大阪からマリーンズを応援し、地元でセレッソを応援するおっさんのブログ

NPBはMarines、JリーグはCerezoを応援する、おっさんのブログ。娯楽もちょこちょこ書いてみます

《セレッソ》クォリティ差があるからこそ、、、

2021年 3月 3日(水)

J1 第11節 @等々力陸上競技場

セレッソ大阪 2 - 3 川崎フロンターレ

 

先週末にJ1開幕し、開幕の次節は

いきなり11節。

4月末のACL絡みでの前倒し開催です。

 

スタメンにSUBを観ると、

驚きが奥埜がスタメンどころかベンチ外

奥埜にナニがあったのか?これ衝撃。

これは順当?なんかですが

豊川がまた居ません。なんかスぺ体質ですね。

前節SUBで出場なかった中島元彦もベンチ外

替わりに松本泰志・西川潤・松田力

ベンチ入りしています。

 

ナニが驚いたってって、

最近かなり仕事が落ち着き帰宅が速く

この日も18時30分頃に帰宅し

DAZNにアクセスすると

C大阪2-1川崎】

『うっ、、、ウソやろ???』

意味不明にリードしています???

 

しかし試合展開は完全にフロンターレさんに

いいようにボールを回されています。

 

やっぱ川崎フロンターレさんのサッカーは

成熟度がハンパないですね。

少々メンツが変わってもやってることは一緒。

その精度を上げるためにメンツを変えながら

クォリティ上げてる部分と、

そこに選手がフィットしていくとこと。

 

開幕してまだ2試合ですが、

ゼロックスに開幕戦にこの11節の3ゲーム

川崎さんのサッカーを眺めていますが、

やっぱ他のクラブとは成熟度が違う印象。

 

ワタシのイメージでありますが、

川崎さんのスタイルって

大きな「鳥かご」しながらタテに推進し

BOXまで来たら「パス&GO」

次々とスペースに選手が湧いて出てきます。

 

そんな相手にセレッソのDF陣も

マティ・ヨニッチという柱を失いながらも

昨年はマティの隣でプレイしてた

瀬古歩夢が中心となり、その隣には

1学年下の今季J1デビューした

西尾隆矢も奮闘してる。

両翼のマルに陸も含めてブロックし、

地味に今季加入の原川もイイ。

 

やけど川崎の攻撃スタイルは更にその上。

その中でも三苫薫は別格ですね。

結局このゲームは案の定、逆転敗戦しましたが

3点目になった三苫薫のプレー。

あれも「パス&GO」でしたよね?

陸も判ってたようですが、

動きを目で追って反応てたら【間に合わない】

インスピレーションと運動能力

どっちも速い、速すぎる。

駆け引きなくハナッから決めてた印象、

またそのインスピレーションを

パスの出し手のレアンドロ・ダミアン選手も

【ミナまでゆーな、ミナまで】と言わんとばかりに

スッとパス出してズドーン!!!

 

そら止めれませんわ・・・

BOXに侵入され、レアンドロ・ダミアンの前に

DFが入れていない時点で負け。

 

そーゆーシチュエーションを

繰り返い×2メイクするサッカーは異次元です。

 

 

そんな相手やからこそ【必死さ】が欲しい。

セレッソのメンツもみんな【必死】で

プレイしてる姿、ピッチから感じました。

加入に大反対だった大久保嘉人を観ていても。

ええオッサンが『ここぞ』と見るや

最大加速でランしてる。

さすがにスピードは落ちたが、今できる【全力】

プレイで示してる。

一昔前は周りに「要求」ばっかりしてましたが

この2ゲーム観る限りでは、

見苦しく要求してる姿は見えませんね。

ちょっとワタシも彼のミカタを変える必要を

感じています。

 

それは大久保嘉人だけでなく、

右サイドの坂元に松田陸

坂元もゼッタイ走ることに手を抜かないし、

松田陸にしても『どんだけアップダウンすんねん?』

ってほど、全速力で攻撃参加し帰陣する。

 

他にもあげたらキリないですが、

昨年までのロティーナのスタイルは

ゆーたら【省エネ】だったですが、

今季のクルピのサッカーは【走ってナンボ】

フィジカルトレの少ない監督ですが

走れないと成立しないサッカーするのが

レヴィー・クルピのスタイル。

 

でも走っても×2、それをカンタンにいなすのが

川崎フロンターレの鬼木サッカー

 

あんだけ走ってもチャンスが作れない。。。

 

だからこそ非常に目に付いたのが(怒)

高木とっしーと交代でINした

 

西川潤

 

『もうバルサでもドコでもはよ行き。

クラブに移籍金と後の育成費落としたら

別にキミ、もーいーよ』

 

まだ戦術が把握し切れていないのか?

