALONE

アンコールの1曲目ですね。

稲葉さんのピアノの弾き語り。

確か沢口靖子さん主演の「ホテルウーマン」

とかいうドラマの主題歌でしたね。

この曲もLiveでは稲葉さんのピアノ弾き語りが

定番となったですね。

この曲もですかね?イチバンの盛り上がり処

最後の「I was Born to Fall in Love・・・」

から始まるコーラスのトコ。

最後はアカペラから低音のド?の音で終えます。

 

16. 裸足の女神

Live本編では【love me I love you】の流れから。

この曲の入り、ギターのシャウトから始まり

オルガンの高音域での前奏。

こっから元気になれる曲。

元気になれるながらも『これがLive最後の曲』

と認識した瞬間『終わらないでくれぇ~』

って心境になった記憶。

2番のサビから間奏の時間、

カラオケだったらヘンな空気流れますが

Live映像のこの時間、この演奏。

色んな想いが交錯しギターのシャウトから

手拍子しながらの「OH! My 裸足の女神よ・・・」

「風に消されることのない喜び探そう」からの

ドラムの響きとギターの「キュィーン」音。

そんで演奏が更に迫力を増し、

「心から誰かに微笑む、キミの肩を引き寄せたいよ」

から「NaNaNa・・・」の大合唱。

「NaNaNa」の合唱と松本さんの演奏がコーラス

するトコもいいんですよね。

最初はバンドの演奏があり

途中から稲葉さんのボーカルとファンの合唱。

そして最後は稲葉さんのアカペラ

「サンキュー」のシャウトから

最後の演奏・・・

花火が弾け、花火の鳴る音に負けない演奏。

 

色んな想いの詰まった、ワタシにとって

凄く特別なLiveが終わります。。。

 

あれから25年ですか。

 

震災から世間は復旧が始まった辺り?

 

そして25年後の今現在は

コロナウイルス禍での自粛。

 

なんでも、この期間限定の映像無料配信で

B'zのYouTubeチャンネルの登録数が

10万以上増えたとか?

 

 

この1ヶ月ちょっとでどこまで視聴できるかな?

 

次の視聴はメイキングの映像は飛ばして

LIVE-GYM '99 "Brotherhood"~

視聴後にアップしたとい思います。