現地観戦でしたっ
ウィークデーの試合観戦で開始前からってのはいつぶりかな?
先発は
マリーンズ 岩下大輝
タイガース 秋山巧巳
ともに背番号【46】を背負う者同時の対決です。
コロナ禍で入場制限のかかる甲子園球場。
両アルプススタンドは無観客、
外野席も恐らく1/5程度しか販売していない?
今回陣取ったバックネット裏は1/3程度かな?
とにかく静かです。
どれくらい静かかというと、
秋山投手がボールをリリースする際に
リキ入れた時の「フンッ」って吐息が
聞こえてくるくらい静かです。
静かなのはスタンドだけでなく
マリーンズ打線も・・・
球数だけでいくと、岩下の方が少なかったんですが
タイガースさんに『ワンチャン』与えたトコ
全部得点に繋げられてしまいます。。。
淡々と進んでいくこのゲーム、
2回にレアードのヒットあったゆーても、、、
ショート / レフト間に上がった打球を
中野選手もマルテ選手も見失ってポトっと落ちたヤツ。
誰も触ってないからヒットですが、実質はエラー
ワタシ相当イニング進むまで、上がった打球、
ゼンゼン見えない。すぐに見失ってました。。。
しろーとのワタシが見えへんかったらどやねん?
ですが、物凄く上がった打球が見え難かったのは確かです。
岩下のピッチング、悪くなかったと思いますが、、、
【自滅】してた印象ですね。
2失点した3回ウラも、
先頭カンタンに歩かせて、続く秋山投手にも
カンタンに送りバント成功させてって流れ。
『イヤな雰囲気』しかなかったら案の定・・・
パタパタっと2失点したら自身でネジ締め直して
みたいな。。。もったいないなぁ~
内野黒土ならではの風景。
40年前ならフツーの光景が、今ではレアに映ります。
結局、8回オモテの角中のツーベースまで
『実質ノーノー』の打線。
秋山投手&梅野捕手のコンビネーションに
狙い球を絞らせて貰えず
手玉に取られます。。。
色々とファンからの不信感を一身に受ける河野コーチ。
1回から9回まで、相手投手の投球練習中も含めて
ずっとこの位置で相手投手を分析していましたね。
このゲームはナニを見出したのか???
秋山投手、マリーンズが【苦手】なタイプの投手ですね。
ストレートは140キロ出ない程度ですが、
110キロ前後のナックルカーブを要所で上手に挟んだり
勝負球にしたりと、全く的を絞らせてもらえなかった。
多少のコースの出し入れで違いはあったでしょうが、
【失投】と言われるモンもなかったと。
せっかくの現地観戦で『ノーノー』見せられるか・・・
と焦りましたが・・・
それくらい良いピッチングだったと思います。
マリーンズは岩下の球数は少ないものの
打順の巡ってきた6回オモテに代打加藤を起用。
やっぱ加藤は冷遇かな???
アッサリとこの打席だけで退き、
マウンドに横山が登場。
恐らくプロ初の1軍マウンド???
投球練習中の「パスン・・・」みたいな
威力を感じない球質に『大丈夫かよ・・・』と。
岩下や秋山投手のソレとはミットの音がゼンゼン違う。
すぐに浦和送還かな?とか思いましたが!!!
打者との対決なった途端、別人の様な球質に変貌。
ストレートは140キロ後半連発。
キャッチャーミットの音も岩下・秋山投手と遜色ない音。
ワタシもビックリしましたが、後ろの席のおっちゃん達も
「ピッチング練習とゼンゼン違うやん」と。
威力あるストレート投げますが、
全部シュート回転するので、
右打者には脅威ですが、左打者にはうってつけ。
今後のポイントは【vs左打者】なんじゃないかな?
このビジター甲子園の阪神戦、最大の目玉はこのヒト
7回オモテ、安田で攻撃終了し投手交代。
サード安田に代わり、ピッチャー小野郁
ピッチャー横山に代わり、
サードに鳥谷が入ります
で球場一気にヒートアップ!!!
鳥谷も交代アナウンスあるまで、グランド出てなかった。
またこの辺もニクい!!!
アナウンス受けてベンチを出て、
ベンチ前でキャッチボールしてからグランドに、
【声だし禁止】の観戦ルールそっちのけで
「とりたにー」なんて声援もチラホラ
マリーンズ応援では絶滅したメガホンを打ち鳴らす音。
未だトラファンのハートを鷲掴みしております。
で、ゲーム終盤の見せ場は『鳥谷敬』なんですよね?
最初の見せ場は8回オモテ。
角中のツーベースから藤岡のタイムリーで1点返し
1アウト1塁でマリーンズは代打アジャ。
次の打席は鳥谷敬!!!