元々から【王様】でサッカーしてた?

とにかく『走らない』

解説の水沼貴史さんも言ってましたね

「奪われてから取り返しにいくトコが

三苫なんか比べると物足りない」とか。

だって取られても悔しがるのが先で

追いかけないモン。

 

あの三苫薫でさえ、後半終了前の交代直前

サイドに流れたルーズボール

一瞬反応していたが追えなくなってましたよね?

完全にガス欠してましたね。

あの【三苫薫】でさえ、ガス欠するまで

ゲーム中は走っています。

 

『育成のセレッソ』で海外へ飛び立った

直近で(かなり前になったが)

南野拓実もそう。

パスは出さへんかったですが、

ボール受けたらペナルティアークまでは

常に全速ドルブルで斬り込んでいた。

 

西川潤は【プレースタイル】が

そんな選手じゃないのかも知れないですが、

どの選手よりも確実に『走っていなかった』

むしろ大久保嘉人が叱り飛ばしてる姿を

観たくなったほど。

ワタシにはサボっていたようにしか

映らなかった。

 

クルピが開幕前の注目選手で

西尾隆矢と加藤陸次樹の名前を挙げたが

西川は、記事がムリクリ名前挙げた?

文面からそんなニホイがした。

恐らく見抜いているんでしょうねクルピは

「ニシカワはマダマダ」と。

 

あんなプレーしかせーへんやったら

もっと高木とっしー観たかったわ。

最後の交代カードで松田力が準備始めた時

『西川と替えてくれ』って思いましたもん。

 

怒りが何倍増になるのは、

マスコミの報じ方も。

 

明らかに数年前まで同順で扱われていた

久保建英との差が広がってないですか?

久保も今は苦難な道を歩んでる様ですが、

彼はJに舞い戻ってから再び欧州へ

飛び立つ過程で

「FC東京になくてはならない選手」

まで数年で登り詰め、サッと海外へ飛び立った。

 

けど西川潤は【立ち止まったまま】の印象。

これはセレッソの育成方針にも

見誤りがあったのか?暗にそんな契約してたのか?

『せめてU-23でも常時出場していたら?』

それはこのゲーム眺めていて感じましたね。

 

開幕から大抜擢された西尾隆矢を観ていると。

J1からしたらJ3は2つ下のカテゴリーですが

広い世代とガチゲームで対峙するコトって

若い世代にとっては有益なことなんかと。

あの西尾のボディーなんかもそのひとつ?

 

西川はずっとトップチーム帯同しながらも

ほぼ公式戦は出場ないし、

練習試合と公式戦では強度が違う。

そんなトコでも立ち遅れしてるのかな?

 

とにかく、今のままではゼンゼン

おハナシにもなりません。

 

負けることを織り込んだらアカンですが

まぁ、これは紛れもない実力差です。

 

だからといって悲観するのか?というと

そうではないかな?と。

まだチームとして出来上がっていない時点で

完成・成熟しきった川崎フロンターレさんに

大惨敗したワケでないとこは明るいのかな?

内容は大惨敗ですが、あんな内容なるのは

セレッソだけじゃなく、どこも概ねですから。

 

すぐに次節のFC東京戦が訪れます。

 

今節ベンチ外を含めてどう編成してくるか?

 

「育成のセレッソ」と言われた時代、

満足に戦力揃わずやりくりしてた

レヴィー・クルピ監督

今の戦力をどう見ているか?

あの時よりもアタマ数もクォリティも

上っているんではないかと?

 

その素材をどう毎節使い分けるか?

そこ密かに注目しています。