『アジャ、ゲッツーだけはアカンぞ。ゲッツーわ』
ゆーてたら、案の定の・・・ショートゴロ
6-4-3のダブルプレーでチェンジ。。。
あのなぁ~アジャよ。。。
ランナーおいて鳥谷敬!!!の重要性、
分かってるのかね?
鳥谷が打席立てば、スタンドはみんなこの瞬間だけ
「阪神ファン」から【鳥谷ファン】に寝返るの。
あの空気感、ピッチャーたまったモンやないと思うの。
あんだけ手も足も出ん秋山投手を崩してするんは
アノ展開しかないのっ(怒)
ホンマに、あっこは空気感じて、三振で良かったです。
マリーンズで空気読めなかったのはアジャですが、
最後の最後で「空気読めず」に試合をブチ壊し
かけたタイガースのゴエちゃん、江越選手。。。
中々、彼も【持ってますね】
8回ウラ、2アウから大山選手四球の代走で登場。
2点差でまさかの初球盗塁敢行!!!
マリーンズはこのイニングから捕手が宗接に交代。
ここ見越してのスチール敢行ならアッパレ。
慌ててセカンド送球するも送球が全くセカンドベースまで
届かない送球でゆうゆうセーフ。
イニングまたぎの小野郁ですが、、、
ハーマンの代役の最右翼と目しているが、
あのノーコンっぷりではハナシにならん。
『あーあ・・・失点するな。。。』
とワタシはゲーム壊れたと判断しましたが、、、
2球目の小野のセットポジション中、
ノーマークと判断したんかな?
エゴちゃんおもっきりスタート???
宗接がすぐに気付き、小野郁もマウンド外し
3歩ほどエゴちゃん追い込み2塁送球!!!
けど、またコレがビミョーな送球・・・
ですがゆうゆうタッチアウトでこのイニング終了。
自作自演のエゴちゃんにエンターテナーを見ました。
が、これだけで終わらなかったエゴちゃん劇場。
9回オモテ、タイガースのマウンドに
スアレスが登場。
ホークス時代をビミョーに知ってるダケに
どこまで成長してるのか?に注目。
自信なのかな?ストレートは元々速かったですが
こんなストライクゾーンにポンポン投げてくる
記憶はなかったですね。
ホークス時代より数段レベルアップしています。
そんなスアレスと最初に対戦するのは
【鳥谷敬】
常に打席に立ってない鳥谷に
あのストレートをはじき返すのは難しかったか?
ショートゴロで1アウト。
1塁までの全力疾走にスタンドから
大きなメガホンを打ち鳴らし鳥谷を称えます。
やっぱNPBはイイなぁ~
荻野貴司のショートゴロで2アウト。
『この二人にストレート1本で通用するか?』
とワタシが最後に期待した
マーティンと中村奨吾。
さすがでしたね。
マーティンは4球目をはじき返すも
日頃は飛ばない三遊間を破るレフト前。
をエゴちゃんがポロンチョしてしまい
マーティンは2塁到達。
そんでですね、なんやゆーても
今季の中村奨吾は【天才】ですね。
160キロのインコースを引っ張り込んで
レフト前に運ぶバッティング。
かつての山田哲人が「コイツにはかなわない」と
思わしめた【天才選手】中村奨吾。
今季の奨吾はマジで凄いと思います。
ここで一気にスタンドの雰囲気わ。。。
A級戦犯にエゴちゃんを差し出すよーな。。。
「ダークサイド」の阪神ファンの顔を
ハッキリと見せ始めます。。。ハイ。。。
鳥谷敬に同じ声援を送ってた方々とは
明らかに異なるオーラーがスタンドを
観客少ない分【ユルく】包んでいました。
さぁ、マリーンズのラストチャンス。
代走に和田康士朗
※ワタシ気付いてなかったです。。。
小野郁の打順で代打エチェバリア
パワー勝負にエチェをぶつけますが・・・
センターフライでゲームセット。。。
現地観戦で負けたんは残念ですが、
秋山投手の【実質ノーノー】
見せられるか?と覚悟してた分、
終盤の追い上げ見れたので
メンタルのダメージは限定的でしたね。
もっと打線があーせーこーせー以上に
秋山投手のピッチングに
梅野捕手のリードが良過ぎました。
1勝1敗で迎えた3戦目。
マリーンズは佐々木朗希が先発。
ですが、大阪から甲子園のエリア、
本日明け方より、ずっと雨が降り続け。
傘がないと外出できないほどの雨が
降り続いています。
日程消化の厳しい交流戦なんで
小雨になったら強行しそうに思えますが、
かなりグランドコンディションも天候も
悪そうなコト考えると、
今日は中止でいいのかな?